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【メタバース活用事例:医療】がん患者を対象とした座談会を実施。新たなコミュニケーション手法としてメタバースを活用

noteをご覧の皆さん、こんにちは!
広報PRの瀬野です。

今日から新年度ですね!
実は、わたしは昨年の4月に一人目広報として入社したので、monoAIに入って、ちょうど一年が経ちました。


PRキャリアとしては4年目を迎えるわけですが、この一年を振り返ると、IPOからオウンドメディアの立ち上げなどを通じて、自分が扱えるコミュニケーション領域がさらに拡がり、PRパーソンとしての成長を加速させ、「monoAIに入ってよかった!」と思える充実した一年でした。


先日、帝国ホテルで行われたビジネスイベントにて、本城さんがご登壇され、今最もトレンドワードである「AI」についてお話されました。

テクノロジーに堪能な他企業の皆さんとセッションできる機会は貴重で、個人的にも良いキャッチアップができ、モチベーションが上がりました!

登壇後は、本城さんとプチランチに行かせていただき、仕事で悩んでいることを相談したら、具体的なアドバイスをいただけてスーッと心の荷が下りたような気持ちになりました!

社長との距離が近く、気軽に相談できる環境があるのも、monoAIの良いところだなと思います!

本城さんありがとうございました!


さて、本題に移りまして今回は、『XR CLOUD』を活用したメタバースイベント事例をご紹介します。

メタバースを活用してなにかイベントを開催してみたいけど、「どんな活用方法があるのか知りたい!」そんな方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

今回ご紹介するのは、株式会社インテージヘルスケア様のメタバース導入事例です!


メタバースを活用したインタビュー調査の実施背景

ヘルスケア領域のマーケティングリサーチを行う株式会社インテージヘルスケア様(以下、インテージヘルスケア)に、メタバースを活用したインタビュー調査を行うため、『XR CLOUD』をご採用いただきました。

インテージヘルスケアでは、これまでも疾患の患者様を対象としたインタビュー調査を実施していました。

コロナ禍においては、Zoomなどのビデオ会議ツールを使用したオンラインでのインタビューも増えていたそうです。

しかし、誤操作による顔出しの恐れや、インタビュー内容に適さないアバター表現(現実離れしすぎている)などが課題となっていました。

そこで、XR CLOUDを用いて30~40代のがん患者を対象としたメタバース座談会を実施することで、「自身の姿を他者に見られたくない」、「センシティブな内容で話しにくい」といった参加者の不安を軽減し、リラックスした状態でインタビューを行いました。


座談会について

座談会では、モデレーターが提示したテーマを中心に意見や感想を交換し合うといった形式で進めました。


参加者は自分の分身であるXR CLOUDオリジナルのユニークなアバターを通じてインタビューを受けることができます。

さらに会話中の内容に対して「拍手」「同意」「悩み中」などのアクションボタンを活用することで、自分が喋っていない時でも対面時のように意思表示をすることができ、よりインタラクティブなコミュニケーションを行うことができます。


実際に座談会に参加した患者様の声

【発言への心理的ハードルが下がった】

病気のことはかなりプライベートなことなので、アバターを使って話すことで安心してさらけ出せた、顔を出さなくてよいので自分の疾患について深い話ができたところがよかった。

【反応を可視化することができる】

他の参加者がアバターでリアクションを示してくれたので安心してお話できた。


インテージヘルスケア調査担当者のコメント

メタバースでのインタビューが適する年齢層など、対象者との親和性を加味する必要はありますが、操作は比較的容易であり、参加者のプライバシーに関する不安を軽減できるメリットは大きいものと考えられます。
今回の座談会では「顔を出したくない」と考える参加者からは「深い話ができる」という感想も得られており、より深い考察ができる可能性もあります。
テーマや自身の体調によっては姿を見せずに話をしたいという人に対するインタビューの一つの手法として、メタバースを用いる調査の効果を測っていきたいと考えています。


まとめ

いかがでしたか?
 
このように、新たなコミュニケーション手段としてメタバースを活用することで、より深い考察が得られる可能性もあります。
 
メタバースを活用したイベント開催に少しでもご興味のある方は、どんな些細なことでも是非ご相談ください!


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