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読書記録:【日本再興戦略 落合陽一】少子高齢社会先進国である日本の未来は明るい!

問題視されがちな
少子高齢社会を
突き進んでいる日本。

それを再興(再考とも言える)
するためのグランドデザインを
提示した一冊である。

そもそも

私の個人的な見解だが
そもそも、
現在の日本における
大きな問題は
ビジョンやグランドデザインが
曖昧、持っていないことだと考えている。

個人の多くは
自分の人生のビジョンが
見えていない。
国家でさえも
これからの100年どうしたいのか
ビジョンやグランドデザインを
国民に提示できていないと感じる。

この本は
その問題に
真正面から切り込んだ1冊
だと思った。

未来は明るいか?~①少子高齢社会~

人口減少が
叫ばれる日本。
マスメディアでは
それを嘆くだけの論調が多い。

そんな中、
落合先生は
「人口減少・高齢化がチャンス」
とはっきり明言している。

日本は世界のどの国より
高齢化、少子化が高速に進んだ
社会だ。
逆を言うと、
世界より20年早く
少子高齢社会へのソリューションを
生み出すことができるというのだ。

発想の逆転だが、
言われてみればそうだ。
高齢化に対応したビジネスは
間違いなく世界中で求められる。

日本で良質な高齢者ビジネスの
構造が生まれたら、
それをそのまま輸出することができる。
これ、めちゃくちゃ儲かるでしょ…?
と素人の私でも思う。

少子化による人口減少についても、
社会の機械化を促進する
好材料の1つと
落合先生は捉えている。

たしかに
最近コンビニの無人営業など
人口減少に対応した
社会システムの構築は進みつつある。
実際それに反発は少ないし、
これからもどんどん進んでいくだろう。

未来は明るいか?~②政治分野~

日本は
仮想通貨(トークンエコノミー)との
相性がいいようだ。
たしかに現状でも
ポイントカードは死ぬほどある。

落合先生の提案として
おもしろいのが、
地方自治体がICOすればいい
というものだ。

もし北海道がICOしたら、
落合先生の見立て通り
少額だとしても出資する人は
多いだろう。

予算があれば、
インフラの再整備や
自動運転の自動車の整備などに
力を注いで
世界に先駆けた
より魅力あふれる観光地になることだって
可能なのだ。

小さい街からでもいい。
早く誰かが
ファーストペンギンになれば
いいと思う。

未来は明るいか?~③ワークアズライフ~

落合先生は
ワークライフバランスを否定する。
その代わりに、
”ワークアズライフ”を提唱する。

読んでいて非常に納得した。
日本人は、
仕事と生活の分離を
苦手とする人が多いという。

私自身も非常に苦手だ。

だからこそ、
人生の一環として仕事を
組み込んでしまうのには賛成だ。

そういう意味では
現状、複数の職場や仕事を
行ったり来たりしている
今の状況は理想的だと思っている。

最後に

大変
学びと考えさせられる
1冊だった。

その分、
書きたいことのボリュームも多く
レビューを書くのを
ひと晩寝かせたほどだ。

とりあえず、
印象に残った
日本の明るい未来像について
まとめてみた。

結果、
よくわからない
まとめ方になっている気もする。

近々、
落合陽一にテーマを絞った
読書会を開催するので、
そのあとに
また書き直すかも。


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