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ADHD・ASD・うつ病と私②

前回はうつ病と私について書かせてもらいました。

今回はADHD編でいきたいと思います!
また、広〜い心で読んでもらえると嬉しいです。


ADHDと診断されるまで

ちなみにADHDは注意欠陥多動性障害と呼ばれていますが、医学的には注意欠如・多動症とも言われます。私のnoteではまとめてADHDと表記します。

ADHDとは、発達水準からみて不相応に注意を持続させることが困難であったり、順序立てて行動することが苦手であったり、落ち着きがない、待てない、行動の抑制が困難であるなどといった特徴が持続的に認められ、そのために日常生活に困難が起こっている状態です。

国立精神・神経医療研究センターより

私がADHDと診断されたのは今年に入ってからです。いわゆる「大人の発達障害」という言葉を知り、その特徴に自分が当てはまったり、職場で指摘されることが増えたりしたので、クリニックの先生に相談しました。すると先生は一度心理検査を受けてみましょうか、と。

心理検査は要予約で、検査を受けられるまでかなりの時間がかかりました。また、検査自体(質問紙・面談)も2〜3時間程度。特に面談は幼少期〜現在まで事細かに質問されるので、かなり頭を使って疲れた記憶があります。過去を思い出すって、結構エネルギー使うんですね。

結果が出るまでも3週間くらい待ち、ようやく診断されたという。まあ〜検査を受けるまで長い。結果が出るまで長い!とにかく長い!正直言って、心理検査に一番必要なのは結果を受け止める準備というよりも、結果が出るまで待つ忍耐力かも。

私はちょっと多動傾向があるので結果が出るまで待てず、先生に何度も「まだですかね」「いつ結果出ますかね」としつこく聞いていました。

どんな特徴?

ADHDには注意散漫やうっかりミスをしやすい不注意型と、落ち着きがなかったり衝動的な行動や発言をしやすい多動・衝動型、もしくはその両方がみられます。ちなみに私は不注意優位型です。

待つことが苦手だったり多動傾向は僅かにあるものの、日常生活に大きな支障はきたしていないので「多動の方はそこまで気にしなくていいよ〜」と先生に言われています。

不注意症状について

私は幼少期こそ大人しかったのですが、忘れ物や無くし物が多かったり、宿題の提出日を守れないことが多くありました。

あれも!これも!って感じで色んなことに手を出しては途中で投げ出して、また別のものに手を出してしまったり。やらなきゃいけないことがたくさんあるのに、何から手をつけていいのかわからなかったり。

だから、勉強は嫌いじゃなかったんですが、何から手をつけていいのか分からない、今日は何の科目を勉強すべきか分からない、といった感じで「宿題」「テスト勉強」という行為自体が苦手でした。

それらは日常生活に支障をきたしていなかったし(テストの点数にムラはあったけど)、みんなあることだと思ってたんですが、心理検査を受けて診断が下ってからADHDの特徴なんだと知りました。

でも、日常生活に支障がね、起きるんですね、大人になると。というか、社会人になると。

まず、ちょっとでも気を抜くとケアレスミスをしてしまうんです。上司が話している最中に、少しでも窓の外が気になると話が全く入ってこない。そして内容が分からないので、再確認する……。

入職当初は念入りに確認をするマメな子だと思われていましたが、次第に「コイツ話聞いてないんじゃん」「集中力なさすぎ……」みたいに思われてた気がします。

なので常にメモを携帯して、何でもかんでもメモを取るようにしてました(メモ魔になりすぎて、何が大事なメモなのか分からなくなるという悪循環でしたが)。

あとは、日常生活での支払いを先延ばし&忘れがちです。光熱費や家賃・管理費など。口座引き落としにできるものはしているのですが、口座がバラバラだったり、なぜか引き落としじゃなくて振込タイプのものがあって。支払い方法がバラバラなので、優先順位をつけられずに先延ばし先延ばし……からの忘却パターンに陥ることがよくあります。

これは本当に色んな人に迷惑をかけるのでどうにかしなきゃいけないと思っているんですが、バラバラの支払い方法をどうすべきか優先順位もつけられず、結局そのままになっています。

本当にどうにかします(ちゃんと納付はしています!!!!!!!!)。関係各所、申し訳ありません。これは本当に障害を理由にしちゃいけない問題であります。自分の中での課題です。

クリニックで何してる?

とある事情で、ADHDの診断から少し遅れて内服治療を開始しました。2ヶ月くらい後かな?ADHD薬ではお馴染みのコンサータを服用してます(他にも抗うつ剤などありますが省略)。軽めの量なので、バッキバキに集中できる!って程じゃありませんが、気持ち集中力上がるかな〜って感じです。お守りってくらい。

カウンセリング系は受けていません。自分がカウンセリングの知識を持ってしまったため、どういった意図で話されているのか等分かってしまって余計にストレスになるのです。なので、慣れている先生に「この前こんなことがあって〜!」って話す程度が一番気楽です。

もちろん、認知行動療法などによって考え方や行動の仕方が変わって生活しやすくなる方もいると思います。

病気や障害との向き合い方、付き合い方は人それぞれだということは声を大にして伝えたいです。

まとまってないまとめ

私は大人になってから症状(特徴)が顕著に現れるようになって、それが日常生活に大きな支障をきたすようになったタイプです。

今までは実家にいて自然と誰かのサポートを得ていましたが、一人暮らしを始めたり、社会人になったことで「ああ、自分って誰かのサポートがないと生きにくいんだ」と気づきました。

もちろん、今はたくさんの人にサポートしてもらっています(ありがとうございます)。おかげでそこそこの生活ができてるなってことがたくさんあります。特に友達からの理解はかなり大きいです。
当時はめちゃくちゃヘビーに打ち明けましたが「そういう性格なんだからいいじゃん?」「性格に名前がついただけじゃん、」って感じで。それで、こういう形でも発信していくようになれたかな、自分の中で抱え込みすぎなくなったかな、という気がします。

まとまってませんが、何やかんや上手く付き合って生きてます。みんなが皆んなそうじゃないとは思うけど、前向きに、自分の特徴や個性として捉えて生きています。

ということで、まとまらないので終わります。
次はASD編でーす!よろしくお願いします!

合言葉は𝓑𝓲𝓰 𝓛𝓸𝓿𝓮.........♡


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🍣おすし🍣
ADHD/ASD/うつ/
言語聴覚士/メンタル心理ヘルスカウンセラー/メンタル心理インストラクター/福祉心理カウンセラー/福祉心理アドバイザー/行動心理カウンセラー

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