見出し画像

何か新しい事を始める時は、勢いとエネルギーを必要です。

なんとなく上から降りてきたメッセージと勢いで、満月冬至塩を作りましたが、これを商品化するにはやっぱりそれなりのプロセスがいります。

これまで、出来上がった製品の販売や輸出等の経験はありますが、ゼロからの商品開発は初めてで、本当に時間と労力とがかかるということを経験しています。ゼロと言っても、今回はすでにあるお塩の満月バージョンなので、ゼロというよりは 0.5 くらいかな。それでも、なるべくお金をかけずにしようと思うと集中してやったとしても、いろいろ作業はあります。素人仕事はお金をかけてプロに任せるのとは訳が違います。

商品コンセプト、パッケージ、ラベルシールデザイン、印刷、栄養成分表示、Website、食品衛生責任者取得、営業届、銀行口座開設、そして開業届等々。

これらのことを全て理解し、事前にプランをし事業計画書を書いて、教科書通りにやることが望ましいと思いますが… その大変さがわかっていれば、1歩足を踏み出さなかったかもしれないので,

やっぱり  ”事を起こす”  時は勢いが必要。


これまで、日本で元夫と、そして、カナダで一人で2回開業したことがありますが、自分の商品を持ったことはなかったので、改めてとってもいい勉強になってます。ましてやこれを日本とカナダで売るために、輸出の手続き、そしてカナダサイドでの販売許可等々、やることは盛りだくさん!

日本サイドとカナダサイドでは、もちろん栄養表示も違うわけで、それぞれの管轄の役所、公共機関に問合せをして完璧には出来なくても、合法的にそれなりにカタチにしなければいけません。


できるかなぁ… いや、できる! と信じて


ちょっとやること山積みで、ボーっと遠くを見つめたり、体の防衛反応か逃避で全く違うことをやってみたりしながら、少しずつ進めてきましたが、なんか光が見えてきました。”出来上がりそうです” もうすぐ…

出来上がったとしても、売れなければ独りよがりに終わってしますので、出来上がった後の地道な販売も待っていますが、お陰様でもうすでに ”出来上がり待ってまーす” とか、実はもうラベルが出来上がる前に欲しいと言われて、もう既に20個販売済です!

ありがたい… 

お付き合いで買ってくれるというよりは、ホントに欲しいと言われて買って頂いているので、嬉しい限りです。

だって、本当にいいお塩だから。私の塩の師匠が薪で手作りで作るこのお塩は、本当に美味しいだけでなく、体に優しい、体にいいお塩なのです。

私が今こうしてエネルギー満々で、こういう作業ができているのも、ホントにこのお塩のパワーと言ってもいいくらい、私はこのお塩を使って元気になったのです。これは、本当の話。

詳しいお塩の話は、また、改めてするとして… 今日はプロセスの話をします。


<商品コンセプト>

満月・新月の日というのは海の満潮・干潮差が最も大きく、いわば海水が月のサイクル(28日)のなかで一番かき回されます。そんな満月の日の海水を使うと海の栄養たっぷりのそして、なにより満月のエネルギーたっぷりのお塩が出来上がります。マイクロプラスティック等を取るためにμmマイクロメートルのフィルターに通すので、栄養分析で表される物質的なエネルギーの変化はないのかもしれませんが、”目に見えない” 月のエネルギーを含んだお塩。更には、2021年最後の満月海水、そして2021年冬至に出来上がる、特別満月塩。スピリチャルが好きな方もそうですが、この時代の分岐点2021年冬至に出来上がった特別なお塩に興味がある方々へお届けする。    (何よりも、自分で使いたかった(^^♪)

<パッケージ>

パッケージはやっぱりカッコイイ、きれいなものがよかったんですが、なにせ知識がなかったのでネットで検索。パッケージ通販さんで素敵な和紙のパッケージにしました。サンプルもすぐに送ってくれて、対応もとってもよかったのでこれからもお付き合いさせて頂きたい、おすすめパッケージ会社です。

<ラベルデザイン>

先ずは自分で作ってみた。Canvaを使って。Canvaにはテンプレートがあるし、素人でも簡単に使えるからとっても便利。でも、出来上がったラフのラベルを友達のデザイナーに送ってみたら、イラストレーターでちゃちゃって磨きをかけてアドバイスをもらい、やっぱり、素人仕事とは違うとハッキリわかったので、デザイン使っていいよーって言ってくれたんだけど、お金を払ってデザインしてもらうことにしました。そこはやっぱりプロのお力を借りました。お友達価格でやってくれたので、感謝です。

<印刷>

印刷はこれからですが、簡単に小ロットでも印刷してくれるラクスルを使おうかと思っていますが、未定。

<栄養成分表示>

これは、ちょっと時間がかかります。食品表示は消費者庁が管轄で、わかりやすいガイドはありますが、一応全部目を通さないといけないかなぁと思ってざっくりですが読んで、それなりのものを作りました。製造者、加工者、販売者の違いや表示方法等一応規定のルールがあるので、それに合わせないといけません。カナダの方も同様です。

<Website>

これは現在進行形。ラベルに入れたいと思っているけど、1回目のラベルには間に合わないかな~ Namecheapでドメインを取って、ワードプレスで悪戦苦闘中。ワードプレスが難しいのではなくて、そこに何を書くか決めるのが時間がかかるのです。

<食品衛生責任者取得>

食品衛生管理者は国家資格ですが、食品衛生責任者は養成講習を受講すれば取れます。私はホリスティック栄養士をもっていますが、カナダの資格なので日本で食品衛生責任者養成講習をオンラインで受けて取りました。1万円くらい。都道府県の食品衛生協会に連絡すればいろいろ教えてくれます。

<営業届>

市町村の健康福祉事務所に届け出します。パッケージされた常温で管理できる食品の販売の場合は届け出が必要ではないようですが、私の場合はパッケージもするので営業届出が必要のようです。製造工程などを書いて、直接窓口でも受け付けてくれますが、厚生労働省の食品衛生申請システムでオンラインで申請もできます。その方が簡単。

<銀行口座開設>

これはまだしてません。とりあえず個人事業主だし、自分の使っていない口座を使えばいいのですが、屋号を付けた口座を開設しようと思っていて、手数料の低いネットバンクにするか現在検討中。

<開業届>

税務署に届け出を書いて出すだけです。開業後1ヶ月以内ですが、あわてて出す必要もないんですが、私は、お日柄のいい日に出したかったので、2022年1月11日の一粒万倍日 & 天赦日に出しました! やっぱり開業日は日にちを選んだ方がいいと思います。


ということで、まだまだプロセスはありますが、ひとつひとつクリアしていくしかないのです。 がんばるというよりは楽しんで進めたい。と思っています… やっぱり、スタートしないとわからないことがいっぱいあるように思います。やっつけ仕事でも、1歩ずつすすめばいつかはどこかに到達するはず。

なによりも、こういう経験が貴重で面白い。

読んで頂いて、ありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?