現代人が信仰したもの

武術研究家のモノノフです✊

みなさんは自分が何を信仰していると思っているでしょうか。キリスト教のひとはキリスト、イスラム教のひとならアッラーということでになるでしょうか。

日本人は無神論者なので、何もないというひとがほとんどかもしれません。

しかし、現代人が信仰しているものがあると、僕はあると思っています。
それは

『解』

だ。みんな現代人は『解』を信仰している。『科学的な証明』などを好むのだ。
実際僕自身もそうだし、それ自体が一見間違っていないように見える。

しかし、これには大きな落とし穴がある。

ヒトの感覚では5%程度しか捉えることができない

のだ。どういうことかというと、視覚の色というものがある。見えているものだけかというとそれだけではない。赤外線や紫外線がある。
聴覚にしても超音波のように聞こえない音波領域がある。

見えてない聞こえてない部分の方がほとんどなのだ❗️

全体の5%程度の情報で正しい判断ができるのか?ということだ。
できるかもしれないしできないかもしれないというのが答えになるだろうか。
できない可能性が結構高いと思いませんか?

自分の感覚がいかにいい加減なもので、範囲の狭いものというのを自覚しないといけない。ときには今まで正しいと思っていたことも全く違う可能性があることを自覚しつつ、今までの常識を捨てる覚悟を常にしておかなければならない。

みんな自分の常識を捨てられず、いざこざが起きる。
ここはこだわってはいけない。

アインシュタインが言っている。

常識はそのひとが18歳までに集めた偏見のコレクションである

と。僕もそう思う。残念な上司に限って

「常識でわかるだろ!」みたいな言葉で部下を叱責する。
非常に意味がないことだ。

自分がかなり曖昧でいい加減なものしか知らないことを自覚することが大事なのではないかと僕は思う。

モノノフ

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