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子どもとの対話から生まれるオモシロ思考

こんにちは、森本といいます。

福岡のCAN!Pに所属して、探究学習スクールや民間学童を運営していたりします。

2児の男の子の父親として、子育ても楽しくやっています。

前にnoteを更新してから2ヶ月経ってしまいました、、、
今日はなんとなく書きたいことが出て来たので、久しぶりに書いていこうかなと思います。

息子と寝る前に話していて感心したことがあり、そこから「子どもって勝手に仮説を立てて世の中を見ている」んだよなと考えさせられたので、記録として残しておこうかなと思っています。

小4息子の自学の宿題がおもしろかった

僕が仕事から帰って来るなり妻が「けいた(息子)の宿題がおもしろいから見てよ」と声をかけてきました。

それがこちら。

見づらいんですが、ツバメの巣作りについてシュールなイラスト付きでまとめてあります。

一応僕も教育の仕事に関わる端くれですから、息子の宿題を見て感じたこととして、
・題材がおもしろい
・文章が上手く書けている

といったところでしょうか。

なんとなく気になったので、それとなく息子に尋ねてみると「前にテレビで見たのを覚えてた」とのこと。

おもしろかったのはここから。

知識を日常に仮説として転用している

息子がスズメの生態について教えてくれました。

「スズメって何で電線の真ん中にとまってるかしってる?」

と聞いてきたのです。知らないと答えると、

「カラスが電線の端にとまってるかららしいよ」

と。

「この前電線の真ん中にとまってるカラスがいて不思議だなぁと思ってたんよ。そしたら、次の日カラスが落ちて死んでたんよ、、、真ん中にとまってたからかなぁ」

真偽のほどは定かではありませんが、この思考に至ったプロセスが面白いなぁと思いました。

どうやらスズメとカラスの知識もテレビを見て知ったらしいのですが、それを日常の中でふとした疑問として感じていたようなのです。

息子の例として書いていますが、きっと多くの子どもたちが日常の中で、自分なりに仮説を立てて考えているんだと思います。

きっかけは対話である

こうした息子の思考の断片が出てきたのは対話がきっかけでした。

宿題を題材にして、
・どうやって知識を得たのか
・どう感じたのか
を丁寧に興味を持って聞いたことで、息子が自分の考えたことを言葉にしてくれました。

僕はなるべく日常的に、

「今日何かおもしろいことあった?」

と、聞くようにしているのですが、まあほとんど「別にないけど」と返ってきます。

それでもよくて、とにかく聞いてみて何か面白い思考の一端に触れられる瞬間が出て来ないかなぁと待っています。

我が子から理路整然と話してくれることなんて、まずなくて、現れた「こんな風に考えてみたんだけど」という仮説の断片を拾いながら対話で広げていくことに面白さを感じています。


いかがでしたでしょうか。

何げない息子とのやり取りを少し整理して書いてみました。

仕事や家事・育児で忙しいお父さん、お母さんでも、お風呂や寝る前の時間を使って「今日は何か面白いことあった?」と聞くくらいはできる気がするので、結構おすすめです。

「へぇ、あなたそんなこと考えてたのね」

という我が子の新しい一面に出会えるかも。
お試しくださいね。では、また!

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