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"ビジネス英語"学習が日本人の英語をダメにする!?-海外勤務歴約8年の英語コーチが語る-

皆さんこんにちは!

MONEY ENGLISHコーチの大石です。

さて、今日はタイトルにもある通り、「本物のビジネス英語」の定義とは?

という話をしていきたいと思います。

「本物のビジネス英語」ってつまりどういうこと?と思うかもしれませんが、

本日は、海外で約7年間の勤務経験がある私が考える、

「英語で仕事をする為に必要なリアルな英語力 」とは?

ということをベースに、「本物のビジネス英語とは何か」を掘り下げてお話していきたいと思います。


そもそも「ビジネス英語」の考え方・定義って・・?

さて、早速話を進めていきたいと思いますが、

現在日本国内でも、英語の利用シーンが仕事などで増えてきており、「どうにかして英語を身に付けなければ!」と必要に迫られて切羽詰まっている方を多く見るようになってきました。

振り返ると、合計1000人以上指導してきましたがその半分以上がビジネス(仕事)で英語を使いたいという方だったかなという印象です。

そしてそれに呼応するように現在日本では、ビジネス英語スクールのようなサービスも数多く台頭してきていますね。英語スクールでも、コースが用途毎に分岐しており、

・TOEIC対策コース

・日常英会話コース

・ビジネス英会話コース 等

利用シーンで分けられているものというのもよくある光景ですね。

私個人的に、このような英語学習サービスの在り方に関して、強い疑問がある!というのは一旦置いておいて、(笑)

一般的な「ビジネス英会話コース」の中身を考察してみると、、

・ニュースリーディング(ニュース記事を読解しましょう)

・メールライティング(英語メールを書きましょう)

・面接対策(英語面接を練習しましょう)

・ビジネスディスカッション(ビジネス英語で使うフレーズを覚えましょう)

等、なんとなくビジネスシーンに関連する内容でコースが構築されていることが多い印象です。

こういうものを総称して、日本では「ビジネス英語」と呼ぶことが多いようです。

「ビジネス英語学習」が日本人をダメにする!?

ここまで、日本国内における現在のビジネス英語の見られ方について説明してきました。

でも、ここで皆さんに質問です。

いわゆる「ビジネス英語コース」を受けたら、しっかりビジネスで使える英語力が身に付くと思いますか?

「NO」 です。

何故かって、そもそも考えてみてください。

例えば、日本語を学んで、日本で仕事をしたいと思う外国人を想像してみてください。

今は本当にたくさんの日本語学習者が世界中様々な場所にいますね。

では、実際に日本に来て働いている外国人労働者の95%以上が、

「ビジネス日本語コース」のようなものを受講した結果、日本語で仕事をすることが出来ている!!!のか!!というと、

そんなことはまずありません。

そうではなく、五十音や文法、単語、発音等の基礎を勉強して、地道に使う練習をしながら日本語を総合的にマスターしていくのです。

ではなぜ、日本では「ビジネス英語コース」というものが多く存在するのかというと、「売れるから」です。

あくまで企業のマーケティング戦略の一環です。

「ビジネス英語コース」!と書いて売ると、自分の表層ニーズに

ガツン!とマッチしますので、皆、考えることなく申し込んでしまうんですね。

ビジネス英語コースというのは、

(企業の)ビジネス(利益)(の為の)コースと言い換えた方がよさそうな気すらしますね。。苦笑

このような、本質的でない、ビジネスの為の英語サービスが多く存在するとから、英語学習に苦しむ日本人の方が未だに多くいるのだろうと、心の底から思います。。

本物の「ビジネス英語の定義」とは?

ここまで、前提のお話が長くなってしまいましたが、、

やっと本題に入ります。

私が考える「本物のビジネス英語の定義」とは、

”英語を使って様々な仕事の業務を遂行できる能力”だと思っています。

・・・「当たり前のことじゃないですか」

という声が聞こえてきそうですので、補足します。

現在皆さんは日本語を使いながら、様々な仕事をしていらっしゃると思います。

・接客

・会議

・メール・書類作成

・営業

・普段の社内コミュニケーション 等

ここには挙げきれないほど、多岐のシーンや業務があるかと思います。

では、

接客英語のようなものを学べば、接客の業務が英語でできるようになるのですか?

