もんじゅ

アマチュアで二段の将棋指しです。自戦記や棋書の感想、振り飛車の定跡や研究などを書いて行…

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アマチュアで二段の将棋指しです。自戦記や棋書の感想、振り飛車の定跡や研究などを書いて行きたいです。

マガジン

  • 自戦記集

    私が対局した将棋を対局時の考えや、感想戦で分かったことを書いていきます。

  • 将棋で初段になるまで

    私が将棋初心者から初段になるまでの過程を書いています。 なりかたとかではなく、物語形式で書いています。

最近の記事

将棋の桂馬はよくパンツに例えられているという話

こんばんは、もんじゅです。  今回は将棋の駒の一つの『桂馬』について語ってみようかと思います。 自分的にも桂馬は結構好きな駒で角(馬)の次に好きだったりします。ただ、この前カバンに付けていた桂馬のキーホルダーをどこかに落としてしまってショックでした😭 桂馬=パンツ? 実は、桂馬って昔からパンツに例えられることが多いんです。 有名な格言でいうと「ふんどしの桂」とかですかね。 将棋ウォーズでエフェクトとして採用されているのでご存知の方も多いのではないですか? かく言う、私も将

    • 自戦記  石田流vs.向かい飛車

      将棋ウォーズ3分切れ負け。 リビングでコタツに入りながらの対局。3切れにしては快勝だったように思う。番勝負では名局は生まれないというように、やはり少しはリラックスしていた方が良いのだろうか。 いつもはネットでも対局開始時に「お願いします。」と声を出しているが、今回は家族の前だったので照れながら小さい声で言った。 相手の方は3切れ三段、デイリー3.9段の実力の持ち主だ。 戦型はタイトルにある通り☗石田流vs.☖向かい飛車の相振り飛車だ。他の投稿を見てくださってる方ならお察

      • 次の自戦記の対局見つけました!3切れだけどそこまで手が荒れてなかったので採用。いい感じに悪手と良い手が混じってる感じ。

        • 『ひと目の石田流』の感想

          長岡裕也先生著の『ひと目の石田流』を読んだ感想を書いていこうと思います。棋書の感想を書くのは初めてなので、非礼があれば申し訳ないです。 私が初めてこの本に出会ったのは2017年のことでした。当時初心者だった私を将棋に一気に引き込んだ一冊なのです。 最初に、本の構成ですが一問一答式で8章に分かれており石田流を初手から解説しています。難易度も高くなく初心者にかなり配慮された一冊です。 初心者のうちは受けを間違えてそのまま終局というパターンが多いので美しい美濃囲いの堅陣と、積

        将棋の桂馬はよくパンツに例えられているという話

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        • 自戦記集
          1本
        • 将棋で初段になるまで
          2本

        記事

          自戦記 中飛車vs.石田流

          地元道場での対局。相手は小学4.5年生ほどの男の子だった。  久々の道場。少し道に迷いながらも到着、知り合いの道場主に挨拶を済ませ対局を組んでもらう。相手の少年に棋力を聞くと「11級」と答えた。しかし、後の棋譜を見れば分かると思うが将棋ウォーズ二段はあるだろう。この歳で棋力詐欺とは将来はT田七段並みの活躍が期待できる。 対局が始まった。持ち時間は20分と秒読みが30秒、かなり長い将棋だ。 戦型はタイトルで示した通り中飛車対石田流だ。筆者は後手だったが便宜上符号と☗☖マー

          自戦記 中飛車vs.石田流

          将棋で初段になるまで②

          そしてネットで調べた際に定跡というものを知ります。最初はネットでそれを調べていましたが、定跡を今まで一度も覚えたことのない初心者でしたので上手く覚えることが出来ませんでした。行き詰まった時に『棋書』の存在を知り、ものは試しだと買ってみる事にしました。 初めて行く棋書コーナーには見たことも無いような戦法が沢山あり目眩がしましたが、その中で『矢倉』『棒銀』という見覚えのあるキーワードを見つけ「これだ!」と思い特に中身を見ずに買いました。ちなみにその本は森下卓先生の『森下卓の矢倉

          将棋で初段になるまで②

          将棋で初段になるまで①

          まず最初に私はプロ棋士でもアマ強豪でもないただの将棋指しですが、将棋に興味を持たれた方や初心者,級位者の方などに少しでも参考になれば幸いなので乱筆乱文ではありますが、よろしくお願いします。 私が将棋に初めて興味を持ったのは中学2年生の時です。どのようにして出会ったかと言いますと、5つ違いの弟が近所のおじさんから将棋を教えてもらったので相手をして欲しいというものでした。 もちろんルールも知りませんでしたから、まずはそこからでしたが若かったということもありそれほど苦労はしませ

          将棋で初段になるまで①