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外資系コンサルの知的生産術ーインプット(10〜24)

⒉インプット

10.情報ソースは幅広にとる

問いのリスト化が出来たら、それぞれの「問い」に対して、どのような情報ソースを用いて答えを出すかという大まかな予測をつけておくこと

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11.まずはインタビューを押さえる

上図で1番取り扱いに言わずもがな社外関係者へのインタビューである。

だからこそ、早め早めの対応が求められるかつ時間管理が大事になってくる。

12.「よい質問=よいインプット」と知る

重複することになるが、事前に「これだけははっきりさせたい」という問いを明確化させておく。

13.質問は紙に落とす

紙に書き出す=可視化する=時が経ち、クリエイティブな発想をしたときに思い出すことができる。

14.「わかったふり」をしない

なぜしてはいけないのか、3つの理由から展開していきたい。

①用語や論理がわからないと、その後のインタビューセッションにおける「質問力」が低下してしまうから

②論理的に筋が通っていないように思えることにこそ、知的生産のコアになるネタが隠されていることが多いから

③インタビュー結果をアウトプットとしてまとめられない可能性が高まるから

15.インタビューガイドを忘れる

14回でインタビューガイドを作成したはずでは?矛盾が生じているのでは?と疑問に思う人もいるだろう、しかし、ここでインタビューガイドを忘れるという意味は、もし作成したガイドが逸脱した時に恐れる必要はないということである。

16.情報をインプットする前にアウトプットのイメージを持つ

インタビューによって得られた情報をもとにして、どんなスライドやレポート文書を作るか事前にイメージしておくこと。

つまり、何をする上でも、目的意識を持って取り組むことがインプットとアウトプットの質を高めることができる。

読書であれば、本を読む前になんでこの本を読むのかある程度の指針を描くことでモチベーションの低下を防ぐことができる。

17.強いのは一次情報

①相手が知らないような一次情報を集めて情報の非対称性を生み出すというアプローチ

②顧客が既に知っている二次情報を高度に組み合わせて情報処理し、インサイト=洞察を生み出すというアプローチ

18.現場観察を活用する

現地現物することの大切さは、このネットで情報が溢れかえっている世界でとても役立つ。そこで、重要なポイントは、「あるまとまった量の時間をかけて腰を据えて見る」という点である。

19.「現地現物」を「現地見物」しない

①あらかじめ「問い」を持って現場に臨む

②「仮説」を持つこと➡️仮説というのは、問いに対する現時点での答えを持って臨むということ

20.仮説は捨てるつもりで作る

これもインタビューガイドと同様に、囚われすぎないように柔軟な対応が求められる。

21.情報量は運動量で決まる

今まで読んでいただいた方には、仮説が大事だとか囚われるなとか述べてきたが、これは全部、行動に関するアドバイスであり、直接的ではなく間接的であるのだ。知的生産というのは、結局のところ、「行動の集積」に過ぎず、情報収集の成否に関しても、「腰の軽さ」で決定すると考える。

たしかに、まず行動してみることは大事である。しかし、仮説思考、目的意識を持って行動すればより効率的で有意義なものになるのではないか。

22.青い鳥を探さない

何でもかんでも情報を鵜呑みにしない

23.「とにかく、なんとかする」マインド

諦めないこと=グリット力

この力は、すぐに身につくものでも無いし、時間と労力を費やすことができないと習慣化できない。

24.学習のS字カーブを意識する

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焦燥感や切迫感を追い払うために闇雲なインプットに走ることをやめて、悩んだ時には初心に帰ることもとても必要なことである。

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