会議英語を学べば、英語の会議に問題なく参加できるようになりますか?

営業英語を学べば、英語で問題なく営業活動ができるようになりますか?

しつこいですが、答えはどれも「NO」です。

「接客できる能力と英語を話せる能力は違います」

「営業できる能力と英語を話せる能力は違います」

よく考えれば分かることだと思います。

英語が話せても営業が下手な人もいれば、

英語が下手でも、営業が上手い人もいます。

そこをどうか混同しないで欲しいなと思います。

なので、「本物のビジネス英語の定義」とは、

現在、母国語で行っている多岐に渡る業務やシーンを、

「母国語と同じように英語で再現できる」能力。

つまり言い換えると、本質的な「ビジネス英語」というのは

「ビジネスでも使える実践的な英語力」

というのが正しい捉え方になります。

「ビジネスでも使える実践的な英語力」とは?


では、

「ビジネスでも使える実践的な英語力」とは一体何でしょうか?

その正体は、

「日常生活を問題なく過ごせる英語力」や、

「英語の講義等を聴いて普通に理解できる能力」や

「外国人の友達との会話に必要な英語力」等 と

本質的には全く変わりません。

つまり、英語力をシーン別で分類・区別することは無意味であり、

ビジネスでも使える実践的な英語力というのは、他のシーンでも応用できる実践的な英語力でしかないのです。

それは、先ほどの外国人学習者の例でも言いましたが、

「単語」・「文法」・「発音」等の基礎をしっかり身に付け、

英会話だけでなく、4技能どれもバランスよく運用できる能力を身に付けていくということが必要だということになります。

私も現在、MONEY ENGLISHというサービスで、

様々な目的を持った英語学習者のサポートをさせて頂いておりますが、

指導している内容は全く同じです。

タイトルなし

生徒さんにいつもお伝えしていることを皆さんにも共有しますね。

①まずは英語の基礎を徹底的に叩き込むこと

②次に、4技能の実践力をバランスよくトレーニングしていくこと

③あとは、TOEICでもビジネス英語でも好きなところに行ってください!

という順番で英語学習というものは進んでいくんだよ、と教えています。

タイトルなし2

いつも生徒さんに見せているこの資料にもありますが、

「基礎」を自分の必要な形に「派生」させることは

英語学習における「正しいプロセスとその構図」の理解から始まる

ここまで説明すればなんとなくでも私の伝えたいことが理解していただけましたでしょうか。

なので、明日からは「ビジネス英語」勉強したいです。と言うのはやめて、「ビジネスで使える英語力」身に付けたいです。と言い換えるようにしましょう。

まとめ

本日も長くなってしまいましたが、まとめていきます。

①英語を勉強する際は、「〇〇英語」のように、シーン特化で勉強する という考えは推奨しません

②とりあえずTOEICのスコアが欲しい!から、TOEICスクールに通おう!のような英語学習の本質から大きく外れる英語学習方法を取る際は、しっかり自分で検討しましょう。

③「英語学習に近道も遠回りも無し」

 どのシーンでも総合的に運用できる実践的な英語力を身に付けましょう。

ちなみにMONEY ENGLISHは

どこの英語学習コーチングサービスよりも

「基礎学習を重視している」という自負があります。

「基礎なくして、応用はない」 というのもいつも生徒さんにお伝えしている言葉です。

考えてみてください。

皆さんも自分の得意なことを他人に教えよう!というような瞬間があったとして、まず何から教えますか?

答えは明白です。

「基礎がないと、その後、しっかり積みあがっていかないということ」

スポーツ選手もプロに近い選手であればあるほど、

「基礎練習」を重視します。

サッカー15年やってました!なんて人にも、プロは基礎中の基礎である「パス」の指導から入るなんてこともあるあるですね。

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それでは、また次回の記事で皆さまに会えることを心より楽しみにしています。

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