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他業種/異業種からデータサイエンティストへ!スキルアップを叶えるオンボーディング事例

※本記事の内容は取材時のものであり、組織名や役職等は取材時点のものを掲載しております。

モノタロウには現在、20近くの部門があり、年間100名を超える中途・新卒の新入社員の方が入社しています。

参考:


各部署ではそれぞれに特性を活かしたオンボーディング(=新しく会社・組織に加わった人材にいち早く職場に慣れてもらうため)の取り組みを行っています。今回はマーケティング部門 マーケティングサイエンスグループへデータサイエンティストとして最近ジョインされた2名の方とマネージャーにそれぞれお話を伺いました!


片山さん
 
マーケティング部門 マーケティングサイエンスグループ グループ長
銀行に新卒で入社し、営業、クオンツを経験。6年間勤続後に機械メーカーへ転職し2年間データサイエンティストとして勤務。その後、2018年12月モノタロウへ入社。現在に至る。

玉川さん
マーケティング部門 マーケティングサイエンスグループ
メーカーに新卒で入社し、技術開発、データ分析を経験。4年間勤務し、2023年2月モノタロウへ入社。

杉田さん
マーケティング部門 マーケティングサイエンスグループ
予約プラットフォームを運営するWeb系企業に新卒で入社し約3年間勤務。RPAやBIツール活用した業務改善を主に担当。その後、2021年2月にモノタロウへ入社。2年間のWebアナリスト経験を経て現在に至る。

(プロフィールは取材時の情報です。)

- おふたりはマーケティングサイエンスグループに入られてどのくらいになりますか?また、ジョインした経緯を教えてください。
(玉川)2023年2月にMonotaROへ入社して6か月ほど経ちました。データサイエンティストのオープンポジションに応募し、マーケティング部門のデータサイエンティストとして選考が進んだため、入社時からマーケティングサイエンスグループに配属となりました。

- 玉川さんは私(堀切)が採用担当でしたよね。初の転職、また県外からのご入社ということで、すごく印象深いです。不安はなかったのでしょうか?
(玉川)転職にはとても大きな不安がありました。これまで転職は何度も考えたことはあったのですが、不安が大きすぎて転職したいと思い始めてから実際に転職活動を始めるまで3年ほどかかりました。

ここまで転職に大きな不安を感じた理由として、前職が比較的名が知られている企業だったので一生安泰だと思っていた・福利厚生がしっかりしていた・フレックス制度や1分単位で残業が付くなど超ホワイト企業だったからです。
自分のやりたい仕事を求めてこれらの良い条件を捨て、未知の会社へ飛び込むのが怖かったということがあります。
不安は大きいままでしたが後悔はしたくないと思い転職活動を開始し、進めていくうちにやりたい仕事ができるかもしれないとのワクワクがどんどん大きくなっていきました。

- たくさん不安がある中で、モノタロウに入社を決めたきっかけはなんだったのでしょうか?
内定後のカジュアル面談を終えた後も他社と迷っていることを知った堀切さん(筆者)から、再度カジュアル面談のお声がけをしてもらったことが大きいと思います。
当時内定をいただいていたどの会社も希望していた仕事が出来そうだったため、何を基準に選ぶべきか迷っていました。そんな時に2度目のカジュアル面談で、実際にメーカーから転職してきた方に「モノタロウには膨大なデータがある」と聞き、ここならデータ分析の力をしっかり身に着けられそう!と感じたため、入社を決めました。
あと、内定をいただいた後に考える時間をたっぷりいただけたのも納得してモノタロウに入社できた理由です。内定をいただいてから3~4週間ほど待ってもらったと思います。

- ありがとうございます!では、杉田さんはどうでしょうか?
(杉田)マーケティングサイエンスグループにジョインし、現在で4か月ほどになります。
モノタロウに転職後の1年間は別部署にてWebアナリティクスを主に担当していましたが、2年目からは担当案件の関連でマーケティングサイエンスグループとの兼務になりました。

