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2023.11.05-07 香川&岡山への旅 ~Day1 豊島編~

今回は11月5日から7日の間に行った香川&岡山旅行について書いていきたいと思います。
ちょうど昨年の同じ時期に、北海道に一人旅に出た思い出もnoteに綴っておりますが、旅行に関する記事はそれ以来となります。
今回の旅は一人旅ではありませんでしたが、とても楽しくて思い出に残る旅だったので、またこの場所に残していきたいと思います。

思い出の記録ということで気ままに書いていくので、前回同様、あまり誰かのためになるような情報発信はできないと思いますが、興味がある方は最後まで読んでいただけると嬉しいです。
今回の旅行は2泊3日で行ったので、1日目、2日目、3日目の3編に分けて書いていきたいと思います。



それでは早速、1日目から振り返っていきたいと思います!



◎2023.11.05  Day1 at 豊島

1日目は岡山県と香川県の間にある豊島という島に行ってきました。突然ですが、"島"って、なんか憧れませんか?綺麗な海に囲まれていて、のんびりしていて、人も優しくて…。そんなイメージがあるからなのか、昔から"島"という場所に漠然とした憧れがありました。曖昧な記憶ですが、私は今まで島という場所は淡路島しか行ったことがなかったので、「せっかくの旅行だし島とか行きたいよね〜」という話を振って、最終的に香川県の豊島に行くことになりました。瀬戸内には、他にも小豆島、直島など、観光にはもってこいの島もありましたが、豊島はサイクリングしやすい(1時間半ほどで1周できます)のと、個人的に魅力を感じる場所が多かったことので、それが決め手になりました。また、瀬戸内の島々はアートがとても有名で、例えば、草間彌生の『赤かぼちゃ』(これは直島にあるのですが…)など、芸術鑑賞ができるスポットが多かったのも魅力的なポイントでした◎

豊島には、名古屋から岡山まで新幹線、そして岡山駅から宇野駅までJRで移動し、そこからフェリーで向かいました(そうそう、"フェリー"とか"船"にも憧れますよね)。乗船時間は40分ほどで、その間は四方八方海で囲まれた景色を満喫しました。

普段乗ることのない乗り物にはワクワクしてしまいます。



そして、正午ごろ、豊島に到着!

到着した瞬間、パシャリ。


まずは、この日一番楽しみにしていたサイクリングをするために、自転車をレンタルしに行きます。自転車はこちらの『瀬戸内カレン』でお借りました。他にもいくつか借りられる場所はあったのですが、こちらは手荷物も無料で預かっていただける場所だったので、大変助かりました…。借りた自転車が電動アシスト付きだったことも、とても有難かったです。

そして、念願のサイクリングスタート!
幸運にも、この日は天気が良く、暑いとも寒いとも感じない丁度良い気温だったので、終始とっっっても気持ちよかったです!目的のスポットに行くまでの移動時間も退屈することなく、とても幸せに過ごせました。

サイクリング中に、パシャリ。


浮かれ気分の筆者。




そして、最初の目的地『島キッチン』に到着です。


この場所に向かう途中に『海のレストラン』という瀬戸内海を一望できるとても綺麗なレストランも見つけたのですが、「せっかくだし、島キッチンも見てみたいよね〜〜」という話になり、『島キッチン』に到着する頃には空腹もピークだったので、こちらでご飯をいただきました。

いただいたご飯はこちら。

キーマカレーセット


島キッチンセット


どちらの料理もとても美味しく、私が苦手な人参もとても甘くて、全く無理せず食べることができました。しかし、何より美味しかったのが、食事と一緒に注文した『季節のドリンク』…!梅の果肉が入っているジュースだったのですが、甘さと酸っぱさのバランスが絶妙で、今まで味わったことのない美味しさでした。ごちそうさまでした!



そして、次に向かったのは、『あなたの最初の色(私の頭の中の解-私の胃の中の溶液)』という展示作品がある場所です。ちょうど『島キッチン』の裏側にありました。
この作品は旅行に向けての事前リサーチの段階からとても気になっていたのですが、実際生で観てみると想像以上に迫力があって、圧巻でした。独特な演出と音楽は、不気味だけど美しくて、全く芸術に精通していない私の心にも、どストレートに刺さる作品でした。個人的に、この日1番記憶に残っているスポットです。

作品名:あなたの最初の色(私の頭の中の解-私の胃の中の溶液)

アーティスト:ピピロッティ・リスト


そして、再びサイクリングへ。次の目的地は、『豊島美術館』です。


この場所については、もちろん芸術鑑賞を目的として訪れたわけですが、実際はそれだけではありません。ご存知の方もおられるかもしれませんが、実は『豊島美術館』のすぐ近くに、とっっても綺麗な海一面の景色を眺めることができる坂があるのです。

それが、こちら!

