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9割がバイトでも最高のスタッフに育つディズニーの教え方 ー 福島文二郎

福島文二郎 ー 1983年 オリエンタルランドに入社(第1期正社員)初めての配属先は、ジャングルクルーズ。その後は、人事部ユニバーシティ課、株式会社イクスピアリの総務部人事課など、社員教育畑を経て、商品企画室に配属。退職後は、コンサルタント、研修プランニング&インストラクターに就任し活躍している。

⒈ディズニーの教育指針

ディズニー(アルバイト)の従業員数 = 約1万8000人(そのうち毎年9000                                        人が退職する)

約9割がアルバイトであり、オリエンタルランドは、毎年だいたいCS(Customer Satisfaction)が約98%である。

なぜこれほどの高水準の満足度を得られるのであろうか?

➡️それは、ディズニーの教育研修や仕組み、風土が関係している。

3つのコンフィデンス

①社員 ②顧客 ③会社の信頼関係を築く



◎理想の上司、社員

①リーダーシップを持っている 

      ②ゲストや後輩をよくみている、よく声をかける

          ③困っている人がいれば、すぐに声を掛け、手助けをする

④改善点を見つけたら、すぐに改善に取り掛かる

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⒉後輩を育てるときに欠かせない3つのポイント

①教える内容、教え方、が論理的であること

➡️最も効率が良いものを導く考え方

②心理的な工夫が施されていること

➡️基本的なことにポイントを絞り、シンプルな考え方をする。

③上司、先輩が教えることに熱意を持っていること


結果

①スキルが効率よく身につく

②働きがいがうまれる

③やる気がある

④後輩を育てる風土が醸成される

➡️会社の利益

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なぜミッションは必要なのか?

ミッション = 会社、プロジェクトの存在意義

ミッションがない時

上司、先輩が正しく後輩に伝えることができない

①後輩の仕事に対するモチベーションの低下

②自分勝手な行動をする

③人間関係の悪化

①生産性の低下

②提供するサービス、商品などのクオリティが落ちる

顧客離れ→会社の損失

ディズニーの行動指針

①安全性(Safety)②礼儀正しさ(Courtesy) ③ショー(Show)④効率(Effiency)

リーダーシップに必要な条件

①ホスピタリティ・マインドを持っていること

➡️自主的、主体的に相手を思いやること

②自分が模範となること

➡️ストロークこそ、良好な人間関係を構築する

相手の存在を認めること

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今日のまとめ

僕の多様化していたアルバイト先

僕は、約2年間阪急梅田駅から徒歩10分圏内の居酒屋であるバイトをしていました。アルバイト先のスタッフの中には、5人のベトナム人、2人の韓国人の方々と働いていました。20年前までの2000年代では、中国人留学生、技能実習生が来日されていましたが、現在では、日本では東南アジアと結びつきが強固になりつつあるためかなり移民という意味でも変容があります。その人たちと日々働く中で思ったことを後述で書いていきます。

まず、仕事観に対する各国の特徴(個人的な解釈による)

日本人・・・勤務時間より5分ほど早くに出勤、周りの人が多忙であれば退勤時間であっても手伝う。

ベトナム人・・・勤務時間にとてもルーズ、退勤時間になると即帰宅

➡️Wワークをしている人、早く家に帰りたい、生産性を考える

➡️背景 日本に来日する目的が、祖国に仕送りをするが5人とも共通、いずれは祖国に帰る

韓国人・・・日本人と同じく時間に対してきっちりしている。しかし、類似点があるからこそ意見が合わなくなったときに日本人との韓国人独自の偏見、価値観、教育のズレが生じる。

➡️背景 歴史観の違い、将来的には、日本で就業する予定。

しかし、「郷に入っては郷に従う」という諺があるようにある程度の理解が相互に求められると思います。これから日本は少子高齢化に伴い、移民に依存してしまう可能性が少ない現代社会でこの他者を認める、受け入れる姿勢が求められていくと思います。









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