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今さらだけど……有線イヤホン【ASMR・VR向け:final E500】
今回は、有線イヤホンをご紹介します。
![](https://assets.st-note.com/img/1698101777137-jxhadCFggL.png?width=1200)
「お~い! フザけるのは名前だけにしてくれ!
今さら有線イヤホンなんてだれも買わねぇ~よ!」
と、思われる人もいらっしゃるかもしれません。
ということで、有線イヤホンのご紹介をしていきます。
YouTubeで大絶賛されている有線イヤホン
![](https://assets.st-note.com/img/1698102499051-979AYhD88j.png?width=1200)
YouTubeで「final E500 イヤホン」と入力して検索してみてください。
数多くのガジェット系YouTuberやら、イヤホン専門YouTuberが大絶賛している動画が見つかるはずです。
いまや1万円超えするイヤホンが多いイヤホン業界の中で、1万円以下でそこそこいい音なイヤホンの需要が高まりつつあります。
そんな中で、このfinal E500のお値段はナント!?
![](https://assets.st-note.com/img/1698102772823-U0kickEgz5.png?width=1200)
1,980円!!
しかも、Amazonプライムセールなどのセール時には、必ずと言っていいほどセール対象品に選出されます。
ちなみにわたしが購入したときは「1,480円」でした。(やすい!)
数多くのYouTuberが大絶賛しているイヤホン。
はたして本当に2,000円以下のイヤホンが使えるのかどうか? レビューしていきたいと思います。
無線イヤホン(ヘッドホン)は遅延が半端ない……
![](https://assets.st-note.com/img/1698102979841-zsTpgqjsdO.png?width=1200)
まず、そもそも論として
✓ イヤホンは音楽にしか使用しない
✓ オンライン会議などでしか使用しない
✓ たまに映画を見るときにしか使用しない
このような人は、無線イヤホン(ヘッドホン)の遅延は考えなくて良いです。
最近のBluetoothは遅延も少ない規格になっており、音楽を聴いたり動画を見たりする程度なら、まったく気にならないレベルです。
しかし!
わたしの場合は、音楽やオンライン会議だけでなく「FPSゲーム」にも使用します。
FPSゲームをやる前までは「Bluetoothの遅延なんてありえないだろ~」と思っていましたが、実際にゲームをやってみると「マジ無線無理……」という状況に。
それくらいBluetooth接続のイヤホンやヘッドホンは遅延します。
遅延だけならまだしも、回線ひっ迫によりブツブツ途切れることもあり、音質が改善したときには敵が迫ってきてTHE・ENDなんてこともあります。
マニアックな人が検証した記事によると、Bluetoothと有線とでは約0.1秒の差があるとのこと(興味がある人は検索して自分で読んでみてください)。
この0.1秒を体感できるかどうかという部分では、実際にFPSゲームをプレイしていると画面上の動きと音があっていない場面が頻発するのがBluetoothです。
logicool G435は無線だけどレシーバー
上に挙げた写真はlogicool の無線ヘッドセットG435ですが、こちらの製品は無線ですがドングルで接続する無線。
ドングルで接続するタイプはBluetoothよりも早いため、遅延は少ないと言われています。
なので、体感的には画面上の動きと音があっている状態になるわけですが、このヘッドセットは子ども向けなのか長時間つけていると耳が痛くなります。
そしてマイクの性能がクソなので、ボイスチャットを利用する場面では使えません……。
G435のレビューについて、そのうち書きます。
と、いうことで……
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YouTuberが大絶賛している2,000円以下のイヤホンを買ってみた!
