見出し画像

読書の秋は、だけじゃない

読書の“秋”が終わりに近づいてきました・・もっと本を読めばよかったと、“いつも”思います。

本を読む時間が、ほかの時間にすり替わっていて、いつの間にかその日が終わって、一週間が終わって、一か月が過ぎて・・という印象なのです。

読んでみたい本はたくさんありましたし、手許にあって読んでいない本も結構な数がありそうです。我が家は、防災だとか子どもがいたりとかで、きちんとした本棚がないというのも、じんわり気になっています。

夫婦で読書が好きで、同じ作品を時間差で読んだり、本から知識を得ることが多い生活をしてきました。とはいうものの、僕が多くのものを所有することに抵抗があるので、残っている本は多くありません。

かたや、子どもの本、絵本は「読んだら処分する」という性質のものではなく、何度も読んだり、時には以前読んでいた本を引っ張り出してきて読んだりということもしています。

保育園にある書棚も、貸し出しをしてくれて、毎日1冊づつ借りては寝る前に読んで、翌日は違う本を借りて・・というサイクルで、かなりの作品を読むことができました。昨今の事情もあり、いまは貸し出しを停止しているため、家の絵本を読み漁っています。

稲城は図書館が充実していて、中央図書館のほかに、各地域の公民館的な場所に小規模ながら図書室が併設されており、とても便利です。一時期、毎週のように通って借りていました。絵本も充実しており、子どもと過ごすにも時間が全然足りなくなるほど。

今秋は、ここnoteのおかげで、本を読むというよりは、読んだ本について書く機会が増えました。読書メーターから感想を引いて書く「書もつ」も、当初は1冊づつの紹介の予定でしたが、書くのが楽しくなってきて、いきなり4巻ものとか、テーマで3冊とか、・・予定は狂うもので(笑)

ここnote主催のコンテストでは課題図書が提示され、何冊か読んだこともありましたが、それ以外の作品での紹介や感想文が書きたくて、まずはそちらを優先させることにしました。

「読んでみたくなりました」とコメントいただくのは、とても嬉しいものですね。共感や感謝とはまた違って、興味を持ってもらうことの難しさは、言わずもがなです。

自分の心が動いた作品が誰かに届くのは、新しい嬉しさがある気がします。いつも読んでいただいて、スキをいただいて、ありがとうございます。

また、今月から始まって今月で募集期間が終わってしまう「旅する日本語」も、これまでの読書経験がベースになっているからこそ、ショートストーリーが書けるように感じています。

いや、経験ってほど読んでないし、読書経験にかかわらず素敵な作品を書く方は多くいるのも知っています・・。

華々しいものや、心を揺さぶるといった話・・には程遠い完成度ですが、クスっとしたり、ちょっと励まされるような話として、読んでいただいていたら嬉しいです。

読んだことのない本、への興味は子どもも同じ。

先日、大型書店に行ったとき、絵本を一冊選んでいいよーといったら、かなり迷っていました。結果的には、保育園の先生が読んでくれた作品が棚にあって、これ大好きなのー、と言って決めてくれました。親族の子あての本も選びながら、たっぷり1時間半もの間、本屋で過ごしました。足は疲れるけど、至福(笑)

今秋は、読んだ作品は多くはないけれど、本を読むことに関してはいろんなことが出来ていました。

例年とは違うことが経験できているので、そりゃ読む時間も減るよね・・と思いました。

読書の秋って、「書を読む」だけじゃないんですね。

#noteでよかったこと #読書の秋2020

この記事が参加している募集

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、僕だけでなく家族で喜びます!