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セカンドキャリア言う前にお前のファーストキャリアはどうなっとんねん。

さて新チームも始まりとてもいい感じに新しい環境がまたスタートしています。
そちらについてはまた話すとして今回は渦中にいるセカンドキャリア問題について。

まず初めに、セカンドキャリアって言葉はおかしいとかデュアルキャリアだとなんだのとたくさんの議論が繰り広げられてる中で今僕が思う事はサッカーがファーストキャリアと言える事に幸せを感じてる。
小さい頃からこんなに夢中にやれている仕事を終えた時には僕の第一の人生が終わったと言い切れるくらいに選手をやり切りたいそれがまずは目標である。
ただ前回の記事に書いたように自分の人間としての本質は何をやっても続けて成長していけるようにしたい。

よく質問を受ける、セカンドキャリアのためになんかやっておいた方が良いことはありますか?

そんな彼らがまずはサッカーでどれだけ結果出せるかコミットするところからやってみると良いと思う。
トレーニングなのかコンディションなのかはたまた監督や選手とのコミニケーションなのか。

世間に出るとサッカーしかやってこなかったと言われてちょっと雑に扱い出してくる人がいるかもしれないがそんなの関係ない。

実は自分達はサッカーを通じて小さい頃から人間形成されている。
どうやったら上手くなるか、シュートが決めれるか、仲間からパスを受けれるか連動してチームとして闘えるか、監督の求めているものはなんだろうかとトレーニング中から実はとても大切なバイタリティを養われていると思う。
ただサッカー選手はそれをサッカー以外に転換できない事が課題なのかなとも思う。

正直僕もバイトや今年からユースの監督もやらせてもらって本当にプレイ以外出来ないことだらけだなと思っているがそこをどうやって補いながらスキルを身につけるかって事に集中している。

PCを使ってメニューを作ることも一苦労。だけど練習後に毎回フィードバックをボスにする事によって信頼関係を築けてきてると思う。
いくらPCが上手く扱えて早く資料を作れても相手の求めているものでなければそれは意味がない。
そう言う意味ではサッカー選手は絶対サッカーをやめて無一文になるなんて事はないと思う。PCは練習すりゃあいいPCが扱えてもこなしてるだけの人や相手の求めてるものに応えるバイタリティのない人もいる。

だから今悩んでるサッカー選手達はまず試合で活躍する為にはなにが必要でなにが出来るかと考えてみるのがいいと思う。

体なのかメンタルなのか人間関係なのか。
その上でビジネスや何かを学ぶこと、それが自分の成長になりピッチの上で影響する、そんな事が理想ではないだろうか。
サッカー以外にキャッシュポイントを作る事は長くプレイしたい時の不安解消にもなると思うし実際に体を動かすこと以外にもサッカーに影響する事はある。ただまずは生活リズム一つから考えてみるのが良いと思う。
引退後コーチになるって選択は僕の中では最高の選択だと思う。
現役のうちからコーチになりたいなって思っているなら練習メニューの作り方や動画編集なんかは練習しておくとまた監督の気持ちもわかるかもしれないし引退のタイミングで他の選手より差をつけれるだろう。
それと同時にサッカー界に残りたくないという選手も増えているし、違うことをやりたいと言う選手も増えている、それは大変面白いことだと思うし夢がある。でもこんなに長くプロとして活躍してた選手達を残せないっていう事も日本のサッカー界の今の課題なのかなとも思う。
サッカー辞めた後が不安だから大学に行きますという選択の子も増えてると聞く。それも同じくらい課題だと思う。

話を戻して、自分がどんな時にどんな感情が生まれるか、なにが好きでどんな時にモチベーションがあがるか達成感があるか、人に評価されるか。
まずはそこから感じてみるのが良いと思う。
そんなことをし続けていると自分達のキャリアはセカンドキャリアになっても地続きに自分らしく生まれてくるんじゃないかなと今は信じているしそこを形にしようと僕はアクションしている
(つもり。。笑笑)

オーストラリアに来て日本にいたら会わないような人たちに会っている。
今思うと自分がいた世界は日本でもトップにエネルギッシュな若者達が集っていた場所だったんだと思う。
またそんな日本の彼らと交わって何かできる日を楽しみにしている。

読んでくれてありがとう!