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Q&A|コントロールできる範囲とは?

ご質問頂きましたので、
答えさせて頂きます。


Q.
先日、レッスンのときコーチに
「泳ぎをコントロールして下さい!」と
言われて(なんのことやら?)と思っていたら
森せんせーの練習メニューにも
「泳ぎをコントロールできる範囲で」と
書かれていました。

「コントロール出来る」
もしくは
「コントロール出来ていない」
の違いはなんですか?

A.
ご質問ありがとうございます。

練習中に
同じことを言われたんですね☺️

私と、
そちらのコーチが同じことを考えているか?
…は、わかりませんが
私が個人的に考える
「泳ぎのコントロール」とは、、、


①「フィジカル(肉体的)」のコントロール

②「テクニック(技術的)」のコントロール

③「メンタル(精神的)」のコントロール

の3つのジャンルがあります。

順番に解説させて頂きますね☺️


①フィジカルのコントロール

まずは
「フィジカル」です。

例えば、、、

陸上で重量のある重りを持ち上げたり
何かを支えようとして
筋力の限界が近づくと
筋肉が小刻みにプルプル揺れ始めますよね?

陸上では
このプルプル感(筋力の90%以上)が
「フィジカル」が限界が近づいている証拠です。

しかし、
水中ではこのプルプルきてしまった時点(90%)で
「コントロールできない状態」に
なっています。

このプルプル状態では、
水中で水をつかめず壊してしまったり、
ぶれたりしてしまいます。

対策としては、
「筋力の底上げ」か
「出力を下げる」です。


「筋力の底上げ」は、
単純に筋トレですね。

「出力を下げる」は
テンポを落としたり、
水を軽く押したりすることです。

水泳の習い始め時期は、
陸上での力の使い方では
出力が強すぎるので、
まずは「出力を下げる」
…が、ほとんどです。

「筋力の底上げ」は
この後に出てくる
「テクニック」が向上していくうちに
泳ぐのに必要な筋肉が理解できてきますので
その後に行うと効果的です。

②テクニックのコントロール

「テクニックの向上」に必要なことは、
腕や脚のような四肢の力ではなく
身体(広背筋など)で
推進力を生む練習をすることや、
スカーリングなどで
水を効率よくとらえる練習をすることです。

水泳には
数多くのドリルやコツがあります。

そんな「テクニック向上」の
お手伝いができたらと
YouTubeのとらふぐチャンネルでも
たくさんのドリルやコツを
ショート動画で公開しています。


③メンタルのコントロール

メンタルと言っても、
一言で泳いでいるときの「集中力」のことです。

どんなに
フィジカルがあっても、
テクニックがあっても、
このメンタル(集中力)が欠けると、
泳ぎのコントロールがし切れなくなります。

尚、
「集中力」は「睡眠」が不足すると
簡単に激減します。

睡眠が大切な理由は
このためでもあります。

その他のメンタルに関わることについては、
こちらのブログで
たくさん紹介していますので、
もし宜しければ参考にされて下さい。


④まとめ

フィジカル
✖︎
テクニック
✖︎
メンタル
||
泳ぎのコントロール力

以上になります☺️

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