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【INTERVIEW / Business Planning】原動力は「熱い想いをもって働く人たちのために」気持ちを切り替え進み続ける、私なりのキャリアの築き方

2021年3月にモノグサに入社し、 Business Planning (ビジネス・プランニング)のポジションを担う中島さん。これまでのキャリアや、モノグサに転職した理由、モノグサでの業務、今後の目標などについて詳しくお話しいただきました。


キャリアに抱いた不安、運命の出会いに「迷うよりアクション」を選択

――モノグサ入社前のキャリアについて教えてください。

中島:大学卒業後、新卒でヤフー株式会社に入社しました。3年間は、家電・玩具といった領域の営業を担当しており、「Yahoo!ショッピング」に出店している顧客を対象に仕入れや広告の活用などの提案活動を行っていました。4年目のタイミングで、株式会社ZOZOに出向することになり、そのタイミングで営業職から企画職へ職種が変わり、ファッションEC事業の販促施策、広告やメルマガの検討〜実行に携わりました。こちらを約1年経験した後、モノグサに転職しています。

――転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?

中島:私は、何歳になっても自分が望むやりがいと楽しさを感じられる仕事内容と水準で働き、社会と関わりを持ち続けたいと考えています。女性として様々なライフプランがある中で果たして30歳、40歳と年齢を重ねていった先、思い描いていたキャリアを形成できているのだろうか。そういった未来に対する不安がありました。
社会人として数年のキャリアを歩み、30歳という節目も見えてきたときに、自分が身に着けているスキルは他社に行ったときにも一定評価される水準にあるのかや、汎用的なスキルになっているのかを悩んでいた時期がありました。

そんな中、偶然にも前職の元上司だった二嶋さん(現:モノグサ社員)と再会する機会があり、モノグサへの転職が視野に入ってきました。

――前職の環境には満足しつつも、自身を確かめる・成長させるために転職を決めたのですね。決心のいることだと思うのですが、迷いはなかったのでしょうか?

中島:もちろん迷いはありました。前職の人間関係はもちろんですが、業務面でも新しいことにチャレンジする機会はいただけていたので、本当に新しい環境へ進むべきかについては沢山考えましたし、悩みもしました。ただ私自身悩み続けていても仕方がないので、次に繋がるアクションを起こしていこうと考えるタイプなんです。

私自身は自分にあまり自信がなく自己評価が低くなりがちで、日々の言動を振り返って反省することが多いです。一方でそういった感情を引きずり続けることはなく、すぐに切り替えて、どうすれば改善できるのかを模索し、何か今より良く出来そうな兆しがあればすぐに行動に移すタイプです。今回の転職もそういった考えで最終的には決意しました。

こうなったきっかけは、高校時代ニュージーランドに3年間留学していたときかもしれません。英語が話せない中でホームステイを経験しながら、現地の生徒と同じように授業を受けていました。楽しかった思い出はたくさんありますが、今振り返っても、人生の中で一番しんどかった経験です。特に留学当初は14歳で年齢も経験も未熟で、英語も学校で習うレベルで全く話せませんでした。日本では家族も友達もいるのが当たり前で、伝えたいことを不自由なく伝えられる環境でしたが、留学先では自ら行動しなければ何も変わらないという状況に直面しました。帰国したいと思ってもすぐに帰れるわけではなく、誰かが助けてくれるわけでもありませんでした。このような環境が3年間も続くと思うと、目の前の問題から目をそらさずに向き合うこと、そして自ら行動して変えることが必要だと自然と受け入れ、その考えが習慣化されていきました。
悩んだり辛いことがあったとしても、そこには必ず理由があって、その解決策も存在します。そして、その出来事が解決されたとしても、また新たな課題や悩みごとが出てきます。きっとこれは一生続くことだと思います。なので、そのループが一生続くことを理解したうえで、目の前の現実を楽しくするための方法がないか、気持ちを切り替えていくようになりました。

――アクションを起こさないと変わらないという意識が強くあったのですね。モノグサに興味を持った経緯、また、ご自身の成長につながりそうと思えた点について詳しく教えてください。

中島:モノグサを知るきっかけは先ほどもお話しした通り、元上司の二嶋さんからのご紹介でした。偶然にも私がキャリアについて悩んでいたタイミングでご連絡をいただき、お会いする機会をいただきました。二嶋さんと働いたのはたった半年間だったのですが、当時の社会人生活の中で一番学びが多く、また成長をサポートしてくれた上司でした。二嶋さんが退職される際は、もう二度とお会いすることはないだろうと正直思っていたのですが、久々お会いできるとなったときに、お会いしない理由が見当たりませんでした。

二嶋さんが前職を退社されて以降初めてお話しできる機会だったので、自分のキャリアや近況など色々な話をしていく中で、モノグサへお誘いいただきました。当時、どの会社にも通用するスキルを身に付けたいと思っていた中で、「モノグサの営業のスキルは他社でも通じるものだから、ここでセールスとしてスキルを磨き上げるのはどうか」と言われ、モノグサの選考を受けることにしたんです。

前職で二嶋さんと働いていた際、出来ていることへの評価だけでなく、出来ていないことも真っ正面から伝えて下さっていました。また二嶋さんはどうすればできるようになるのかや、そのステップアップのために必要なサポートをしてくださりました。フィードバックして下さる人はこれまでもいましたが、そこから「できなかったこと」が「できるようになる」ための伴走を全力でやり切ってくれる上司に当時の私は出会えていませんでした。一緒に働いた期間は決して楽ではなかったですが、私にとって一番社会人として成長を感じられる期間でした。まだキャリアの中で成長しきれていないなという思いと、30歳までに自分自身で自信を持てる水準のスキルの習得を目指した中で残りの期間を考えた時に、二嶋さんのもとでもう一度働くことが一番自身の成長にとって良いのではないかと思い、モノグサへの転職を決意しました。

