中小企業はブラウザを閉じてください
この投稿は大変危険です。
特にブランディングや顧客ロイヤルティといった言葉を最近知った、伸び悩んでいる中小企業でそれなりの地位を築いている方は絶対に見ないでください。
そんな方の悩みと心を一刀両断する言葉が出てきます。
どうしても気になる方は、俊雄くんが出てくる時だけ目を閉じながら呪怨を見る気分で恐る恐る御覧ください。
業績が伸び悩むメーカーが最初に考えることは商品数や商品力の不足で、馬車馬に鞭を振るう如く関係者を鼓舞し始めます。
少し賢くなるとマーケティングという魔法を覚えて、ロイヤルカスタマーよ増えろとビューンヒョイします。
もちろんそんなことでは増えません。
我が社は知名度こそ低いが商品は広く普及しているし、リピートしてくれている人も多くいる。今いるお客様との関係をもっと密にしてロイヤルカスタマーになってもらおう。いや、既に何度もリピートしてくれているのだから、数は少なくても既にロイヤルカスタマーと言っても過言ではないのではないか?
そう考えた方にアバダ•ケダブラです。
そんな淡い期待を消し去る死の呪文がマーケティングにはあるのです。
!!見せかけのロイヤルティ!!
継続的に購入していても、愛着を持たずに漫然と繰り返しているだけではロイヤルティの高い顧客とは言えません。そんな人は商品の推奨もしないし、新商品を出しても気付きません。値段を上げたらどこかに行ってしまいます。
特に横並びの他社との間に明確な違いが作りにくいコモディティ化した商品は要注意です。
その商品を買う理由が「単に目に止まったから」とか「なんとなく他に変えるのが面倒だから」なのかもしれません。
これからブランディングを考えていく皆様、くれぐれも見せかけのロイヤルティにはご注意ください。
今自分達の売上を支えているものの本質を見誤ると、砂のお城のお殿様になってしまうかもしれません。
まずは自社の製品は他社と比べて何が優れているのか、それを明確な言葉で語れるのか、多くの社員が同じ言葉で語れるのか、それがコスパという曖昧な言葉になっていないか、そんなことを確認してみましょう。
くれぐれもご注意ください。見せかけのロイヤルティは皆さんの近く、例えば食事中のレストランのテーブルの下や、洗髪中のあなたの背後にもいるのですから…
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