月々弓

猫好きな戌年生まれ。

月々弓

猫好きな戌年生まれ。

最近の記事

歓喜の歯磨き

ずっと聞いているラジオ(Podcast)がある。 それは、 「BOOK READING CLUB」と 「真夜中の読書会 おしゃべりな図書室」 たまにお笑い系の番組を聞くこともあるけれど、初回から欠かさず聞いているのはこの2つ。 リアタイはなかなかできないけど、家事をしながら聞くのがルーティーンで、最新のを聞き終わったあとは過去の配信も飽きるまでループして、読みたい本があるとググって本の表紙をスクショしてとっておく。 先日、突然思い立って、バスに揺られながらBOOK RE

    • 私を美容室へ向かわせたもの

      趣味は、本を読むこと。 「読書好き」というと、なんだか、読書ガチ勢っぽく聞こえそうなので、いつも、趣味を聞かれたときは、「本読むの好きなんです〜」とぬるっと答えるようにしています。 小説はもちろん、 専門書、自己啓発本、詩集、エッセイ、ルポ等なんでも読みます。 20代前半のころ、松浦弥太郎さんの著書にハマってたくさん読んでいた時期がありました。 そして、いつだって弥太郎さんは私の理想の大人像です。 しばらく離れていたのですが、 この前たまたま図書館に行ったら、入口のピッ

      • 現代の呪縛

        私は、倉庫で仕事をしている契約社員。 正社員を目指している人。 定年退職後に入社したパワフルなご年配の方々。 様々な理由で仕事を辞めて、転職先が決まるまで席を置いている人。 パートタイムで働く主婦たち。 フリーランスで仕事をしつつ、副業として働いている人。 留学生を含む、日本に暮らす外国人。 とにかく多種多様な人々と共に仕事をしている。 実際、社員登用で昇格していく人も多いけれど、 倉庫内作業を「夢の職業」としている人は少ないだろう。 私もなぜ今の仕事をしているかと言っ

        • 適度な頑張り。

          私の週末は、友人からの誘いや彼との外出に1日、残り1日は掃除洗濯お弁当用作り置き。 いつからだろうか、週末にギチギチに予定を入れるのがしんどいと感じるようになったのは。 20代前半の頃は、お昼は映画、夜は〇〇ちゃんとごはん。とか、お昼は〇〇さんとランチで夜はLIVE参戦。とか、1日に2個以上の予定を入れることも多かった。1日24時間じゃ足りない!ってくらい詰め込めるだけ詰め込んだ。 大学生の頃なんて、8月の1カ月間、一度も家で夕飯を食べなかった。バイトにイベントにサークル

        歓喜の歯磨き

          休日の安全な冒険

          繁忙期で、6連勤 休み1日を挟んで5連勤。 真ん中のお休み1日満喫したる!! と思って ダイチャリをかっ飛ばして 行ったことのないエリアを探索。 ゴールはニトリ。 30分自転車を走らせただけで、 土の匂い。 虫の声。 繁る木々。 サマーウォーズの世界みたいだな〜なんて思いながら 日照りの道をずんずん漕いだ。 心底リフレッシュできて、 「今日は本当に楽しい大冒険だったな」 なんて思いながら帰宅。 待てよ? 「危険を冒す」と書いて「冒険」 私は、Google Mapを見

          休日の安全な冒険

          猫の額にしがみついて

          実家を出るとき、1番怖かったのは 愛猫に忘れられてしまうこと。 「猫はヒトではなくて場所に懐く生き物だ。」 「猫の記憶は2日で消える。」 そんな都市伝説的なことをたくさん聞いて、 ビクビクしていた。 毎晩のように私のベッドに入ってきては いっしょに寝ていた私の愛猫。 子猫時代は数時間おきにご飯をあげなきゃいけなくて、 夜中に起きて、眠い目をこすりながら世話をした。 私が仕事から帰ると、おもちゃの棚の前に座って、 私を見つめてにゃーにゃーないた。 「おいで!」と言って歩き出

          猫の額にしがみついて

          紋切り型の結婚式

          先日、大学時代の後輩の結婚式に出席した。 職場で同僚に 「明日休みじゃん、なにすんのー?」 「明日は後輩の結婚式行くんです」 「うわー、お金飛ぶねー...」 そんな会話があった。 「楽しみだね」「おめでとう」「めでたいね」 そういう言葉たちを差し置いて、 ご祝儀の話になってしまう。 多分、みんなそう。 どうなんだろうこれって... ってなんだか考えてしまった、 と同時に私も、LINEでは、 「えー!おめでとう、招待してくれてありがとう」 なんて言いつつ、 内心、「私の3万

          紋切り型の結婚式

          話し手になれない私は書き手になる。

          私の愛する彼は、聞き下手の話し下手。 致命的だと思われるかもしれないけれど、仕事のときには彼の中の聞き上手スイッチがONになるんだと思う。 私が彼と付き合う前とか、付き合いたての頃、彼は非常に聞き上手だったから、あの頃はスイッチONにしてたんだと思う。 どうしてちゃんと私の話を聞いてくれないの。 と不満に思うことは今でもあるし、その不満が溢れることもある。 聞いてくれているようだけど目線はスマホだったり、話していても、1テンポ遅い相槌だけが、私のトークの継ぎ目にポツンポツン

          話し手になれない私は書き手になる。

          30歳の宣誓。

          月々弓。(読み方募集中) 2024年現在満30歳。 20代最後に愛してやまない地元を離れることを決断。 30代一発目のスタートダッシュは、愛してやまない彼と始める新天地での生活。 せっかく始まった30代。何か新しいことを始めたい、なんて月並みなことを考えながら4ヶ月が経過したころ、いつだったか始めようと思ってダウンロードしたきり使うことのないまま、iPhoneの容量だけを蝕んでいたこのアプリに辿り着く。 なんで始めようと思ったかって? 新天地に移って、彼は激務で帰宅が遅く

          30歳の宣誓。