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エマニュエル・トッドの思考地図


本書を読む目的として、思考とは何か?素朴に原点回帰しようとしたためである。特に、考え方のフレームワークの基礎中の基礎を学べた。

⒈思考の出発点

思考するとは、文献・読書を通して何か学んだときに知らないことを知ったときの感動である。

知性には、3つの種類がある。

①処理能力のような頭の回転の速さ

➡️いろんな出来事を把握して多くの事実を頭に入れつつ、素早く思考すること。

②記憶力

➡️数字、用語を覚えること。

③創造的知性

➡️すでに手元にあるデータを説明する、あるいは形付けるために脳にある様々な要素を自由に組み合わせ、関連づけることができる知性。

⒉入力 〜脳をデータバンク化せよ〜

入力(インプット)→思考→出力(アウトプット)

入力(インプット)=データ収集+経験の蓄積

読書する時には、分野横断的に読む➡️新たな発展、0から1ではなく組み合わせ流力が育む。

⒊着想

                      出力(アウトプット) 

思考=創造(着想→モデル化)+分析(検証)⇔法則→学術書

                     →予測→エッセイ、発言

思考とは何か?

➡️とある現象と現象の間にある偶然の一致や関係性を見出すこと

➡️簡潔に述べると、『発見』するということである

着想=創造性=アイデアを思いつく

アイデアを思いつくためには、圧倒的な時間+無意識のメカニズムが必要である。

逆に、アイデアが思いつかない時

自分の中に無意識でランダムな考えがないことを意味する

⑴データを把握する能力が欠けている、あるいはデータの集積が不十分である

⑵データの意味やその背景にあるものを理解する能力が欠けている

⑶インプットしたデータが無意識のレベルで混ざり合うほどに定着していない

⑷データをアナロジー思考していない

⒋分析

過去から未来を考える=原点思考=自分の強みNO .1

過去浸ることは、自分に安心感を与えてくれる。

かといって、過去の栄光を浸りたいわけではない。

ただ、私は、未来を想像するときにまず過去を振り返り、データの蓄積を基に物事を整理する傾向がある。

➡️なぜこの人格形成になったのであろか?

➡️考えられる理由として、

①高齢者からの恩恵➡️幼少期の頃からよく老人ホームに訪問、田舎特有の見守られる文化の影響により昔の経験談を聞いた。また、16年間続けた野球を始めたきっかけは、親ではなく祖父なのである。

②海外旅行➡️よく海外旅行に連れて行ったもらえたお陰で、歴史的建築物、文化、気温、人といった自分の肌で実感した経験の蓄積

③対人関係においては、極度の人見知りかつ内向的であるため、周りは気にする方である。そこで、人の背景を知ることで自分が今後、その背景を元に対処してきたことで原点思考が芽生えたのではないかと思う。

                                                                                                                              






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