――実際に選考に進まれていかがでしたか? 入社の決め手になったことがあれば教えてください。

中島:CEOの竹内さんや選考を進めて行く中で他の皆さんとお話をして、良い意味で全員が違うタイプの方たちで、バランスがいいなと思いました。モノグサを知ったきっかけは二嶋さんでしたが、どの方とお話ししても「一緒に働いてみたいな」と思える方たちばかりでした。当時転職活動をしていた訳ではないので、他社の選考は全く受けてませんでしたし、また転職するとしてもベンチャーやスタートアップは自分から選ぶことはないだろうと思っていました。なのでモノグサとは人のご縁からいただいた出会いであり、人の信頼感で入社を決めた会社です。

身近な人に貢献したい思いでBusiness Planningへ

――モノグサでの業務について教えてください。

中島:3年の間に担当する業務が変化しているので、順番にお話しします。
まず初めの2年間はセールスとして塾領域の新規営業を主に行っておりました。前職でも3年間営業をしておりましたが、モノグサでの営業はまた前職とは違っていて、転職理由の1つである、営業スキルを伸ばすという観点で非常によい経験を積むことができました。そして3年目からは、Business Planningに異動しています。業務の幅は多岐に渡るのですが、主に担当しているのは塾領域のセールスとカスタマーサクセス(以下、CS)チームで、事業計画を達成するためのKPI・マイルストーンの設定、達成のための管理体制の構築や支援などを行っています。

――1、2年目で経験されたモノグサの営業に関して、別物だなと感じたのはどのような部分でしょうか。

中島:1つは、顧客がまったく知らないサービスを紹介して共感獲得を得ることの難しさでしょうか。記憶という新しい価値をモノグサという会社から提案することと、前職時代の広告営業を比較すると、会社の知名度も商材の認知度も低く難易度は高かったと感じました。

だからこそ、自分が介在することでお客様がMonoxerをいいものだと認識して、使いたいと思ってくれるようになる気持ちの変化を感じられることにやりがいや楽しさがありました。また心の底からMonoxerというサービスが記憶定着の観点で何よりも優れているサービスだと私自身も思っておりましたので、Monoxerを届けたいという思いも強く、楽しく営業活動に取り組めていました。

組織の変化も新鮮でした。私が入社した頃は、セールスのメンバーが5、6名程度だったのですが、翌年には10名と徐々に人が増えていきました。会社として、組織として成長していることを実感できる環境に身を置くこと自体これまでの経験上なかったので、スタートアップならではの面白さを感じました。また組織だけでなく、Monoxerを知っている人がお客様も、自分の周囲にも増えてきたり、両親が「MonoxerのCMを見たよ」と声をかけてくれたり、その時々の成長の瞬間に立ち会える楽しさもあります。

――セールスからBusiness Planningへジョブチェンジした経緯を教えてください。

中島:前職を含めると5年近く営業を経験してきたこともあり、自分の中にある程度の達成感がありました。また以前から営業を極めたいという思いを持ちつつも、今後のキャリアの軸として、特定の職種に限定されずに活きる経験やスキルを身につけ、自分ができることを増やしていけるような仕事をしたいと考えていました。そういった思いを社内の方々に相談しBusiness Planningに異動することになりました。

Business Planningの仕事は事業計画を達成するための支援が本質ではありますが、周囲の人たちが頑張れる環境を提供する役割であると考えています。もちろん、顧客にMonoxerの価値を提供することも、大きなやりがいがありました。しかし、これまでのキャリアやその時々に抱いていた感情を振り返ったときに、サービスの最前線に立つことよりも、自分の身近な大切な人達のために尽力することが自分の中での本当のやりがいであり、働く上での原動力であることに気が付きました。実際にモノグサのセールス・CSチームには「Monoxerを全人類に届けたい」という強い熱意を持って働いている方が多く、「本当にすごいな」と尊敬すると同時に、その人たちのために自分ができることを努力し、貢献したいと思いました。また私自身もモノグサでセールスの経験、CSの方々と協働もしていたので、業務の解像度は他メンバーの中でもありましたし、その職種ならではの悩みや喜び、苦しみも共感できると思っておりましたので、モノグサ社の中で次のステップに進む上で自分が最も貢献できる職種として、Business Planningを選択しました。

――Business Planningの大変なことは何ですか?

中島:初めて経験する業務が多いので、スキル面でも大変なことは日々あります。その中で大変というよりかは、Business Planningとして重要だなと思うことは、人との向き合い方だと思っています。事業計画を達成するための計画や施策を検討しつつも、最後にアクションを取っていただくのはセールスやCSのメンバーになります。「相手が社内だから」というわけではなく、むしろ「社内の方だからこそ」、信頼関係を築いて進めていくことが重要だと思っています。気負いせず意見をぶつけあえることや、お互いの要望や依頼を受け入れる姿勢がなければ、業務が円滑に進まないと感じています。そのため、常に自分本位な言動になっていないかなどを振り返り、日々の業務に真摯に向き合っています。

さらなる貢献を目標に

――中島さんの今後の目標について教えてください。

中島:Business Planningに異動してまだ1年しか経っていないので、今後も様々な経験を積みながら、できることを増やしていきたいです。また、現在は主に塾領域のCSやセールスの方とのやり取りが多いですが、今後は他のチームの方々とも積極的に関わる機会を作っていけたらと思っています。これからもモノグサで働く人、そしてその先にいる顧客に対して少しでも貢献できるように、そして今よりも自信を持って業務に取り組めるよう、これからも目の前の課題に向き合いながら、努力を続けていきたいと思います。

モノグサ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています。
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