【コンサル】ポジションを取らない人

主客転倒とは、瑣末事を重視して、本来、大事にすべき人や物事をおろそかにすることを言います。村上です。

＠鷺沼発マネーコンサルティングスラッシュオー＆資産バランスプロジェクト

さて、コンサルをしてきて
「こりゃどうも無理そうだなぁ」
と思う時があります。

それは、ポジションを取らない人からの依頼です。
※SWOT分析の話ではありません💦

村上に依頼するわけですから、
少なからず問題や不安を抱えているわけです。
しかし、ポジションを取らないから上手く行かないケース
は数多くあります。

そんなわけで、ポジションの話です。
管理職・経営者・知的業務に関わる方は是非！

早速いってみましょー
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ポジションってなんだ？

これは自分の意見をハッキリさせるという
ことです。
もしくは、優先順位をハッキリさせる。

簡単なようでいて、実は難しいことなんです。
だって、言ったら守らないといけないから・・・
そして、ポジションを取ると摩擦は多少なり起こります。

ちなみに、サラリーマンの方は
ポジションを取らない方が多いような印象です。
摩擦を嫌がるケースもありますし、
上司と逆のポジションになったら困りますからね(笑)
ですので、ボカすのが最善なのかもしれません。

ポジションを取らないデメリット

ポジションを取ると、
・言ったことは守らないといけなくなる。
・摩擦が起こる。
すると、避けたくなるのも理解できます。
しかし、デメリットがあります。

それは、部下の能力が半分しか使えません！
コンサルとしてだけでなく、会社員時代からの経験です。

理由としては、仕事は「で、どうしたら良いの？」
という行動まで落とし込んで（決めて）
意味があるからです。

ポジションが明確でない方は、
行動（決めること）できません。

具体的に

会社員として、資料作成などは
数多くこなしていることと思います。

例えば、
「村上君○○について、ちょっと資料つくっておいて。」
こういった依頼は多くありますよね。

このように部下に依頼する方は要注意！

この依頼で作成できる資料は、
一次情報の羅列です。
良くて、多少の見解までですね。
行動のための資料なのか、概況を知りたいのか
わからないから当然です。

これで運よく資料が採用されて、
それが実行されたとしても
「あ～○○が良いと思ってたんだなぁ」
としか感じません。

自分が資料を作った意味が実感できないのですね。

さらに、この手の依頼をする方は
実行まで行かずに「検討する」になりがちです。
すると、作った意味さえないケースも多い。

自己肯定感も得られず、形にもならず。
それは無駄な仕事行きなので、
次回からの資料は期待できません。

ポジションを取るメリット

これは簡単です。
「○○についてちょっと資料作ってくれるかな。」
を
「○○が良いと思ってるんだよね。
確認したいから資料作ってみてくれるかな。」
と明確にするだけです。

すると、
「特に何を重点的に調べますか？」
など質問もすることができます。
つまり、一段深い考察をすることができます。

次に、その実行が採用されてもされなくても、
資料を元に判断されたと認識することができます。

その上！
「なぜ、実行されなかったんですか！？」
と聞かれる可能性があります。
これが摩擦ですね。

これ、実は良い摩擦です。
・資料のこの部分で良くない事がわかった。
・さらに上の上司からＮＯが出た。
など、コミュニケーションの深堀から
資料の考察まで共有できるからです。

結果、「今後の摩擦」を減らすことができます。

最後に

仕事では「行動すること」が主です。
「行動する」という仮定があるから
「資料作成」が発生します。

資料を見てから、行動する。

この考え方は一見正しいようですが
主客転倒です。
そして、より良い資料作成のためには
「自分では」当たり前だと思っても
ポジションを明確にすることをオススメします。

行動するための一助となれば幸いです。

という事で、また(●´ω｀●)
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