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読書|発達障害「グレーゾーン」生き方レッスン

前回に引き続き…

今回は同じジャンルの
こちらの本の一部をご紹介。

こちらの本は2作目で、
1作目も過去に読ませて頂いていた。

いずれも「発達障害もどき」や
「グレーゾーン」という表現をしており、
「発達障害」と分けて考えている。

今回も一部をご紹介させて頂きます。

・ASD(自閉スペクトラム症)傾向の人の特徴①

ASDのグレーゾーンの方は、そもそも身体感覚に対する関心や注意が乏しいということが多い。
病気や怪我を放置してしまい悪化させたり、病院に行ったときには重症化していて、治療に多くの時間とお金をかけてしまう。
「自分に体があること」を忘れているのだ。
関心のあることに集中しすぎたり、特定のことばかりに気を取られたりして、自分の体がどういう状態にあって、どう感じているかといったことは素通りしてしまう。
一方では敏感で、一方では鈍感。
じっくり何かを味わったりするのは苦手で、ただ栄養補給や空腹を満たすために食べているので、何を食べたのかあまり意識がないため、肥満や痩せ型のような両極端な体型になりやすい。

体のサイレンが聞こえないというのも
大変だと感じた。
本当に注意をしなくてはいけないことを
常に意識したり、周りに教えてもらったりしないと
いけないということかも。

・ADHD(注意欠乏・多動症)タイプの特徴

体を動かすことに優れるがせっかちで飽きっぽいため、先生の話をしているときには、もうその話に飽きていて他のことを考えている。
せっかちを改善するには、自分の体で感じている感覚に注意を向け、それをゆっくり味わいながら、体とやり取りすることである。

これってプールが凄く良いということかも?
水の中では陸よりゆっくり体を動かす。

・うつ病や発達障害と運動について

研究結果によると「運動」は薬物治療に匹敵する治療効果があり、再発リスクの点では薬物治療に優っている。
しかし運動も楽しいことばかりではない。そう簡単には技術向上はしないし、勝負の世界もそんなに甘くはない。そんなイバラな道の運動を楽しみに変えていく必要がある。
そのため大人になってからグレーゾーン改善のために何かスポーツを習うならば、「運動教えてくれる先生」ではなく、「運動の楽しさ」や「真の楽しみ方」を教えてくれる先生に習うことをお勧めする。

まさにその通り。共感!

・ASD(自閉スペクトラム症)傾向の特徴②

同一の行動パターンやルーティンを強く好む傾向がある。
周囲から見ると「こだわり」が強く感じる。
「やりすぎ」には注意して、「食べるもの」や「行動」「付き合う人」「話の内容」に偏りがないか?を日々心掛ければ、健康と長寿、そして良好な対人関係に繋がる。

グレーゾーンでなかったとしても、
意識した方が良さそうな内容だ。

・誘惑に弱い脳との付き合い方

グレーゾーンの方は、基本的に「衝動性のコントロールが弱いタイプ」になる。予定外の買い物で浪費をしたり、食べだすと止まらなくなったり、何かに夢中になると他のことはどうでも良くなったりする。いつも、後で後悔するのだが、また同じことを繰り返してしまう。
買い物の衝動性対策は、財布に二千円しか入れない。クレジットカードは絶対に持ってはいけない。不便ならデビットカードを持つ。
買い物であれば、ギャンブルであれ、依存している人の脳は、少しでもスキを与えると、一気にそちらに突っ走ってしまう。
最善の予防策は、「最初の段階でスキやきっかけを与えない」ことだ。

そうならないように予防!

・グレーゾーンの人が人生を左右する鍵

それは「愛想が良いか悪いか」だ。
この愛想というのは、普段から意識していれば、それほど難しいものではないが、突然愛想良くと言われてもうまくいかない。自分が愛想良くしたつもりでも、あまり魅力的なものにはならないだろう。相手の心を溶かすような愛想の良さを身につけるためには、それなりの努力と訓練が必要だ。

・愛想の応用

グレーゾーンの人は概して、反応が悪い。挨拶されても気づかなかったり、気がついて返しても、口の中でもごもご言うだけで、相手は無視されたと思ってしまうことが多い。
更に目上の人の前でも「姿勢が悪い」ことが多く、座っていても「あぐら」をかいたり、「足を組んだ」り、「脚を開いてだらしなく座っている」ことが多い。こんな些細なきっかけでイジメを受けてしまったり、人を不機嫌にさせてしまうのだ。
本人は相手にどういう印象を与えたかを全く自覚していないため、知らないうちに不幸な誤解がおきる。

逆に愛想が良い人は、相手からかけられた言葉に耳を傾けて、相手をしっかり見て、もぞもぞボソボソではなく、ハギレよくちゃんとした言葉で答えている。姿勢も良く、身振り手振りも豊かだ。これが相手を大切にしているという姿勢。

異性に人気がない人の共通点は、表情が乏しく、反応も乏しいことにある。そういう人は、得体の知れない、不気味な印象を与えてしまう。

もちろん、愛想が悪くても成功している人はいるが、「実力以上」に成功している人は、共通して愛嬌がいいということ。

最後の部分が本当に納得がいった。

・相手が嫌な顔をしたらストップ

社会の基本ルールでもあり、特にこだわりが強い人が失敗しないために気をつけたいのは、相手が「嫌!」のサインを出したら、すぐさまストップをかけることだ。極めて基本的なマナーに思えるだろうが、ハラスメントやトラブルは相手が出す「ノー」のサインを無視して突き進んだことによることが圧倒的に多い。「!?すみません…、今のは言い過ぎました。◯◯さんの都合も考えずに、すみません。」のようにストップ。
その第一サインをよく相手を見ていれば簡単にわかる。しかし、そのサインを見逃すため、相手が不機嫌になり、それに対して「攻撃を受けた(自分が原因なのに)」と勘違いして、不機嫌になったりイライラしたり、不安になったり、人嫌いになるのがASDの特徴でもある。

確かに…
自分の発言で周りの人がどういう反応をしたか?を
意識することはとても重要。

・グレーゾーンの人は推測を事実と混同してしまう。

そのため、だれも予想できない、とんでもないミスを犯したりする。思い込む力が強い。

対策として、頭の中で、「事実と推測を切り分ける」だけで、頭の整理がつきやすくなる。

毎日、日記などに気持ちを書き出すことで、
現実と推測を分けることができる。

・自分の失敗パターンに気づく。

うまくいっていた時のリズムを大切に。
うまくいってる時ほど気を引き締めて。こういう時こそ、コーチ役を誰かに任せる。

「世間での自分の価値」を高めてくれる人が、あなたのメンターになり、あなたにとって学ぶべきことが多い人。

師匠にもそう感じている。

以上になる。

この著書を
読んでいて思ったことだが…

それは
「グレーゾーンでなくても大切なこと」
だった。

何か、事がうまく運ばないときに
意識した方が良いことなのではないか?
…とも思えた。


気になった方は是非、
書店で手に取って頂きたい。

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