標識がいい味出してるぅぅ。


こういう絶景を目の当たりにした時、「もっと写真の勉強しとけばよかった!!」って気持ちになりがちですよね。笑
でも、この美しい景色を目の前にした感動や興奮は、どんなカメラにも収まらないほど大きなものでした。
というか、"坂道"と"海"の組み合わせって最強すぎますよね。。"花火"と"浴衣"、"向日葵"と"麦わら帽子"と並ぶくらい、美しいと思います。こんな綺麗な景色を見ながらサイクリングするなんて、想像しただけでも最高の気分になります。それを実際に体験できたなんて…。いつか、また行きたいなぁ。


想像以上の絶景に、思わず時間を忘れてカメラをパシャパシャしてしまいましたが、いい加減に!ときりをつけて、『豊島美術館』に到着です。

美術館からの眺めも良き。


豊島美術館の1番の見どころである『母型』と呼ばれる作品は、コンクリートでできた大きな空間で、床からは水がぽつりぽつりと湧き出ます。その天井には大きな穴が2つ空いていて、空や飛ぶ鳥の様子を覗くことができます。言葉で伝えるのはとても難しいですが、まさに"自然と芸術の融合"といった感じで、細やかに吹く風、鳥の鳴き声、薄く差す光などに触れて、五感で楽しめる作品でした。こちらは撮影禁止+おしゃべり禁止だったので、写真はありませんが、とても印象に残っています。(ちなみに感動のあまり、少し声を出してしまい、スタッフさんに注意を受けました…笑)


『母型』を鑑賞した後は、隣接しているカフェ&ショップでスイーツをいただき、グッズを購入しました。

いただいたスイーツと購入したグッズはこちら。

左:お米ジェラート 右:米粉マフィン


缶バッチとカレンダーを購入。缶バッチの顔がかわいい。


私は主にマフィンの方を食べたのですが、少しもらったお米のジェラートがめっっっちゃ美味しかったです!!家の近くのスーパーに置いて欲しい。。感動的な味わいでした。
グッズは他にも文房具やTシャツ、写真集、食品などがあって、どれにするか迷いましたが、一目惚れした缶バッチと実用性を加味したカレンダーを買いました。



さて、島でのタイムリミットは残り1時間程。急いで最後の目的地『海を夢見る人々の場所』に向かいます。この場所も事前リサーチの段階から絶対行きたいと思っていたので、自然と自転車を漕ぐスピードが早まります(電動助かる〜〜!)。


そして、目的地に到着!

先端の方には、少し怖くて行けませんでした。


海を夢見る人たちが座ると言われている椅子に座る筆者(泳げない)


ちょうどいい時間帯だったので、陽が綺麗に映えていて、とても綺麗な眺めでした。周りに人がほとんどいなかったことも相まって、目の前に広がる海を見ながら、穏やかな気持ちになりました。
あまり時間がなかったので、ゆっくり過ごすことはできませんでしたが、まさに旅の終わりにピッタリの場所でした。



そして、急いで自転車返却へ。返却したのが、閉店時間の15分前ぐらいだったので焦りましたが、それだけ時間いっぱい豊島を堪能できたのが最高でした。

帰りの船にも余裕を持って到着し(一度乗る場所を勘違いして焦ったのは内緒)、豊島に別れを告げて、船で高松へと向かいます。帰りの船は、行きとは違って小型だったので、めちゃめちゃ揺れました。怖かったです。。



そして、高松に到着!時刻は18時です。
香川県(島を除く)にはこれまで家族旅行と大学のゼミ合宿で2回来たことがあったので、それほど新鮮味は感じませんでしたが、やっぱり普段いる場所とは違う地に来ることはいつだって気分が高まります。少し疲れが見え始める中、今晩泊まるホテルへと向かいます。しかし、高松からホテルの最寄駅に向かう道中、思わぬハプニングが…。


「「「え、ICカードが使えないの!!!?」」」


どうやら、降りる駅に改札がないところは、駅員さんに切符を見せる必要があるようです。そのことを全く知らず、高松の改札で当たり前のようにICカードをかざしてしまいました。特に大きな問題にはならなかったので良かったですが、旅にはこういうハプニングは付き物ですよね。。対応してくださったのが、その電車の運転手さんだったので、自分達がヘマをしたせいで少しの間電車を止めてしまったのが大変申し訳なかったです。。


