モンゴル留学② ~試験編~
今回は、大学院で行われるそれぞれの試験や評価について、具体的なことをあげるのではなく、個人的に特に面白いと感じたものをいくつかピックアップしてご紹介させていただきます!
試験概要
前回の記事で少し触れましたが、各試験はその科目が終わるごとに行われます。
その方法としては、以下のいずれかです。
・基礎科目 筆記 or オンライン
・専門科目 プレゼンテーション(発表)
筆記試験は医療英語の科目のみで、他はオンラインで行われました。
オンライン試験
このオンライン試験は大学のPCルームでのみしか受けることができず、学生200名近く受講生に対して、パソコンは50台程度しかありません。
試験開始の18時に何十名かの学生が受けて、終わり次第自由に退室して、空いたパソコンに別の学生が着席して試験を受ける流れです。
これも受ける順番が決まっているわけではなく、規定の終了時刻までに受ければOKという自由なルールでした。
そこでふと思うのが、先に試験を受けた人が後から受ける人たちに内容を教えられるのでは?
その通り。ガバガバでした。笑
ひそひそ話したり、メモを渡したりなどの一般的な (?) カンニングはもちろんのこと、一番の驚きはスマホで写真を撮って、グループチャットで共有。
情報を手に入れてから、受ける学生は少なくなく、試験とはなんだ?と思ってしまいました。
※もちろん、正当な学生もいます。
私にも試験前や試験中、みんなが様々な手段を使って親切に答えを教えてくれましたが、全て無視して回答。
プライドが許さないのはもちろんですが、私の授業理解度は先生も知っているため、変に正答率が高かったら、確実にカンニングだとばれますよね。
当然、結果は最も高い正答率でも30%程度。
それでも、日頃の実習や課題などを加味して、非常に甘く見てもらったうえで、最終評価では及第点をいただきました。
評価
大学院生には一人一冊の成績ノートが入学時に配られます。
ここに全ての成績や、研究活動の記録なども記載されていく形式です。
それぞれの試験の採点が終わると、直接その教員のもとに行き、成績ノートに評価を書いてもらう必要があります。
なんともアナログ!!!
私はこれをクラスメートに預けていたのですが、ノートが行方不明になり、先生にこっぴどく怒られました...笑
まとめ
カンニングは卑怯、不正な行為でしょう。
でも、ふと見方を変えたら、「あらゆる手段を尽くして、なんとしてでも生き抜いてやる」
そんな泥臭い一面もあるのではと感じました。(もちろん良い事であるとは、思っていません)
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