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「怪と幽」14号発売

 8月26日(土)に松山市で行った講演会は無事終了し、その後昨日まで夏休みを取っておりました。
 その間に発売されていたのがKADOKAWA発行の「怪と幽」14号。

 内容は公式サイトからそのまま引用した以下を御覧ください。

お化け好きに贈るエンターテインメント・マガジン!
「怪と幽」14号は、特集二本立て!

特集1「奇想天外 きのこの怪」
きのこは不思議に満ちている。まず、見た目からして奇妙だ。美味しい食物として親しまれながらも、幻覚を引き起こしたり毒により死に至りしめたりする種が存在している点が不気味である。そもそも、きのこはかりそめの姿で、本体である菌糸は地下に広がり、普段は目に見えない。動物と植物のあわいで揺らめく神秘的な生態は、昔から人々を惹きつけてきた。きのこに関する神話・民話・文学は日本のみならず世界に分布している。熱狂的な愛好家がいる一方で、前号の特集「怪奇大特撮」で映画『マタンゴ』が“トラウマ特撮”として挙げられたように、恐怖の対象にもなり得た。幾つものきのこ文学を遺した泉鏡花や宮沢賢治、研究者の南方熊楠はもとより、きのこを存分に語る「キノコデー」を提唱した柳田國男まで──きのこは、お化け好きを虜にする!

特集2「幽霊と魔術の英国」
英国では、数々のお城や建築物に幽霊が現れるとされ、現在王室の面々が住まう宮殿も出るのは「当たり前」。霊の出現が観光名所としてのアピールにも繋がっている。そんな「この世ならぬ存在」との距離が地続きの国は魔術の本場でもあり、アーサー王に仕えたマーリンに始まり数々の魔術師の存在や影響が文化に色濃く現れている。英国発の魔術ファンタジー「ハリー・ポッター」シリーズの勢いも止まらない。幽霊と魔術が日常に息づいているこの国は、日本の作家や読者にも大きく影響を与え魅了し続けてきた。英国の幽霊と魔術の世界に、いざ出発!
もくじ
●特集1 奇想天外 きのこの怪
【復刻】 「くさびら」泉鏡花、「きのこ会議」夢野久作
【対談】 飯沢耕太郎×吹春俊光
【寄稿】 田中貴子、多田克己、飯沢耕太郎
【インタビュー】 貴志祐介  
【怪談】 安曇潤平 
【エッセイ】 高原英理、池澤春菜、ヒグチユウコ、日高トモキチ、保坂健太郎、堀博美
【ルポ】 玉置標本 

●特集2 幽霊と魔術の英国
【対談】 織守きょうや×河合祥一郎 
【寄稿】 植松靖夫、南條竹則、額賀澪
【復刻】 坂田靖子「オプション・ハウス」
【座談】 東雅夫×下楠昌哉×中島晶也×土方正志
【ガイド】 ハリー・ポッター世界にみる幽霊と魔術

●小説 京極夏彦、小野不由美、有栖川有栖、澤村伊智
●漫画 諸星大二郎、高橋葉介、押切蓮介
●論考・エッセイ 小松和彦、荒俣宏、加門七海、東雅夫、村上健司&多田克己
●グラビア 中野カヲル、芳賀日出男+芳賀日向、佐藤健寿、新井文彦、怪食巡礼
●怪談実話 鈴木光司、高木道郎、小松亜由美
●情報コーナー 山白朝子×乙一、東亮太×門賀美央子、三上延、夏原エヰジ、大島清昭、高木道郎、怪奇里紗、及川祥平 etc……

KADOKAWA カドブンより

 大変盛りだくさんでございますね。
 今号の見どころ、そして私が関わったページなどは明日から順次御報告していこうと思います。(私もまだ全部は読めていない)
 個人的には坂田靖子さんの「オプション・ハウス」復刻がGJすぎる。 

 


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