7年miroを使い倒したモニカメンバーが伝授する、miroをオンライン会議の議事録として使うコツ(レイアウト編)
新型コロナウイルスの影響が広がっています。
在宅勤務が推奨され、オンラインMTGも増加しているようですが、対面で話をするのとは勝手が違い、戸惑っている方も多いようです。
モニカでは創業当初からオンラインMTGを積極的に取り入れていますが、機能するオンラインMTGのコツに「議論の見える化」があります。
色々試しては、やりにくいものは消えていってるのですが、みんなが気に入って使い続けているツールに「Miro」があります。
Miroはオンラインホワイトボードのようなツールなんですが、これは会議のときに議事録として使うツールとしてもイケています!
Miroの議事録で、会議の雰囲気を作ろう!
Zoomなどのビデオ会議ツールに慣れていないと、会議の雰囲気が掴めなくて「タイミングがつかめずに沈黙してしまう」「間があく」といった瞬間があると思います。あるいは、どこを観たらいいのか分からなくなったりしますよね。「カメラ目線にしていないと、集中していないと思われないかしら」なんて、他の人の眼を意識してしまい上の空では、せっかくの議論も台無しです。
Miroを使うと、オンラインホワイトボード上で他のメンバーのマウスポインターが動いているのが見えるので、擬似的に「みんなでひとつのものを観ている感じ」が作れます。カメラ目線も意識しなくてよくなるんです!
Googleドキュメントも編集している場所が分かるので、他のメンバーがどんなところに着目しているか分かりやすく、議論が進んだ経験がある方もいると思うのですが、あれをより直感的にした感じです。
では、具体的なMIROの使い方を見ていきましょう。ポイントはシンプル。時系列を右に取って並べていく、です。
テキストボックスを、右につないでいくだけ!今すぐ始められる、Miroを使った議事録
まず、MIROの議事録、全体像です。全体はこんなイメージで、左から右へ、流れて時系列順にメモが書かれています。
文字の部分がテキストボックスです。話の内容はテキストボックスにまとめながら、その周辺にパワポやWEBの参考資料(青い部分)が貼られています。線でつなげることで、どのテキストボックスが、どの参考資料をベースに議論されているのかがわかります。
この形式にたどり着くまでは、Google ドキュメントでメモを上に追加していく形式で書いていたり、同じく参考資料をグーグルドライブにいれてリンクを貼っていたりしたのですが、一覧性に乏しいのです。どれも人の直感に合わないのか、自然に使われなくなってしまいました。
でも、Miroで時系列を右に取って流していくことで、情報を自然と追えるようになり、全体像も分かりやすくなりました。いろんなグラフで時間は右に流れていくのと同じ形式なので、自然にわかりやすかったのだと思います。
フレームを上手に使って、区切りを意識してみよう!
時系列を右に取ってメモをするだけでも十分使いやすいのですが、MIROの機能「フレーム」を使うのもオススメです。
これも時間が経つにつれて定着していったのですが、最近の私たちの議事録はこんな感じです。上の画面に加えて、四角の枠が増えていますが、これが「フレーム」です。
フレームは、アイコンセットの左下の部分で使うことができます。
フレームを使うと、MTG毎の議事録をグループ化することができます。グループ化することでどの資料がいつのMTGで使われたものなのか、どこからどこまでが1つのMTGの情報なのかがわかりやすくなりますよ。
また、PDFで出力したい時など、フレーム毎に出力することができるので、それも便利です。フレームを使わないと全部のメモを出力することになってしまって、それだと膨大な量になってしまいます。
ただし、最初からフレームを用意して、そのなかで作業をするのはオススメしません。仮想的な枠に阻まれるのか、思考が広がっていかないことが多いからです。(逆にいうと、リーダー同士の決定事項の伝達など型に決まった話が多い定例会議では、Googleドキュメントやnotionなどのほうが楽かもしれませんね)
ということで、オンラインMTGのお供に、Miroの議事録はいかがでしょうか、という記事でした。一番大切なのは「皆が無理なくスムーズに使ってくれるか」です。組織としてのツールへの慣れなどもあると思いますので、色々実践してみると良いのではないかと思います。
Miroの使い方やオンラインMTGについてお悩みなどあれば、コメント欄でお気軽にご質問くださいね!
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