利き目って知っていますか?

武術研究家のモノノフです✊

格闘技系競技をしているひと必見です❗️打撃系は特に‼️
スポーツでも意識した方がいいです❗️
利き手利き足は意識していると思いますが、利き目を意識したことはありますか?

利き目はおよそ利き手利き足と同じことが多いですが、それは実験で確かめてみましょう。少し遠くのなんでもいいでですが、電気のスイッチにしましょうか。それを両目で見て👌の中に入れてみましょう。

その後、手も頭も固定したままウインクしてみるのです。そうするとどうでしょう。どちらかの視界の中には👌の中に電気のスイッチが入っていますが、逆の視野の👌の中には電気のスイッチが入っていないことに気がつくと思います。

👌の中に電気のスイッチが入っていた方が利き目です。

構える時、この利き目は前に来た方がいいです。要するに左目が利き目であればオーソドックススタイル(左が前)、右目が利き目であればサウスポースタイル(右が前)ということになります。

ちなみに僕は利き目が右目であるにも関わらず、オーソドックススタイルを選んでいてここでも才能の無さを発揮します。この理論を知った時に思い当たる節があり過ぎてショックを受けたものです。

では、なぜそれがいいのでしょうか?それは、

『脳は両目の画像を処理していないから』

です。実際利き目の実験をした場合、どちらかの視野にしか電気のスイッチは入っていなかったはずです。これはどういうことかというと、脳は片方の視野だけ処理して、もう片方の視野は距離感の補正をしているだけなのです。もう片方の視野分も見えているじゃないかと思うひともいるかもしれませんが、それは停止した画像が貼り付けられているだけと思ってください。

それを理解していないとどういうことが起きるのでしょうか。僕を例に説明しましょう。僕は右目が利き目であるにも関わらず、オーソドックススタイルをとっていました。そうすると、右目しか見えていないのに左を前にしているので、

自分の顔が死角を作る

のです。僕の場合で言うと相手がサウスポースタイルの時に右のフックがほぼ見えないです。空手をしていたので、相手がサウスポースタイルで右足の上段蹴りなんかも非常に見えずらかったです。原因を知った時に腰を抜かしました。

では、対処法はどうでしょうか。答えは大きく2つ

・構えを逆にする
・利き目で相手を捉えるようにポジショニングを考える

この2つです。ちなみに僕は両方採用しました。ただ、構えは逆にするのではなく正面に構える感じになっています。正面に構えているのでポジショニングはかなり意識しています。相手の正面に立って正面に構えると格好の的になってしまうので、相手の正面にはポジショニングしないようにして、かつ自分は正面で相手を捉えるポジショニングです。この位置を捉えるのは那須川天心選手がうまいですね。速い上にポジショニングもうまいので誰も捉えることができないということです。うまく対応できたのは体重差のあるメイウェザーぐらいですかね。メイウェザーもまたポジショニングの作り方がうまい選手ですが。

空手競技でトップ選手がいたのですが、その選手はそこそこで負けてしまうのです。僕もいい選手なのになと思っていたのですが、なんせケガが多い。いい選手とはケガも少ないものです。しかし、ケガの分析をしていると、左の顔面に多いことに気がついたのです。調べたら右目が利き目なのにオーソドックススタイルをとっていたのです。僕はそこで助言しました。

これこれこういう理由なので、逆に構えるかポジショニングを意識しなさい、と。

そうするとどうでしょう!ケガはなくなり、みるみる勝つようになったのです。話を聞くとスイッチ選手になったとのことでした。僕が助言した内容の上に来ました。スイッチしながら試合を進めると相手が的を絞ることができず、かつよく見えるようになったそうです。そらそうですね。当然勝つようになったということです。

ということで、スポーツをしておられたり、格闘技などをしている方は特に!利き目を意識してみてはいかがでしょうか。

モノノフ

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