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私が1万人にこだわる理由

こんにちは。
現在クラウドファンディングでJETBOOK作戦というたくさんの人が児童養護施設のことを知り、その上で100ヶ所の施設に100冊の本を送る。という1万人に参加してほしい作戦をしています。


JETBOOK作戦は今3960人に参加していただき、2790万円を突破しています。
参加してくださってる皆さん、応援、シェア,拡散してくださってる皆さん本当にありがとうございます。
本当にたくさんの方が関わってくださり、ここまで大きなものになっていることがすごく嬉しいです。
ですが、今回のJETBOOK作戦の大きな目的の一つが,1万人に協力してもらうということです。
たくさんの人に児童養護施設のことを知ってもらい、「1万人の人が人生で出会った最高の一冊」を送ることにすごく大きな意味があると思っています。
今回は私が一万人にこだわる理由、このプロジェクトにかける想いを書きます。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

たくさんの人が児童養護施設について知り、子どもたちが施設で生活していることに後ろめたさを感じない世界に


まだまだ児童養護施設のことを知らない方がたくさんいます。名前は知っていてもどう言う場所かわからない方や、ただし理解をしていない方もたくさんいます。そのせいで子どもたちが施設に住んでいることを言うことに抵抗を持っていたり、後ろめたさを断じている子が私の周りにもたくさんいました。私もその1人でした。私は60人ぐらいが一緒に過ごしている施設で育ちました。(2年前から6人〜10人ぐらいのグループで過ごす小規模に変わりました)小中学校の頃は、その小学校に施設の子がたくさんいて、周りも施設の子がいるのが当たり前と言う雰囲気で、特に施設の子だから差別するとかはなかったように感じていましたし、自分が施設に住んでることや、施設での出来事など気軽に話せる環境でした。

ですが、地域の大人の方には児童養護施設に悪いイメージを持っている人もいたように感じていました。
例えば、公園で遊んでいる時に、子どもが言うことを聞かなかった時に「言うことを聞かないとあの子たちみたいに施設に入れるよ」と言われているのを聞くこともありました。
そして、私が高校生の時小中学校とは違い児童養護施設のことを知らない子もたくさんいました。ある一人のお友達に施設に住んでいることを言った時に「聞いてごめんね」と言われすごくショックを受けました。

施設の子どもたちは施設のことを暗いものだとか悲しいものに途絶えている子は少ないのに、施設の外から見るイメージなどのせいで自分が施設に住んでいることに抵抗を持ち生きづらい想いをしている子もいます。

施設で暮らしていることは子どもたちが悪いとこでも恥じることでもないのに、周りの目のせいでかくさなければならないのはおかしいのではないかと思い、変えたいと思っています。

「周りを頼っていいんだよ」を子どもたちに見える形で届けたい

児童養護施設で住んでいる子どもたちの6割から7割が虐待が理由で施設で生活していると言われています。そのような施設に来る前のバックグラウンドや、施設の職員さんの離職率の高さから、なかなか信頼できる大人と継続的に関わることが難しく感じている子どもたちもいます。
私自身も施設で育っている中で、信頼していた職員さんが退職してしまったり、異動してしまったりしたこともあり「信頼できる大人を作ってもすぐ離れてしまうし、作らない方がいいのではないか」と思ったこともありました。
でも、SNSを始めて奨学金の情報をたくさんの人に教えてもらって,申請まで一緒に手伝ってもらって今大学進学ができていたり、今もSNSで出会った方でJETBOOK作戦の運営に関わってくださっている方がいます。
このような出会いを通して世界にはいろんな人がいて、施設以外にも頼れる人がいるんだ!と言うことに気づきました。

施設の子どもたちは原則18歳で施設を出なければなりません。
その後一人暮らしをする子も多くいます。はじめての一人暮らしはやっぱり不安も多くあると思います。そんな時に周りを見渡せば頼れる人がたくさんいるということを施設にいる段階から知っていることはすごく大事だと思っています。

私はどうしても1万人の方の本と暖かい思いを、子供たちに見える形で届けたいです。
どうか私に力を貸してください。
周りにいる人にシェア、拡散してください。
最後まで応援よろしくお願いします。










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