悩まない離乳食〜生後6ヶ月から始めるは大間違い〜

武術研究家のモノノフです✊
子育ての投稿は人気なのでしていきたいと思っているのですが、よくみなさんが悩んでいることが多いのは

『離乳食🍚』

ではないでしょうか。いつから始めましょうというのでよく本に書かれているのは生後6ヶ月からというのは子育てしたひとなら見たことがあるひとが多いと思います。

それは大間違いです‼️‼️‼️

正しくは、離乳食を生後6ヶ月が適正の子供もいるし、そうじゃない子供も多くいるということです。そもそも誤差の多いこの時期に『生後何ヶ月で〜する』みたいなことは無理があります。あくまで目安だと思ってください。

離乳食を始める基準は3つ

・座った姿勢を維持できる
・食べ物に興味がある
・離乳食を口に入れた時に吐き出さない

です。

この3つが揃っていないなら離乳食を始めるべきではありません。
子供は必要があれば欲するようにできているので、子供が欲するに従うのがいいと僕は考えています。

まず『座った姿勢を維持できる』についてですが、多くのお母さんが感じたことあるはずです。グンニャリしている子供にご飯をあげている時に『これ合っているのか?』と。

間違っています!

座った状態が維持できないのに、食事をしようというのが根本的に間違っています。姿勢を維持するための筋力を寝返りであったり、ハイハイであったりで鍛えてから離乳食です。

続けて『食べ物に興味がある』ですが、これは親が食べているものに手を伸ばすなどの行動をすることです。最近はテーブルで食事するので子供が大人の食事を見る機会が減ってしまっていますが、食事風景を見せるということも非常に大事なことになってきます。

最後に『離乳食を口に入れて吐き出さない』ですが、これは反射の消失を表しています。生まれたばかりの赤ん坊は基本的に液体以外のものは吐き出すようにできています。『吐き出す=離乳食いらない』なので、離乳食を始めるべきタイミングになっていません。

では、生後6ヶ月過ぎて離乳食を始めれない人はどうすればいいのでしょうか。それは、それぞれに対応すればいいということになります。

『座った姿勢を維持できる』ができないのであれば、筋力を鍛えなくてはいけません。寝返りやずり這い、ハイハイができるならハイハイなどの運動をしっかりさせましょう。

『食べ物に興味がある』ができないのであれば、子供の目の前で食事をしましょう。そもそも大人の食事風景を見せていない家庭というのも多く見られます。そういった子供は咀嚼運動もうまくできなかったりします。

『離乳食を口に入れて吐き出さない』ができないのであれば、口にいろんなものを入れられるようにしましょう。生後6ヶ月頃は口の中になんでも入れる時期です。口の中が一番敏感なので、いろんなものを確かめたいと思っています。このころに『味覚の窓』というものが開いて。この時期に口に入れたものは嫌いにならないと言われています(子供の時期に一時的に嫌いになっても)。
この時期に「汚いから口に入れてはいけません!」とか言って取り上げるのはよくありません。タバコとかがあって食べたらダメなものは取り除いてください。口に入れても大丈夫なものしか置かないというのが大事なのです。
そして、口からなるべくいろんなものを入れるというのはもう一つ大事な意味を持ちます。

アレルギー

です。口から入ったものは『免疫寛容』と言って、アレルゲンになりにくくなるのです。以前アレルギーに関する投稿をしているのでそちらの方も参考にしてください。

アレルギーに関する投稿

ということで、離乳食に正しい知識を持つと少し育児が楽になります。子育てで何がきつかったかというアンケートをすると『離乳食』と答える親御さんが結構います。真面目に向き合っているからこそなのですが、正しい知識を持って接すれば少し楽になります。

あるお母さんは生後5ヶ月から離乳食を始めて生後8ヶ月でやっと食べ始めたと言っていました。その子供は生後8ヶ月が離乳食を始める時期だったんですね。「これを知ってたらあんなに病むことなかったのに!」っておっしゃていましたね。全くその通りだと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?