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【仕事告知】「ダ・ヴィンチ」7月号 一柳廣孝✕大道晴香対談まとめ

 本日もお知らせし損ねていたちょっと前の仕事の告知です。
 今年の総集編ということでご理解くださいませ。
 怪異怪談研究会という研究者のグループがあり、そちらに所属する方々がいくつの分科会で研究し、その成果を発表する書籍を上梓しておられまして、本書もその一環として今年の4月に出ました。
 それを記念して、怪異怪談研究会主宰の横浜大学教授・一柳廣孝先生と、先生のお弟子さんにして民間巫者研究の第一人者でいらっしゃる國學院大學助教・大道晴香先生の対談が「ダ・ヴィンチ」誌に掲載されました。そちらのまとめをやっております。

 紙幅の関係で当日のお話の1/10程度しか反映できなかったのがとても残念。非常に刺激的かつ示唆に富む対談でした。
 書籍はこちら。

 論集ではあります。しかし、一般読者も視野にいれた編集になっていて、最近流行りの怪談師や妖怪ブームの一端などに言及されています。
 怪談や妖怪ブームの実相を一歩踏み込んで知るには格好の導入になるかと思いますよ。
 また、本書の前に『怪異とナショナリズム』、近刊に『〈怪異〉とミステリ 近代日本文学は何を「謎」としてきたか』がありまして、併せて読むと表象文化としての「怪異」を大づかみできるようになっています。
 三冊読んで冥土に行こう!


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