さて、少し動揺しましたが、気持ちを切り替えて駅から歩いてホテルに向かいます!……しかし、あと少しで到着!というところで、さらなるハプニングが。。


「「「上り坂キツすぎるんだけど!!!」」」


これがもうとっても大変でした…。いや、もちろん事前に調べていなかったのがよくなかったんですけど、ホテルの入り口までに距離・勾配ともに途轍もない上り坂があって。。普通に上るのすら大変なのに、手には重たい荷物…。「やばい〜〜」「もう無理〜〜」と弱音を吐きながら、サイクリングで疲れた身体に鞭打ってなんとか到着しました…。(フロントの方も、「え、歩いてこられたんですか…?」と驚きとも失笑ともとれるリアクション…笑)



今回泊まったホテルは『夕凪の湯HOTEL 花樹海』です。

どこにしようか迷って色々と候補を出していたのですが、室内に露天風呂が備わっている部屋があるところに惹かれて、こちらのホテルに決定しました。結構いい部屋をとることができたので楽しみにしていたのですが、大人2人には持て余すぐらい広くて、この部屋だけで1日2日過ごしたくなってしまうような居心地の良さでした(旅行なのに…)。

肝心な露天風呂の写真を撮るのを忘れました…。


ここでスマブラとかマリカやったら絶対楽しそう。


夕食はホテルで食べる予定ではなかったので、サイクリングで流した汗をシャワーでさーっと流して、ほとんど一服する暇もなく、少し遅めの夕食に向かいます。


夕食は、高松にある『大衆酒場 にぼし食堂』でいただきました。


こちらは、事前に予定していたわけではなく、ホテルに着いてから「どこにしよう〜?」と話しながら決めたお店だったのですが、個性的なメニューが多く、価格も比較的リーズナブルなのが魅力的でした◎

食べかけでパシャリ。他にも色々食べました。


私は下戸なので、お酒は1杯飲み切るのが精一杯です。しかし、この日は半分ちょっとしか飲めませんでした…。「ある程度お酒が飲めたら絶対もっと楽しめるのに…!」なんて頭の中で遺伝子に文句を言いながら、それでもお酒も料理も大変美味しくいただきました。なかでも、『チーズ旨辛チャンジャ』『ガリガリガリクトマト』は特別に美味しかったです!店員さんたちの雰囲気もとても良く、「あぁ香川県っていいところだな、、」なんて感慨に耽りながら、お店を後にしました。



さて、後はホテルに帰ってゆっくり休むだけ、、
そう思ってタクシーを探していたのですが……またしてもハプニングです。


「「「タクシーが全然捕まらない!!!」」」


通りに出てもタクシーがなかなか見つからない…。見つけても気づいてくれない……。さらにタクシー会社に電話をしてもつながらない………。
普段タクシーに全く乗ることがないので、どうしたら気づいてもらえるかというのも分からず、だいぶ立ち往生してしまいました。
結局タクシーを探し始めてから乗るまでに1時間程かかってしまいました。。気づいてくれたタクシーの運転手さんに大感謝です。



そして、再びホテルに到着。
1日動きっぱなしで疲れた身体を客室の露天風呂でゆっくり癒しました。この時間はやっぱり最高ですね。ただでさえお風呂にゆっくり浸かることは幸せなことなのに、露天風呂だなんて…。至福の極みでした。

お風呂を出て、コンビニで買ったおつまみを食べながら、TVerで『ネプリーグ』を見たり、Amazon prime videoで『ドキュメンタル』を見たり。のんびり過ごすつもりが、案の定、速攻で瞼が重くなってしまい、結果的にすぐに寝転んでしまいました。時刻は1時過ぎ。あっという間に、就寝です。


1日目は多少のハプニングに見舞われながらも、事前に立てていたスケジュールから大きな変更もなく、ほぼ予定通り動けたので、大満足でした!!




長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。(とても濃い1日だったので、余談を入れつつ、つい盛りだくさんになってしまいました…。)

2日目の話もまた追って書いていけたらと思うので、よければそちらの方も是非ご覧ください!



〜〜2023.11.05-07 香川&岡山への旅〜〜
Day1:豊島編(本記事)

Day2:高松・善通寺編 

Day3:倉敷編



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