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断る勇気

「お願いできませんか?」

そう言われたら、どう応えます?

限られた時間の中で、いかに効率よく作業を進めるか。とてつもなく仕事が詰まっている朝、一日のスケジュールを箇条書きにする事もあるよね。いやそれよりもっと走る日は前日の夜に。   

責任感の強い人なら頼まれたら断れない。      頼んだ人が困っているんだろうな。         断ったらもう声かけてくれないかもしれない。    断ったら感じ悪いって嫌われるかも。

と思うと自分の時間を犠牲にしてまで請け負ってしまい、結果自分にしわ寄せが来て、やりたかった事、やらねばならなかった事が後回し。自分の首を自分で絞める。。。

snsもいいねが多ければ多いほど満足するし、フォロワーが多ければ多いほど満たされた気分になる。

たくさんの人に認められるために生きてるの?   

請け負える範囲内で、取引したその相手が満足できるように精一杯考えて、自分の出来る事をやり切れば良いんじゃないかな。

勝手な判断で相手の気持ちを読み取って、無理くり自分を苦しめて、果たして良い仕事が出来るか?無理くりの中で視野は広がるだろうか。良い結果になる?

だからリラックスすることがへたくそなんだよ。

もちろん、自分の私利私欲だけで一方的に断ったら前述の暗示がその通りになるので、自分に声をかけて下さった方への感謝と、人探しの大変さを共感することを忘れちゃいかんけどね。

ジムキャリーの「イエスマン」と言う映画があった。「自分らしく生きる方法」を面白おかしく表現してて、映画だけど、人生ってデフォルメしたらこんな感じだよね。

昔より今の時代は、自分を見つめる時間が増え、選択肢も増え、やりたい事だって増えた。ただただ黙々と言われた事を反発もせず自分の意見は押し殺して馬車馬のように働く時代はとっくに終わってる。

いま、断る勇気さえ持てば人生はいくらでも変えられる。今が長い人生で一番若いんだし、これから長い時間を、どう楽しむかは「断る」と言う方法も選択肢のひとつだろう。


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