そんなところです。
final E500
![](https://assets.st-note.com/img/1698103722986-83DQClQCHk.png?width=1200)
finalの外装箱に「おしゃれさ」や「高級感」などというものは一切ありません。
THE・紙で、エコな梱包です。
外装箱は買ったその日に捨てる人なので、ガッチガチの外装箱に比べたら捨てやすいのはありがたいポイントです。
外装箱にコストを費やすのはムダだと思っている人間なので、final E500の外装箱は嫌いじゃありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1698103705101-dstONReWdA.png?width=1200)
エコな箱を開けると、内容品はこんな感じです。
有線イヤホン本体
変え用のイヤーチップ(4セット)
ペラッペラの取扱説明書
商品を区切るようなモノもなく、エコな箱の中に無造作にイヤホンがぶち込まれているだけです。
![](https://assets.st-note.com/img/1698104065500-l2cnmMK2Rm.png?width=1200)
イヤーチップは、大・中・小のサイズが付属しているため、どのような人でも自分に合うのではないかと思います。
内容品は少なくてシンプルなので、紹介は以上です。
final E500の良かったところ
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実際に10日間程度使ってみて、良かったと感じたのは以下の3つです。
L字型のプラグ
いい意味で音質がフラット
長時間使っても疲れにくい
良かったところ①:L字型のプラグ
ひとつめのGOOD POINTは「L字プラグ」。
![](https://assets.st-note.com/img/1698104538879-ddU7OLN9tA.png?width=1200)
大半のイヤホンやヘッドセットのプラグは、上の写真のように真っすぐのタイプです。
しかし、final E500は「L字プラグ」です。
ココに関しては、使用状況や利用環境によって違いがあるかと思いますが、わたしの場合はL字プラグで良かったと感じました。
![](https://assets.st-note.com/img/1698104685490-85dUmyd4B9.png?width=1200)
というのも、デスク右下に設置したヘッドホンアンプから音を取るため、真っすぐなタイプのプラグだと子どもが引っ掛ける場合がありました。
その結果、プラグ付近のケーブルがヨレンヨレンになってしまい、しまいには断線しそうになっている……なんてことも。
取付位置と使用状況のせいだとは思いますが、L字プラグになったおかげで引っ掛けられるリスクが減ったのはGOOD POINT。
良かったところ②:いい意味で音質がフラット
ぶっちゃけ……BOSEやSONYと比較したら、音は良くないです。
ただし、この商品は2,000円です。
2,000円の商品と、30,000円を超えるヘッドホンと比較するのはナンセンスということで、音質の比較はしません。
final E500 を使って最初に感じたのが、音質がとてもフラットであること。
悪い言いかたをすれば「エフェクトがまったく効いてない音」です。
しかし、この「エフェクトがまったく効いていない音」というのが結構重要で、大半のイヤホンやヘッドホンは独自の味付けがなされています。
低音が強くなるようになっている
全体的に広がりがでるようになっている
高音が聞き取りやすいようになっている
と、メーカー独自の味付けがなされており、この味付けが「自分に合うかどうか」ってところです。
final E500 の音質は、とてもフラットです。
低音が強すぎるわけでもなければ、高音が主張しすぎるわけでもない。
本当にフラットな音です。
ASMR向けなのか? と問われると、ちと疑問な部分はありますが……。
この「フラットな音」というのはFPSゲームでは重要で、変に味付けがなされたイヤホンやヘッドホンをつけると、どこで鳴っている音かわかりにくくなります。
その点このfinal E500は、どこで鳴っている音なのかわかりやすいというのが2つ目のGOOD POINT。
良かったところ③:長時間使っても疲れにくい
![](https://assets.st-note.com/img/1698105625345-ZLdXj6MOMJ.png?width=1200)
先ほどの2つ目のGOOD POINTに関係してくるのですが、音質がフラットなので、長時間使っていても疲れにくいです。
ちなみに、1日中NCSを聞いてみましたが、それほど疲れることはありませんでした。
また、ヘッドホンではなくイヤホンなので、頭に重さを感じることもありません。
ヘッドホン付けすぎて首が痛くなった……なんてことも起こらないでしょう。
final E500の良くなかったところ
![](https://assets.st-note.com/img/1698105795589-xOsRvO3RT8.png?width=1200)
