見出し画像

契約満了から未だにチームが決まってない君へ


なんか自分の身内からよく読んでますよって言われて嬉しい気持ちで今日も更新。
本日はオーストラリアで最強助っ人と言われている今井選手(メロ)にも言われました。
意外と思ってるより影響力みんなあるからポチッと拡散よろしくね。

さて一月末になり契約満了になり未だにチームが決まらない選手達は焦りや色々な思いで日々過ごしているのだろうと思う。
僕も2度の満了を経験し、幸いにも一年目は年末にオファーをいただけたがオーストラリアに来る前は2月に入ってもオファーはなかった。

その時の経験も踏まえてこの時期に何ができるのかなって事を書いてみたいと思う。



1.決して自分を否定しない事。

契約満了とはまぁよくクビと言われるけど特にこのチームとの契約を全うしたと言ってもいいんではないかなと。
この決まってない時期に中学を卒業して以来実家でゆっくり過ごした時に母親が言った。
「満了になったって別に悪い事したわけじゃないんだから」
って言葉をよく覚えている。
決して悪い事はしてないし自分はダメじゃないと思う事は大切かなと思う。

2.自分の立場をしっかり理解する

とはいえ実際オファーはない。
なのに条件だのカテゴリーだのと言ってるうちはおそらくこの先にオファーが来ても次の年同じことが起きるだろう。
僕はこのサッカーだけでなく自己評価と世間の評価のギャップがデカすぎる人は多いと思うし、そんな人はおそらく大勢しないんではないかなと思う。
自分の今の現実をしっかり把握して受け入れる。その中で自分が今何ができてどうなりたいのかをしっかり見極める事が大切だと思う。

3.実際何が出来たのだろうかと見直してみる

実際自分は契約中にもっと何ができたのだろうか、なにをしなくても良かったのだろうかという事は考えるいいチャンスとなる。
特に20代で満了になってる選手は年齢や年俸が原因になることは少ないと思う。
もっと何ができたか、コンディションの整え方(必要なら自分で学んだりトレーナーや栄養士もつける)
監督の求めてるものにどれだけ沿える事ができたのだろうか。
チームの立ち位置的にいいものを与えることはできたか等見直してみるいいチャンスだと思う。
正直これをとことんできてない選手は引退した後何していいかわからないとか。サッカー以外できないとかいう消去法でセカンドキャリアも選びがちになるのではないかと予想している。
自分のことをもっと知ってやれる事やればきちんとサッカーにも自分にも、向き合えるでしょう。
それが出来ないからサッカーの道が閉ざされ始めてるのではないかと思う。
これは大学生の子達にも同じ事がいえる。
日本厳しいから少しお金もらえるからオーストラリア来たいとか、とりあえずお金抑えてなんとかしたい等いう子もたくさんいるし、連絡などもキチンとできない若者は多い。そういうところが日本でもサッカー選手になれなかったところではないだろうか。海外行きたいんです!って言うほとんどの人は英語を日本で勉強していない。(僕もそうであった。僕の場合はオーストラリアに行きたいとずっと思っていたわけではなかったが)
もし行きたいなら日本で出来ることあるか探すべきだと思う。

まぁこれはおじさんの意見として流してもいいがそう思う。
ちゃんと自分の実力を受け入れてそれに向かって努力する。
周りの人との関係も含めて出来る人がサッカーでも評価されると思う。

4.なぜサッカーなのかって事を考える

物心ついた時に好きで始めたサッカーはいつのまにお金が大きな比重になっているのも間違いないと思う。僕もその時期があった。
なんでサッカーやってるのか、これからもサッカーなのかボールを蹴るのか、サッカーに関わるのか。
なぜサッカーしてるのか。一回立ち止まって考えてみるのもいいと思う。
僕はこの決まらない1月、2月は有意義に使えたと思う。
いろんなところに行きアクションを起こした。
なぜそうなったかは長くなるのでまた次回に書こうと思う。
とにかくJリーガーになる前の学生時代のあなたに戻る瞬間であると思う。
最初の写真にもある通り自分は育ててくれたトラベッソでボールを蹴り本当に小さい頃のようにサッカーを楽しんだし純粋にサッカーを好きだと感じれた。
監督ともたくさん話したし、まさか半年後に監督が他界するとは思わなかった。
そこで名前もエンブレムをもらって今トラベッソを立ち上げたのである。
これも何かの縁でしかないと思っている。

ざっとそんな感じでまとめてみた。
これはあくまで僕の意見であり人それぞれなので胸に刺さった人は意識してみるといいと思う。

今あなたは0円のサッカー選手、またここから1から這い上がる事ができるように色々きちんと受け入れて考えることは大切だと思う。
オーストラリアの問い合わせもお金やレベルを先に聞いてくるがまずオーストラリアに至ってJリーガーの選手をまず知ってるなんてことはない。
もちろんJ1のトップ選手は別として。
ならこの国で1から自分のサッカーの力を認めさせて契約を取る。
そこからまたチームの立ち位置や自分がこの先への道を作ってみる。
そんな選手がいたらぜひサポートしたい。

たしかに学生ビザを簡単に延長でき長くいようと思えばいる事ができるが目的なくダラダラいるのは個人的にはあまりおすすめしない。
長くいる、なんかしてるじゃなく何をして何を形にしたかって言うのが面白いと思うし、この国はそのアクションで、何かが起きる。
本当に素晴らしい国だし長くいたくなると思う。
長くいるなら生活する上で英語は必須だと思うしビザをもらえるようなスキルが必要である。
残念ながらAリーガーでない限りサッカーでは難しい。
だけど何かを学び何かアクションを、起こしてやりたい人がいたらぜひお話しだけでも問い合わせでみてください。

それができれば日本でも海外でもJリーグでも地域リーグでも納得のいくサッカー人生をやりきれると思う。
応援してます。

幸いにも僕はギリギリサッカー選手と言える生活をしてる。
ロックダウンもあるしサッカーの収入は満足いかず2年間貯金をすり減らして生活してる。
学校や他の資格にもお金を使ってるが僕はこれがもしかしたらこの15年で1番幸せな生活かなとも思ってる。
オーストラリア人の仲間もたくさんできた。
サッカーを続けながらつぎのことをトライして絶対引退する頃にはサッカーなくてもキチンと生活できる生き方を形にしていける自信が謎にサッカーよりもある。
昔からの仲間もAリーグでプレーしシドニーに来る際には国境を越えて会える。サッカーは素晴らしい。宏介ありがとう!

読んでくれてありがとうございました。