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<連載第9回>ソロの旅人よ。自分の写真こそ意識して撮りまくろう。|坂田ミギー『ひとりだから、人生に効く。「ソロ旅」のすすめ』


※前回の記事はこちら


自分の写真なんて、いらないと思っていた。

かろうじてミレニアル世代と呼ばれるわたしは、中学生でポケベル、高校生でPHS、大学生で携帯電話(ガラケー)での「写メ」が主流になった世代だ。写メは「写真を撮ってメールする」の略語だが、現在では各種SNSやチャットシステムなどに押され、土台のメール文化が廃れてきているこのご時世。写メという言葉自体も、そろそろ死語に指定されるであろう。人類の歩く速度はさほど変わらないのに、時代の流れは加速しまくりである。

デジタルネイティブになりきれなかった我々世代には、自撮りに苦手意識を持つ人間が多い。
若かりしころ、自撮りをすると「自分で自分の写真を撮るなんてナルシスト」と冷ややかな目を向けられたし、その写真をネットにあげようものなら「インターネットに顔写真をさらすなんて危険行為。そんなに自分の顔を見せたいのか」と言われ、品評会のごとく顔面偏差値を勝手につけられたりもした。


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2022年2月16日(水)発売!『かわいい我には旅をさせよ ソロ旅のすすめ』坂田ミギー/著


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坂田ミギー
旅マニア / エッセイスト / 株式会社こたつ 共同CEO クリエイティブディレクター
福岡県出身。大学時代からバックパッカー。広告制作会社、博報堂ケトルを経て、現職。年間旅行日数100日以上の旅マニア。20代でうつ病を患い、プチひきこもりになるも、回復期にインドを旅したらどうでもよくなり寛解。がんばったら幸せになれると信じて日々を生きるも、過労と失恋で「このままじゃ死ぬ」と気づき、命からがら世界一周へ。旅を機に立ち上げたブログ「世界を旅するラブレター」は、世界一周ブログランキング上位常連の人気ブログに。
現在はキャンピングカーをモバイルオフィス&家として、日本各地を旅しながら働く毎日。