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満月とコーヒーブレイク

ハードなものも、しっとりしているものも、好きだと感じる音楽はいつでも聴いていたい。今は「Soothing Moves」をそえ、深夜のコーヒーブレイクを楽しみながら仕事を進めている。今夜は満月。カーテンの隙間から明かりがこぼれていて、そっと夜の世界をのぞいてみたくなった。いつもは暗闇に隠れている木々がはっきりと形を浮かべているのが見え、コーヒーの湯気をなんとはなしに重ねてみる。意味なんてないけど、いちいち意味なんて気にして行動しているわけでもなし。ただ、乾杯のようななんちゃっての仕草になっただけのこと。うん、そろそろ仕事に戻ろうか……。

どうしてこんな深夜に仕事をしているかというと、単純にこの時間帯が私にとってベストだからだ。自分が欲しいと思う音楽や、ひんやりしてきた空気が心を落ちつかせてくれる。それに、余計なことを頭から放りだせる気がするのだ。ライターとしての仕事は好きか嫌いかでは答えられないけど、苦痛なときだってある。言葉がでてこずムダに時間を消費するなんてザラ。それでも投げださず、こうして向かい合うのが今の私にできる唯一のことなのかもしれない。

今日はあと少し頑張れば1記事仕上がるから、1時間くらい集中できたらラッキーだなと思っている。終わったらYouTubeで筋トレかストレッチの動画を見て、シャワーを浴びて、思うまま泥のように眠りたい。できたら月の明かりに包まれて毛布に入れたらこの上なく幸せだ。このまま上手くいってくれたら、9月最終日を飾るに相応しい朝を迎えられそうだなぁ。

さて、愛猫が一緒に寝ようと誘ってくれている。それにも応えたいし、むしろ私の方が添い寝をお願いしたい季節になってきた。息抜きもできたし、もう一度お湯を沸かしてコーヒーを注いで……あとちょっとだけ。「Soothing Moves」を数回だけリピートしたら今日は店じまい。頑張ろう。

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