107日目 個人の力と組織の力

組織のメンバーが入れ替わると、組織の力が落ちると見られることがある。

組織の力としては、実績ありの案件でも、実際やるメンバーは全員未経験というパターンです。

経験者がやることが望ましいと考えてしまいますが、2回目以降は別の人がやった方が良いと思います。

初めて案件をやるという個人の能力と答えのある世界で効率的にリピートするという個人の能力は別だからです。

また、これらの能力は基本的に逆比例の関係にあります。
根本的に、飽きっぽい人は初めての案件担当にして、コツコツとやっていく人、既存のやり方を改善していく案件に担当させるべきです。

飽きっぽい人は、2回目だと手を抜きます。
コツコツやる人は、初めてだとなかなか答えが出せなくて、遅れが生じます。

同じ案件でも人を変えて、得意不得意に応じてアサインできるのは大企業の強みではないでしょうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?