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日本のミステリードラマのちょっとおかしなところ

少し前に海外ドラマが好きという話を書いたが、
今日もまた少し似たような話をしようと思う。

海外ドラマ好きになったせいなのか、
日本のミステリーは少し苦手な部分が目立つ。

日本のミステリーは

「いや、おかしくね?」

と思う部分が割とある。



よくあるのが、一般人が事件にめっちゃ首突っ込むやつ。

いや、100歩譲って一般人が首を突っ込むのは良しとしよう。


問題は、その一般人が「犯人が分かった」と言って

登場人物と警察を一つの場所に呼び出す、

というシチュエーションだ。


これは本当に意味が分からない。

なぜ登場人物全員、さらには警察まで
このただの一般人からの招集に素直に応じるのか。


「何なのよ。全員呼び出したりして。」

とか不機嫌に言う人もいたりするが、

僕は、

「何なのよ。全員来たりして。」

と言いたい。


誰か一人くらい来ない人がいてもおかしくないと思う。

全員がん首揃えてくる方がおかしい。

海外ドラマのミステリーでは例がないシチュエーションだ。


海外ドラマでも一般人が警察に協力する、

というシチュエーションは割とあるが、

必ず警察とタッグを組んでいるので、

話を聞くなら警察署だし、そもそも呼び出すのは警察だ。

普通のことである。



もう一つ苦手なのが、

「犯人、最後に後悔で泣き崩れる」

というやつだ。

これは日本ドラマでは非常に多い。

刑事(一般人かもしれない)に、

被害者の事情とか、気持ちを代弁されて、

殺害の後悔で泣き崩れる、みたいなやつだ。
(うまく説明できなくてすみません)


ここは感動する場面なのかもしれないが、

僕はいつもこういうシーンがあるたびに、ものすごく冷めてしまう。

そして思う。


「いや、あんだけ人殺しといてこんな感情でてくる?」

と。

こういう犯人は大抵2人以上殺してたりする。

大体2人目以降は犯行を見られた口封じとかだ。

そんなあっさり殺しといて、

刑事のよくわからない被害者の気持ち熱弁披露されただけで、

膝から崩れ落ちて泣くか?と思ってしまう。


犯人に対する態度は海外は潔くて、

犯人が後悔で泣くところを見たことがないし、

何なら刑事が犯人に皮肉を言って終わることも少なくない。

僕はこれが痛快で結構好きだ。

犯人=悪という感じ。


日本のドラマの、

犯人も人間で、すべてが悪じゃないんだという

メッセージ性は悪いとは思わないけど、

あまりにも大げさなのでもう少し何とかしてほしい。


ただ、海外ドラマでもよく分からない点はあって、

事情聴取した人には、

「町を出ないで」

と言うのがお約束なのだが、

「これ言われて素直に聞く犯人おる・・・?」

と思ってしまう。

まあ案の定高飛びされそうになったりしている。


今日は日本のドラマのよく分からないところを書いたが、

きっと海外ドラマにもそういう点は沢山あると思うし、

語弊を招かないように言っておくが、

僕は日本のドラマが大好きだ。


「相棒」とかめっちゃ好きだし。


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