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ウクライナとロシアのこと

今年は続くコロナの流行や
シリア他の争いに続き、新たにウクライナで
戦争が始まってしまう、酷いスタートに
なってしまいました。
一刻も早く戦争が終わる事を祈るばかりです。

なによりも人の命が優先されるべきであり
戦争などという愚かな選択はいかなる理由が
あろうと許されるものではないですし
ゼレンスキーとプーチンは、これ以上
ウクライナの国民やロシア兵などが
死なないように、直ちに話し合いで問題に
あたるべきだと思います。

この先長い間ずっと心に傷を負い続ける
ことになるというのに、いつまでも世界中で
このようなことが起きていてはならない。

クリミアでも、当時のグルジアでも
争いが起こるたび、その最中情報は混乱し
互いの陣営が様々にメディアを利用してきた。
このような最中でどれが本当のことかを
見極めるのは容易ではないです。
情報には極めて注意が必要だと思います。

今回のことが一気に関心が失われぬように、
他国で続く争いにも関心が向くようにと願います。

今を生きる私達は後々歴史に問われる。
あの時何をしていたんだと。
戦争反対の意志表示に冷笑するような態度は
速やかにスルーすべきでしょう。
この世界を簡単に正義と悪で捉えるのは難しく
危険なことでもありますが、
戦争反対は「これ以上誰にも苦しんでほしくない」
「殺されたり酷い目に遭われたくない」という
人間として当然の願いであり正しい行動です。
それがわからない人も多くいる。
例えばプーチンのように。

戦争反対の意志は募金やSNSでの意思表明や
今起きていることを知ろうとすることなど
さまざまな形がありますが、なにより重要なのは
苦しんでいる人達に心からよりそい思いを馳せ
出来ることをやる、今いる自分の場所では
せめて思いやりを持つことが大切なのでは
と考えています。

きれいごとではなく本気の平和の連帯がなければ
誰もが戦禍に巻き込まれる悲惨な世界になって
行ってしまう。

今の時代に と言いますが、平和を築くのは
並大抵ではないけれど崩壊は一瞬。
いつだってどうなっても、おかしくない世界に
私達は生きている。
歴史を振り返れば何度も争いを繰り返しています。
今の常識はいつまで常識かなど誰にも分からないでしょう。

私達はプーチンが100%間違っているのを踏まえた上で
西側諸国が自分達こそ正義だと言う顔をする点にも
冷静に見ておいた方が良いでしょう。

アメリカとロシア(他もあるが)は冷戦からずっと争いを
繰り広げ世界中を不幸にしてきました。

またこう言う事態にお決まりのように
核保有を言い出す人の言葉にも警戒したいです。
国連事務次長の中満さんはTwitterで
次のように仰っています。

「核兵器保持によってこのような紛争が防止できず、かえって自国・地域そして世界にとっても危険な状況になっていたと思われます」

そしてジャーナリストの呆れた態度は気になります。
なぜこんなことも知らないんだ?という上から目線や、自分と別の考えの人をあっち寄りだなどと言って
非難する偏向者。そんなどうでもいい分断を
起こす人達は感情的すぎて信用ならない。

私たちは専門家ではない。西側諸国の一員で
西側寄りのメディアに触れて暮らしています。
プーチンが間違っている事は当然のことで
その上で私達は、ウクライナとロシア両方の情報を
冷静に伝えてほしいと思うのです。
平和を願うからであり偏向報道はまた争いを生むから。

最後に 国連の様々な機関が、これまで
どれほど多くの人道支援を行い、実際に
殺されたり誘拐されたりしながらも
危険な任務を行ってくれたかを忘れてはならない
という点に触れます。
何かある毎に国連は役立たずだと言うような人が
います。今も休む間もなく平和のために働く人達に
そんなことを言うような暇がある人は
口先だけの信用ならない人間だと思っています。

コロナで医療従事者の方々に感謝するのと同様に
平和に貢献している人達には感謝しか感じません。
その方々の無事もお祈りします。

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