Writing to Writing
書くことは、世の中に溢れている。
でも、
小説と
詩と
インタビューライティングと
コピーライティングと
コンテンツライティングと
マイクロコピーライティングと
メールのテキストと
ラインのテキストと
noteの記事と
Twitterの呟きと
短歌と
脚本は
全然、違う。
使う頭の部分が違う。
動かす心の部分が違う。
どれも難しい。最適解はあれど正解はない。悩む。焦る。書く。悩む。
でも、楽しい。
そのどれかに行き詰まったら別のものを書き、すこし頭をほぐしたり空気を入れたりする。難しい。でも楽しい。書くことは楽しい。好きだから悩む。葛藤する。絶望する。紙をぐしゃぐしゃにする。でもやっぱり好き。結局、書くことに立ち返る。文章はいつも、どうせ戻ってくると思った、といわんばかりに私を待っている。ただいまと言いながらペンを握る。書く。
自分なんてまだまだだ、と思うことも、もっと自信を持ちたいと思うことも、私は私!と言い聞かせることも、視線やことばにびくびくすることも、ある。そういう感情の機微ほど、書き残したくなる。迷いや不安の打破方法は、書くことだと知っている。今日の私と明日の私とでは、書き重ねた文章量がちがうんだ。
書くことで生きていくと決めた日のことを思い返す。あの日の私に会えるなら、その判断を正解にして生きるからね、安心して、と言いたくなる。
洗濯機がぐるぐる回る、その合間の小さな日記。
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