寂しさの灯
私は帰省する度に飛行機に乗ります。
お昼の暑さと共に長崎に着きます。
夕日を見ながら、羽田に向かいます。
夜に光る赤色の無数の光を認知した時、帰ってきてしまったと感じてしまいます。
地元を愛しているようで愛していません。
愛着はありますが、私が住むことはもうないでしょう。私の晩年は違う場所に捧げます。
それでも、東京にある無数のビルとそれについた飛行機への案内灯を見た時、寂しくなるのです。
その時だけは地元を想って泣きたくなるのです。
ただいま
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?