兼務をするうちに、新しい領域にチャレンジして専門性と業務の幅を広げていきたいという思いが強まっていきました。そして3年目の春、私自身の希望を受け入れてもらい、会社のグループ編成のタイミングで異動することになりました。

- 杉田さんは、私(堀切)と入社時期が近いので、社歴としては2年半くらいになりますよね。異動に際して、不安はなかったでしょうか?
(杉田)1年間の兼務期間を経てからの異動だったため、働く環境や人間関係への不安は全くなかったです。
一方で、私はデータサイエンス領域は全くの初心者なので「マーケティングサイエンス」を名乗る組織の一員になって良いのだろうか?という不安が大きかったです。早く勉強しなきゃ!早く活躍しなきゃ!という焦りで、肩に力が入った状態でしたね。

- ありがとうございます。おふたりともこれまでとは大きく変わることが多く、ご不安を感じていたのですね。

育成にフォーカスしたオンボーディング

- 片山さんにお伺いします。異動でのメンバー受け入れとして、どんな課題がありましたか?
(片山)モノタロウのデータサイエンティストの中途採用といえば、これまではほぼ即戦力を採用するパターンがほとんどでした。
しかし、他社との獲得競争も激しくなってきている中で、即戦力を採用するのではなく、ある程度素養のある経験者人材を育てる、というパターンも考えておかないと、データサイエンス系の人材を安定的に確保できないなっていうのは実感としてありました。

また、ここ1~2年くらい、電車の広告などで各大学がデータサイエンス学部を作っていることを目にするようになり、育てるパターンも作った方が、今後の新卒の育成であったり、部署異動でデータサイエンティストを目指すキャリアパスにも対応できるのでは?とは思いました。

そうなると、これまであった即戦力の方のオンボーディングの仕組みに加え、もう少し育成にフォーカスした取り組みを体系化した方がいいように感じたので、おふたりの配属を機に、それを形にしていきました。

- オンボーディングの仕組みを変えて出会える人材の幅を広げた、ということですね。実際におふたりの受け入れにあたり、どんなことを実施したのでしょうか?
(片山)玉川さんに関しては、入社当時の社会人経験が4年目と浅く、中途入社とはいえしっかり育てないといけないため、一人で黙々と取り組む高難易度の仕事ではなく、まずは他のグループの社員と協力して行う定常業務をお任せしました。

そのため、仕事で関係しそうな社員の方との距離感をできるだけスムーズに詰めてほしいと思い、出社日にそういった方とのランチをほぼ毎回セッティングしました。これを2サイクルくらいしつつ、本人の意向を聞き、仕事で関係しそうかどうかを問わず同年代の方とのランチもセッティングしました。

また、プログラミング経験はあるがマーケティング未経験という経歴だったので、基礎知識を付けるためにも、マーケティングをプログラミングで体感できる英語の記事を探し実際に手を動かしながら学んでもらいました。
育てたい気持ちはありつつ、自分がずっとつきっきりで教える、ということはなかなか出来ないことも多いので、ある程度一人で進められるものをやってもらうのは効率的だったと思います。

- 経験と専門性に応じ、学びを深めていけるステップを段階的に作る。それと同時に、業務に関係する方との交流を意図的に作っていく、という形だったのですね。
(片山)そうですね。
あとは、モノタロウのデータサイエンティストの中で、英語の論文を読んで発表しあう研究会を長年やっていたのですが、おふたりの専門性では急にこの中に飛び込んでも理解が難しいと考えていました。

まずここについていけるようにするため、データサイエンスの基礎の本の輪読会をしました。取り扱う書籍については、年次が上の社員たちで候補となるものを出し合い、最終的にはおふたりに興味のあるものを選んでもらう、という形で実施しました。
ふたりだけで輪読会をするのはしんどいと考えたので、同年代の方をはじめ、グループ内外で希望者を募りました。

結果的に10人以上が集まったので、そもそもこういう輪読会自体にニーズがあるんだなという発見もありました。ふたりの育成になっただけでなく、勉強会を通じた若手同士の横の繋がりにもなったのかなとは感じています。

