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コロナ時代のショッピング、ドライブインでお花を買おう

風車とチューリップ、そんなイメージのオランダですが、それ、本当です。

オランダは世界で出回る花のうちの44%がオランダ産、特に球根類は77%がオランダ産という花の国。毎年2月半ばから花が咲き始め、3月末からは花の公園「キューケンホフ公園」が開園し、世界中からの観光客を迎えるシーズンです。

今年はこの花のシーズンにコロナウィルス感染拡大で、花の栽培業者は大打撃を被っています。せっかく綺麗に咲いた花の多くは破棄処分されるという悲しいニュースが多く報道されました。

しかし誰もが自宅で多くの時間を過ごす今の時期、花を買いたい人は多く、需要はあります。ただ、スーパーでのお買い物も感染の危険性があるため、これまでのように頻繁には行きたくない、などの理由もあり、人々が多様な種類のお花を選び、購入できる機会は激減していました。

ここで最近になって、ドライブイン形式で車に乗りながら花の販売を行う花の業者が出てきて話題になっています。車から降りることなくスタッフに希望の花を注文でき、支払いもバンクカードを支払い機器にかざすだけで可能なので(オランダはキャッシュレスが進み、キャッシュ使う機会はほぼない)、全く接触せずにお買い物が可能です。

今日はここまで。

長い目で見れば、新しいサービスや価値観が生まれる可能性にも満ちたエキサイティングな時期なのかもしれないですが、現実は、この難しい時代をどう乗り切るかに、私達皆が必死なのです。


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