良かったところを3つ紹介しましたが、良くなかったところは4つあります。
全体的に安っぽい
右と左がわかりにくい
マイク機能が付いていない
定位感はそれほどでもない
良くなかったところ①:全体的に安っぽい
![](https://assets.st-note.com/img/1698106026325-hh9Up4MQuZ.png?width=1200)
コチラのイヤホンを見てくださ~い。
330円で売られている、ゲーミングデバイスメーカーで有名なDAISOの有線イヤホンです。
![](https://assets.st-note.com/img/1698105795589-xOsRvO3RT8.png?width=1200)
そしてコチラが、1,980円のfinal E500です。
どう見ても、DAISOのほうが見た目向上のために頑張っています。
いくら最廉価商品だからと言っても、もう少しなんとかならんかったのか? と思わざるを得ません。
![](https://assets.st-note.com/img/1698106189020-V0ofo6DfaS.png?width=1200)
ちなみに、上位グレードのVR3000はカッコいいです。
もうちょっとなんとかならんかったのかな~というのと、カラーバリエーションが黒しかないのが残念POINT。
良くなかったところ②:右と左がわかりにくい
![](https://assets.st-note.com/img/1698106272472-3nAuvvCMD8.png?width=1200)
final E500には左右が設定されていますが、右と左を識別するマークというか文字が小さすぎて見づらいです。
上の写真をよ~く見てもらえると、右側のイヤホンの中央部分に「R」と印字されているのがわかるかと思いますが、つけるときにこの見づらいLとRを見て装着するのが煩わしいです。
もう少しなんとかならかったのだろうか……と思いますが、こればかりはデザイン的に致しかたない部分かもしれません。
すぐに左右がわかるように、なにか付けておくのが対応策なのかもしれません。
う~~~ん……残念。
良くなかったところ③:マイク機能が付いていない
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見てくださ~い。
330円のDAISOの有線イヤホンですらマイク機能が付いています。
しかし!
このfinal E500には、マイク機能が付いていません。
ですから、FPSゲームをフレンドをやるときに、このイヤホンだけではボイスチャットができません。
![](https://assets.st-note.com/img/1698106636286-dlRkVSloWm.png?width=1200)
FPSゲームでボイスチャットをしたい人や、オンライン会議でよくしゃべる人は、別途マイクを用意する必要があるので注意してください。
あと500円高くてもいいから、マイク機能を付けてほしかった……と思いますが、ASMR・VR向けの商品なので割り切って削除したのでしょう。
良くなかったところ④:定位感はそれほどでもない
![](https://assets.st-note.com/img/1698106765751-Ai4omOIGlF.png?width=1200)
定位感とは、音によって上下左右前後などの位置が判別しやすいこと(だと思います)。
final E500のYouTubeを見てみると……
「この値段でこの定位感はやばい!」とか「敵がどこにいるのか一発で分かる!」なんていうレビューがありました。
……が、そんなことはありません。
たしかに、ほかの味付けがなされたイヤホンやヘッドホンに比べたら左右の音は聞きやすいです。
とはいえ、上下と前後はそれほどではありませんでした。
(わたしのレベルが低いということも相まって……)
これだけで敵の位置が把握できて、やられる確率が減った! なんてことにはなりませんでした。
聞き取りやすいのは間違いありませんが、YouTuberが大絶賛しているほど素晴らしい音質と定位感かと言われると……微妙です。
まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1698107044186-cCQ3EvApX2.png?width=1200)
ということで、今回のまとめです。
Bluetoothイヤホンとヘッドホンの遅延にブチ切れてYouTuberが大絶賛しているfinal E500を買ってみたけれど、フォートナイトの勝率はそれほど上がらなかったし、別にコスパが良いと思うようなイヤホンではなく値段相応なイヤホンだった。
とはいえ、2,000円で買える有線イヤホンとしては音質がフラットで聞き取りやすく一日使用していても疲れにくいイヤホンなので、おススメできる商品ではあります。
そんな感じです。
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