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ないものを探すんじゃなくて、あるものに目を向けてみたら


わたしのふるさと。そこは自然に囲まれた地域だ。

人は、この地域のことを「なにもない」と言う。

うん、たしかになにもないな…
私もそう思って育ってきた。

しかし最近、果たして本当になにもないのか?と考えるようになった。

帰ってきた当初は、東京での暮らしからのギャップもあり
「ないもの」に注目し過ぎていた。

では、あるものは何なのか、考えていく。


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昨日、わんこの散歩に行った。🐶
東京は雪が降ったということだが、たいていこの地域は関東が雪だとこちらは晴れ、こちらが雪だと関東は快晴であることが多い。

日が暮れるのも早く、夕方には星がうっすらと輝きはじめる。

夜、ふと見上げた空には 見事なオリオン座が広がっていた。
そもそもこの時期に晴れていること自体珍しいのだが、晴れた日の夜は特別に星が綺麗に見え、空気も澄んでいる。

そういえば東京で、星が綺麗に見れた日なんてあったっけ。
そんな風に思った。

ベランダから見る都心の明かりが作り出す夜景は、確かに素晴らしかった。
だが、町が明るすぎて星が見えない。

星は当たり前に見えるものだと思っていたけど、そうではないんだな。

☆゜◦☆゜◦☆゜◦☆゜◦☆゜◦☆゜◦☆

昔、深夜に友達と 誰もいない建設途中の駐車場に寝転んで、しし座流星群をみた。
あの夜のできごとは今でも忘れられない。
流れ星が次から次へとやってきて、願い事なんてしている時間もない。
まさに流星群だった。


「流れ星って空想のものだとおもってた」
関東で生まれ育った恋人は、そんな風に言った。

たしかに、みんな生まれ育って住む場所が基準になる。
だからそう思うのも無理もない。

私も関東で流星群を見れたのは、プラネタリウムの中だけだ。


当たり前は当たり前ではないんだと知った時、
ふるさとの良さを改めて感じた。

人によって生まれ育つ場所は違う。
また、それは自分で選ぶことが出来ない場合が多い。
人によっては故郷と呼べる地域がない人もいるのかもしれない。

だけど、ふるさとってなんか特別だ。
自分だけのお気に入りをもっと増やしていきたいと思った。

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きょうは故郷について考えてみました(^^)/

みなさんの地域では星が見えていますでしょうか。🌟

それぞれの地域のいいところがあると思うのと同時に、
きっとどこも素敵なポイントがあるのだろうと感じます。

昔、流星群をみた駐車場は、すでに建設がおわり、今では道の駅となっています。
こんなふうに昔なかったものができたり、反対になくなったり。
日々ふるさとも移り変わっていくんだなと思いました。

「今」しか出会えないこの町の姿を、楽しんでいきたいな✨


ではまた!



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