- おひとりおひとりにフォーカスして成長のステップを設計したのですね。とても素晴らしいです...!結果的に若手の方など横の繋がりもでき、とても心強かったのではないかと思います。
杉田さん・玉川さん、実際にこういった取り組みを経て、どう感じましたか?
(杉田)ジョイン当初は知識や技能の面で大きな不安がありましたが、今の知識レベルと業務に必要な知識レベルのギャップを埋めるためのサポートがありとても安心しました。

今は漠然とした焦りはなく、少し先の成長した自分を見据えて一つ一つ着実に自分のものにしていこうという落ち着いた気持ちで業務に励むことができています。そのようなサポートの実現のために日々こちらの状況を正しく理解しようとしてくださる上司や先輩にはとても感謝しています。
いつか成長や活躍でお返ししたい!という良いモチベーションに繋がっています。

(玉川)中途入社だったこともあり"これくらいはできるでしょ?"と実力以上を求められることが不安だったのですが、私のレベルに合わせてアサイン・フォローしてもらえていることがとても助かっています。そして過度な期待・評価で採用されたわけではないことも分かりほっと一安心しました。

前職では右も左も分からない状態で一人業務を行う必要があったので、今は丁寧にフォローしてもらいながら着実に実力をつけられるこの環境にとても感謝しています。
社内コミュニケーション面でも全面的にフォローしていただけたのも嬉しかったです。
関係者を見つけると挨拶に連れて行ってくれたり、ランチ会をセッティングしてくれたりと、徐々に社内で挨拶や会話ができる人が増えていきました。人間関係も仕事をしていくうえでとても大切なことだと思うので、このような取り組みをしてくれた片山さんには感謝の気持ちでいっぱいです。

- ありがとうございます。適切に自分自身を理解してくれている、ということが安心感に繋がっているのですね。


オンボーディングの仕組み構築へ

- 片山さんにお伺いします。今後マーケティングサイエンスグループは体制拡大をしていく形になると思いますが、オンボーディングに関しての展望はありますか?
(片山)今回のオンボーディングでは、ランチも輪読会もマネジメント層がセッティングしたり先生役を担ったりしました。

まあ、ランチは、相手が目上の人だったりするのである程度マネジメント層が間に入った方がいいんですが、輪読会は今後、若手が年1回主催して、それを下の代に継承していく伝統を作れたら、とは思っています。
歳が近い方が実際話しやすいですし、先生役をすること自体が受け入れを行う若手側にとっても学びに繋がっていいのかなと。

- ジョインした方が成長し、次にジョインする方のメンターとなる、というサイクルが回っていくと、組織にも良い影響がありそうですよね。
- 最後に、モノタロウで働くことに興味がある方へ、皆さんからぜひメッセージをお願いします!
(片山)とにかく社員が自由に見ることのできるデータの量が圧倒的!私はここで働いて4年半になりますが、顧客、商品、注文、サイト内行動、配送、販促などのうち、まだ見たことすらないデータがたくさんあり、飽きが来ないです。また、この記事ではオンボーディングの話をしましたが、そもそもデータサイエンスのレベルの高い若手も多いです。色々なレベルの方が一生懸命になって前を追いかけている、そういうのは素敵だなって感じますね。

(玉川)データサイエンティストは今ホットな職種だと思いますが、データが十分にない、指導できる人がいないなど、若手を育成できる環境が整っている会社はまだまだ多くはないのかなと感じています。片山さんがおっしゃっているようにモノタロウには十分なデータがあり、データサイエンティストのレベルも高く、成長するのに良い環境だと思います。

(杉田)社内の誰もがデータにアクセス・活用できる環境と、データを中心に意思決定をしていくという文化が魅力だと感じています。データ活用によりモノタロウのサービスが改善されていく様子が間近で見れるのはとってもわくわくしますし、やりがいがあります。また、今回お話したように成長や挑戦の機会もたくさんあります!

- みなさん、ありがとうございました!


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