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縁もゆかりも

以前、妻との結婚の経緯について、改札前での出来事について書いたことがあります。恥ずかしいので、最後に貼り付けるけれど(貼り付けはする)、結婚よりも遥か前に僕と妻は出会っていました。

コッシーさんの企画に参加する投稿です。#出会った日

遥か前・・なんて、ちょっと言い過ぎなような気もするけれど、40歳の僕が妻と出会ったのは、33年前のこと。ふつうのタイミングがよく分からないけれど、学生の時の・・とか、バイト先で・・とかって間柄なら、長くても10年前くらいでしょうか。僕たち夫婦は、学生といっても”小”学生の時の同級生なのです。

「じゃあ、お付き合いされていた期間が・・とても、長いんですか」

「いえ、むしろ短いと思います。付き合ってから、結婚するまでは9ヶ月くらいでした」

質問した相手が、だんだん混乱してくるだろうなと思いつつ、その続きを話します。

小学校で出会ったけれど、中学校は別々になり、以降ずっと接点がないまま、大人になって社会人10年目あたりで結婚した感じ・・なのです。


さて、企画の趣旨は、「出会った日のことを教えてください」でした。

転校生として僕のいたクラスに入ってきた女の子、という存在でした。だから、同日のやりとりのようなものも覚えていないし、出会いというか、出来事というか、会うべくして会った・・というものでもなさそうです。

当時、担任の先生が新卒で、文字通りキャピキャピしていた女性の先生でした。それに対して、転校生としてやってきた女の子は、口数も少なく、いつも何か不機嫌そう。でも、頭が良さそうな雰囲気を漂わせていたのでした。

僕の通っていた小学校は、2年ごとにクラス替えがありました。僕と転校生が一緒だったのは、2、5、6年生でした。特に5、6年生の時の先生がなかなか個性的な先生で、国語・算数を教えてくれない先生でした。

国語と算数の時間は、常に、漢字練習かドリル。早くできた人≒理解できた人のような発想で、時間がかかる人に教えてあげなさい、という教育方針でした。当時、塾に行っている人は、塾で先に進めるからいいものの、子どもが子どもを教えることの危うさのようなものを、子どもながらに感じたのを覚えています。

僕と転校生を含めた何人かは、その「早くドリルが終わる」人たちでした。周囲の人の相談に乗ったり、計算方法を教えてあげたりしつつも「なんで先生なのに教えてくれないの!?」と感じて(憤って)いたのは、僕も転校生も同じだったことは、大人になってから知るのでした。

披露宴のプロフ映像を作るために、特別に許可を得て訪ねた母校


僕は、あまりマメではなかったこととか、実家が何度か引っ越しをしたこともあるし、当時は紙の名簿管理だったから、ほかの同級生との繋がりがほとんどありません。

だから、僕と妻が結婚したことを知ったら、驚く人もいるでしょう。

小学校を卒業して28年が経ちますが、いまだに同窓会のお知らせを見かけたことがないのが残念でもあります。同窓会のお知らせが来たら、勇んで夫婦で参加したいと思います。


コッシーさん、楽しい企画ありがとうございました。ほかの方の、出会いの瞬間は、読んでいるとほっこりしますね。僕の場合は、思いのほか、恥ずかしくない記憶でしたが、書けてよかったです。



冒頭に書いた投稿はこちら・・この中でも「遥か前」と書いていて、僕の驚きの程度が伺えます。

#出会った日 #思い出 #転校生 #小学生 #夫婦

最後まで読んでいただき、ありがとうございました! サポートは、子どもたちのおやつ代に充てます。 これまでの記録などhttps://note.com/monbon/n/nfb1fb73686fd