就活のテロリスト

これから、就活の時期が始まるということで皆様にクイズです。

Ｑ今年の就活生はどのくらいいると言われているでしょう？

A　約40人
B　約4000人
C　約40万人
D　約100兆個

正解はCの約40万人だそうです！

これだけたくさんの就活生がいるのですね！驚きです。


泣いても笑っても、これから
それぞれの貴重な人生の1ページが作られるのでしょう。

ちなみにDの100兆個を選んだ方、
もしかして腸内細菌の数と間違えてしまいましたか？
この、うっかり屋さんめ☆

話は戻りまして
私も約８年前は就活生でした。

その時の、決して残す必要がない体験記をここに残したいと思います。



もし、就活生の方がご覧になられていたら
この記事は何も参考にはならないので
今すぐ閉じて面接の練習をされた方がいいかもしれません。

私は当時、「良い仕事に就きたい！」というよりも「幸せな家庭を築きたい！」が目標で生きてきました。

幸せな家庭を築くためには、
素敵なお嫁さんが必要だと考えました。

お金持ちの男はモテると聞いていたので
職種よりも給料だけを見て
会社を選び就活しました。

給料が高い会社はどこも人気です。

おまけに学歴の高い応募者ばかりで、
私は全く歯が立ちませんでした。

その中で、唯一、合格まであと一歩。
この面接さえ受かれば、ほぼ合格確定というところまで行った有名企業があったのです。

その面接は社長、専務、各部長と
そして、私を含める就活生５人で
かなりの重苦しい空気の中で行われました。

私は、人生で一番緊張していました。

ライバルの就活生達は、皆ハキハキと質問に答えていきます。

とにかく、私もライバル達に負けじと
会社に対する熱い想い
「私は御社でたくさんの業績をあげて、御社の歴史に残るような人材になりたいんです！この会社に爪痕を残していきたいんです！」と熱弁しました。

しかし、想いが伝わらなかったのか
社長達は私が熱弁すると下を向いたり
唇を噛みしめて苦い顔をするのです。

手応えを感じないまま、面接を終え部屋から出るとライバルの就活生の１人が声をかけてくれました。

「あなた、ずっと傷跡を残したいって言ってたけど意味間違えてないですか？」

やってしまいました。

良い意味で爪痕を残したいと言ってたつもりが、全く正反対の言葉を言っていたのです。

社長達は、私に恥をかかせないために
必死に笑いを堪えていてくれたのです。

当然、面接の場で
傷跡を残したいなどと犯行声明をする奴は
会社に必要ないので
面接は落ちました。

しかし、
決して高収入ではないけれど
今は素敵な女性と結婚して幸せな家庭を築けているので結果的には良かったのかもしれません！
ということにして終わりです。