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寂しさの灯

私は帰省する度に飛行機に乗ります。

お昼の暑さと共に長崎に着きます。
夕日を見ながら、羽田に向かいます。
夜に光る赤色の無数の光を認知した時、帰ってきてしまったと感じてしまいます。  

canon eoskiss Ⅲ ×PORTRA400

地元を愛しているようで愛していません。
愛着はありますが、私が住むことはもうないでしょう。私の晩年は違う場所に捧げます。

それでも、東京にある無数のビルとそれについた飛行機への案内灯を見た時、寂しくなるのです。

その時だけは地元を想って泣きたくなるのです。

ただいま


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