ボートピープル
日本の入管で 難民が不審死したニュースを見て思い出した
爺ちゃんは
カンボジア難民
いわゆる「ボートピープル」支援に力を入れていた
家に カンちゃんという3つ上の男の子がいたのだが
彼から聞いた リアルな話が忘れられない
すし詰め状態の船で脱出した話は壮絶で
すぐに水も食料も底をつき
次々に人が亡くなったという
最初は みんな悲しくて泣くのだけど
そのうち 悲しいという感情さえ奪われて
壊れた物を捨てるかのように
無表情のまま海に投げ捨てたらしい
アメリカの船に助けられた時に
生きていたのは ほんの数名だったと…
彼は今
カンボジアで「博士」になっているらしい
カンちゃん 元気かなぁ^^
今の日本は「難民受入れ」のための準備も何もかもが遅れ過ぎている
かんちゃんが居た頃から
もう何十年も経っているけれど
こういった民間の有志の活動しか耳にしないし
「入管で不審死」なんて
まるで戦時中の話みたいで恐ろしい...
一体どうなってるんだろう?
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