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3月の読了本


『ざんねんなスパイ』一條次郎

表紙を本屋さんで見かける度に気になっていた本。

去年の年末年始用に手に入れていたのだけど、結局その時には読まずに、今に持ち越しました。

一條さん初めてだったけど、想像以上にぶっとんでいて衝撃すぎでした(笑)

主人公が73歳の新人スパイ、コードネーム・ルーキー、という点からして、もうすでにぶっとびすぎていませんか?笑

ジャンルも…何のジャンルと言えばいいのか私には見当もつきません(笑)

はたして本当に”スパイアクション”なのか……まあたしかにルーキーは相当にがんばってアクションしていた気もするし。

でも私が想像していたスパイアクションには、間違いなく当てはまっていない。

***

帯の伊坂さんからの超推薦コメントも、まさにその通りだな、と。

巻末に一條さん×伊坂さんの対談も入っていて、どこからこんな物語を思いつくのか、など伊坂さんが質問していて。
本当にそれは聞いてみたいことだよな、と思いながら対談も楽しく読みました。

オクラホマミキサーをおそらく大人になって初めてちゃんと聞いてみて、しばらくはふとした時にあのメロディーが頭の中で流れてしまいそう。

『受験生は謎解きに向かない』ホリー・ジャクソン

3部作の前日譚。

ピップが友人達とマーダーミステリーゲームを楽しんでいて、そんな楽しそうなピップの物語を読めて、とにかく嬉しかった。

謎解きにのめり込みすぎているピップが描かれているので、ここからあの3部作につながっていくのね…と複雑な気持ちにも。

『書斎の死体』

ミス・マープルシリーズの第二作目。

よくありがちな”書斎の死体”という設定も、アガサ・クリスティの手にかかるとこんな展開になるのだな、と。

一番驚いたポイントがありまして、科学とかなんやかんやが進んでしまった現代だと難しいかも…とは思いつつも、
たしかに何の疑いもなく鵜呑みにするのは危険だな、と思い知らされる作品でした。

来月もミス・マープルシリーズ作品を読むぞ!


『町でうわさの天狗の子3〜12』岩本ナオ

読書好きのお友達にオススメいただき、やっと最後まで読了しました!!

学生時代に2巻まで4だ時は、タケル君or瞬ちゃんか〜のラブコメな印象が強かった記憶なのですが、
今回最後まで読んでみたら、めちゃめちゃバトルものだし、
絆だったり愛情がふんだん描かれていて、大感動してしまいました。

まだ1周目なので、最後の方をのみこめていないところもあり…
またゆっくり2周目にいきたい。

読み終わった後でオススメいただいた方と感想を語りまくることができ、楽しかった〜!
改めてオススメいただいたことに感謝です!

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このマンガは舞台が奈良だったんですね〜。

聖地巡礼してみたい。

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あと推し声優の方も好きな作品だと最近知りまして、とっても嬉しい〜!

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