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cocoです。久しぶりに戻ってきました。 はじめましてというよりも、おかえり〜の感覚で…

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cocoです。久しぶりに戻ってきました。 はじめましてというよりも、おかえり〜の感覚で読んでもらえたら嬉しいです。

最近の記事

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聞いて。私、noteを辞めた。

全部消した。 毎日書いていた記事も それまでに築いてきたnoterさんたちとの交流も 書くたびに 自分の一部がnoteに吸い取られていく気がして まるで『ハリーポッターと秘密の部屋』に出てくるリドルの日記のように。 書くたびに持ち主の命が日記に染み込み、ついには日記に支配されてしまう。 どんどん「私」が流れ出ていく、血のように。体内から無くなってしまいそうな気がした。noteじゃなくて紙のノートに書けば、誰にも「私」を見られず、誰にも見つからず、「私」がどこかへ漏れ出て

    • この憂き世に〜あなたの小さな意識が知りたい〜

      みなさんに切実に聞いてみたいことは、 世界平和を実現するために この世には あと何が足りないか ということです。 守りたいものは 人それぞに存在するけれど、 その守りたいものが 相手にとって壊したいものだとしたら...? そんな不一致さが永遠に平行線で、 規則的なリズムのかたまりの上に ワンテンポずれたリズムの固まりを永遠に乗せてしまったような、 ピタッと交わることのない2つの影が どこまでも伸びていく。 有限でなければ それを巡る必要は無かったと思う。 しかし

      • 窓から覗いてくる月

        部屋の窓から月が見えるんだが、本を読むときも日記を書くときも、いつも覗いてくる。 なんでも見てくるのだ。 人に見られたら恥ずかしい恋日記から何から何まで見られてきたから、もう、今さらどうってことはない。 そういうわけで私は、 月と一緒にこの紙上を散歩することにした。 涙を流す日に限って煌々とスポットライトを当ててくるし、 返信が来ない日は今、彼は何をしているのか覗いてきて と月に言う。 さぁ寝るぞと仰向けになれば、 真上からまじまじと見てくるもんだから寝れやしない

        • 書きたいけれど、書けない自分を書いておこう

          最近本当にnoteを書けていない。 やっとnoteに戻ってきた! これからは春の夜風に吹かれながら、 ハーブティーと本とnoteとそれから私 な日々を送るぞ! と意気込んでいたのも束の間。 スケジュールと期限と大量のタスクに追われ 思い描いていたnote生活のnの字も送れていない。 化粧をしたまま、コンタクトを入れたまま、そのまんまベッドに倒れ込み、一分一秒をさらに10分割するかのようなスケジュールに呼吸は浅くなり、何を見ても聞いても頭に入ってこず、一つ一つが中途半端

        • 固定された記事

        聞いて。私、noteを辞めた。

          忙しくて忙しくて、noteを書けない日が続く時、みんなはどうしてるんだろう。バランスって大事だなぁ

          忙しくて忙しくて、noteを書けない日が続く時、みんなはどうしてるんだろう。バランスって大事だなぁ

          スキ❤︎がいっぱい!

          スキ❤︎がいっぱい!

          それは突然、本棚の一冊から始まった

          高校時代、ある日、なぜそうしたかはわからないが、図書室で手に取ったアラビア語関係の本の著者をネットで検索した。 その著者が自分の進学先の大学でアラビア語を担当していることがわかった。 そんな偶然あるのだろうか 私、この人の授業を受けたいー その2ヶ月後には、顔も声も知らなかったその本の著者から授業を受けていた。 こんなロマンチックな出逢い、舞い降りてきてくれちゃってありがとう。 高校の一室の本棚に潜んでいたその本の著者の授業は、大学の敷地の奥まったところにある小さ

          それは突然、本棚の一冊から始まった

          ブーケトスで選ばれた女性

          そのブーケは、まっすぐに飛んできた。 私の左胸に、数十本の可愛らしいバラの愛の束が飛んできた。ずっしりと収まる。重い。 華やかな装いの女性ゲストたちが一斉に私を見る。わっと歓声が響く。大きなカメラが私の笑顔を捉えた。 初めてだった。 これまで何度も結婚式に参列して、淡い期待を胸にブーケトスを迎えてきたし、 今度こそは、私のもとにやってくるかな、、? と意気込んだりもしたけれど、 その想いが叶ったことはなかった。 受け取らなすぎて、もう私はブーケトスとは無縁なんだと思

          ブーケトスで選ばれた女性

          閉じ込められたアドバイス

          「眠い」という欲望と戦っている。 明日は大事な仕事の案件があるにもかかわらず、そういう時に限って、動きが鈍くなる。 テスト前に謎に部屋を片付け始めるあれと似ていて、まずそもそもなぜ今noteを書いてしまっているのか。 さっさとやるべきことを終わらせて、さっさと眠りにつけばいいのに、 「眠い」という体からの悲鳴をキャッチしたり、「やらなければならない」ことを受け止めたりして、それらに忠実に従うために目の前のTo Doをさっさと終わらせることは、頭では容易に理解できても行動

          閉じ込められたアドバイス

          noteを再開して元気になった

          おかげさまで気持ちが晴れ晴れしてきた。 noteを再開してから、文による自己表現が自由にできる機会が増えたことがよかったのだろう。 フォローやスキの通知がぽんっと訪れるたびに、 また一人、また一人 「誰かに読んでもらえた」 「何かを感じ取ってもらえた」 花びらが心に増えていって、嬉しい気持ちになる。 自分で勝手に苦しくなって、スパッとやめて、そのくせ未練がましく時々覗きに来ていたような私に noteの時間は何事もなかったかのようにゆるりと流れ noteの温度はほくほく

          noteを再開して元気になった

          読書という入浴

          案内された席に座ると、木の温もりと優しい照明がほんのり漂っていた。 水気を含んだテーブルの柔らかな木肌が、しっとりと手に馴染む。座った客の誰をも迎え入れ、深呼吸へと誘い、ほっとひと息 癒しとなる。 背丈の高い壁の向こうからは、湯気が立ち昇っている。本日の味噌汁だろうか。 不規則な声粒たちが、雑音となって耳周りを通り過ぎていく。その雑音がまた、妙に心地良い。 そのまま、持って来た本をそっとテーブルに置いて、木の湿気に馴染ませた。木と紙が呼応しているのを感じる。 その呼

          読書という入浴

          贅沢な貧乏

          無性にブランドものやラグジュアリーな空間を 手に入れたくなってしまった時があった。 気づいたらSNSで ブランド品の投稿を検索し続けたり どのラグジュアリースパがいいかななんて より高価で、よりステータスになるようなものを求めて ひたすらスマホと睨めっこしてた こういう時って、私の場合はたいてい 自分に余裕がない時 自分を大事にできてない時なんだよね ラグジュアリーなものが解決してくれるわけないこと、本当は気づいている 自分の中の根本的な問題に触れてあげない限り

          贅沢な貧乏

          未完成の下書き

          どうやらある程度、雑然とした部屋に籠るのが好きみたいだ。 ページをめくっていても、どうしても心地よく感じてしまうものはどこか不揃いで傾いていて、埃でも指につきそうな具合のカフェのカウンター写真だったりする。薄暗くて効率が悪くてアナログな小屋みたいなところだ。 要するに魔法学校の描写で見たことあるような、あの感じである。 それで自分の部屋はというと、やっぱりあんまりスッキリしていると落ち着かないみたいだ。 開けっ放しの箱や読み終えたか覚えていない本たちは、無造作に積みあが

          未完成の下書き