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鉄道趣味論

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鉄道をめぐる趣味と、それを発信していく事について雑に考える
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2023年9月の記事一覧

鉄道を知ることについて

 例えば野球中継にしろ、自動車レースの番組にしろ、最初から最後まで野球や自動車レースの話である。

 前に聞いたが、野球中継で、野球に詳しいとしても、その試合に直接関係ないタレントを映す時間が長いと文句が来たりするらしい。

「当たり前」? いや、そうとは言えない。前に書いた鳥人間コンテストについても、コンテスト出場者、出場機体と直接関係ないタレントの映像を流している時間がかなり多いからだ。

 

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極私的LRT・LRV論

 本来「LRT」は「次世代路面電車」の意味ではない。大がかりな鉄道とバスの中間の輸送量を持ち、レールを使用した交通機関全てを指す。

 路面を走る必要も、床が低い必要もない。いわゆる「新交通システム」とかモノレールに対して海外の人が「LRT」と呼んでいても全く問題は無いのである。(実際マレーシア等ではそうである)

 それどころか、日本にあるような、短い編成の為に施設を絞り混んだ鉄道(運転頻度は高

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ドラえもんのSL回

「ドラえもん」の原作にも「SL回」と言える話があるし、1960年代後半から1980年頃までのアニメは蒸気機関車の一旦廃止を挟んでいるせいもあって、結構「SL回」がある。

 いわゆる「大山ドラ」の比較的初期にアニメオリジナルでSL回があった。

 記憶で話す。

 例によってスネ夫の自慢、この時はラジコン(!)のC57(結構大きい)に対抗し、のび太は「本物のD51に乗った事がある」と発言。この頃D

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こういう話はウケないのは分かるんだけど

 日本だけかもしれないけど、「三つ子のたましい百まで」って言葉がウケる。それは分かる。

 それで、ネット上で◯◯に興味持ったら治癒不能とかいう悪ふざけが拡散する。

 でも現実には小さい頃に興味持ったものをずっと好きでいるのはごく少数である。

 トーマスを楽しんでいる子やプラレールを買ってもらった子の中で、何%が鉄道好きになるだろうか? 現実を見て冷静に考えたら、1%は行かないよね。

 わず

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