漫画「ドラゴン桜2」感想(完結作品を語る! #398)
「ドラゴン桜2」(三田紀房)
連載期間 2018年~2021年(モーニング)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「ドラゴン桜2」は、東大受験エンタメマンガの第二弾!
全17巻。現在、LINEマンガで9割くらい無料で読めます。それ以降は私はネカフェで読みました。
第二弾ではあるものの、今作から読んでも楽しめます!
どこか丸くなった感じはしますが、絵は上手くなっていて安定していますし。
前作読者ならではの面白ポイントもありますが、焼き増しではない面白さに溢れているんです!
前作から10年後の設定で、前作では女子高生で受験生だった水野が弁護士になり、学校の理事で弁護士の桜木の部下になっています。
矢島も出てきて生徒の前で講演するんですが、これもなかなか考えさせてくれる内容で必見です。
さて、
今回もメインで受験するのは男女一人ずつ。ただ今回は落ちこぼれではなく平均的な生徒です。
今作では、
時代に合わせスマホをフル活用です!
動画を見て勉強したり、YouTuberにさせたり、LINEを駆使したり…。
前作同様、考え方や勉強法などを学べるわけですが、細かい事は読んでもらうとして学生でなくても活かせる事が多いです!
あと、
勉強だけでなく軽く恋愛憧れの要素や友情も描かれ、物語が単調にならないように・学生の共感を得られるようにしています。
登場人物でいうと、
「今でしょ」の林修先生が本人として出てきたり、例によって有名人を模した教師も出てくるんですが太宰治風のネガティブ教師が面白いです!
個人的な推しキャラは小杉さん。
東大合格A判定を取るような才女で、自分の世界を持ちつつユーモアもあってイイんです!
ちなみに、
学校を廃校にしようとする女理事長との対立構造もありますが、あまり必要はない気がしましたね!
ということで、
東大受験を考えている人に、何かにチャレンジしようという全ての人に、
水野と矢島の成長を愛でたい人にもオススメです!
・終わり方について(ネタバレなど気にする人は読後に確認してください)
メインの二人も、嫌な奴だった藤井も、当然小杉さんも、一浪さらには二浪の受験生含め、学園存続の為に必要な合格者数に達します!
それに伴って、対立していた理事長も学校の売却ではなく経営に目覚めます!
そんな中、メイン二人に語られる「誰だってやればできる」「変わることを楽しむこと」という言葉にはグッときました!
そして、
桜木と水野とメインの二人が残りの合格者のいる教室にいき、桜木が手を広げ「みんなおめでとう」といっている場面で大団円です!
読めてよかったと思える作品でした!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ドラゴン桜2」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’