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将棋で初段になるまで②

そしてネットで調べた際に定跡というものを知ります。最初はネットでそれを調べていましたが、定跡を今まで一度も覚えたことのない初心者でしたので上手く覚えることが出来ませんでした。行き詰まった時に『棋書』の存在を知り、ものは試しだと買ってみる事にしました。

初めて行く棋書コーナーには見たことも無いような戦法が沢山あり目眩がしましたが、その中で『矢倉』『棒銀』という見覚えのあるキーワードを見つけ「これだ!」と思い特に中身を見ずに買いました。ちなみにその本は森下卓先生の『森下卓の矢倉をマスター』です。

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初めて棋書を買った感想ですが、まず最初のページの『旧二四手組み』『新二四手組み』という言葉の圧がすごく初心者には到底耐えられるものではありませんでした。しかしながら買ってしまったものはしょうがないと、学校に持っていきカッコをつけるという使い方をしました。楽しかったです。楽しいですよ?

しばらくの間、難しくて読めなかったというショックから数ヶ月棋書を買うことはありませんでしたが、その時にある戦法と出会います。察しの良い方ならもう既に気付かれていると思いますが、まずは出会いから話していきたいと思います。

中学2年生から中学3年生の間は自分自身で指すということはしなかったのですが、よくYoutubeで『クロノ』さんや『ギアソナ』さんの実況動画を見てました。

最初は矢倉の本を買ったこともあってか居飛車系の多いクロノさんの動画を見ていましたが、居飛車が向いていなかったのかいまいちピンと来ませんでした。

そしてその時に私はゆっくり実況というものにハマっていて、そのこともあってかギアソナさんの動画を見るようになります。

これがきっかけとなり、私の将棋人生の基となる戦法にめぐり合うことが出来たのです。

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