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自分を大切にするってどうしたらいい?

よく「もっと自分を大切にしよう」とか、「自分と向き合う」とか、「心の声に従う」とか、「自分で自分の機嫌を取る」なんていうけれど、それって具体的にどうすればいいの?と思う人もいるのではないでしょうか。
私もよくこのnoteで上記のような言葉を綴ることがあります。
これは、私自身が身をもって経験した上で綴っている言葉ですが、そもそもそのやり方がわからないから困っているという人も多いように感じます。

実際私も、本当に自分を大切にできていない時に友人から「自分を大切にしてね」と言われた時、「どうすれば自分を大切にしていることになるんだ?」となった時代がありました。今では何度も経験しているので、「あ、今私自分のこと大切にできてないな」と気づくことができますが、そこに辿り着くまで時間がかかる人もいるかもしれません。
と言っても、そんな私も意識しないとつい自分のことを蔑ろにして他人のために走り回って、気づいた時にはだいぶヘトヘトなんてこともまだあります。
正直こればかりは、経験を積み重ねるしかないのかなとか、一緒にいる人にもよるかなと思うところはあります。

皆さんに方法を教えるというほどの立場でがありませんが、私が今まで自分を大切にするためにやってみたことや、普段どう自分と向き合って対話をしているかについてまとめてみようと思います。
あくまで2023年バージョンということで、これから年月を重ねればまた修正・追加になるとは思いますが…
どうしたらいいかそもそもわからないよって方は、もしよければちらっと覗いてみてください☺️
何か参考になるものがあったら嬉しいです!





1.居心地が良い環境に身を置く🌿

自分と向き合う時、自分がどこに身を置くかはとても重要に感じます。
家の中で一番居心地がいい場所、お風呂場だったりソファの上だったり。
もしくは近所の土手やお気に入りのカフェ、海辺。
自分がストレスを感じることなく穏やかに気持ちになれる場所に身を置いて、リラックスした状態を作ることがオススメです☝️
そうすると自然と肩の力が抜けて、頭を柔らかくなるのか、素直な自分が出てきます。

私はよく自然の中で自分の本音に気づくことが多いです🌳

2.気持ちをそのまま書き出してみる📔

私がよくやる方法は、“気持ちノート“に思っていることをそのまま書く方法です。
お気に入りのノートや手帳を専用のノートにして、そこにモヤモヤしている気持ちや怒っている気持ち、悲しい気持ち、全てそのまま言葉にします。
うまく言葉が思いつかない時はそれをそのまま書きます。
「うまく言葉にできないけれど、ずっとモヤモヤしている」とか「なんだかわからないけれど涙が出てくる」などです。
うまく綺麗な言葉を書こうとしなくて大丈夫です。
このノートのポイントは、その時の自分の気持ちや雰囲気を残すことです。
だから毎日書かなくてもよくて、気持ちが特に混雑している時だけでもいいんです。
そして1ページ全部に書こうとせず、3行だけでも、何ページにわたってもお構いなしです。
出てくるだけとにかく文字にします。
これは自由ですが、私はちょっとデコレーションもします。
その日の気持ちに色を決めて、その色のシールを貼ってみたり、雑誌の切り抜きを貼ってみたりします。
こういう創作活動の時間は無心になれるので、少し気持ちを整理しやすくなるんです。
誰かに見せるためのノートではなく自分のためのノートなので、自由にアレンジします。
日記というほど毎日でもなく、もっと内面の深いところを探るためのノートです。📓

もし継続するのが得意という方は、毎朝10分のノート時間を設けるとか、寝る前に必ず書く時間をとるなど習慣つけてもいいかもしれません!

雑誌の切り取りやマステでデコってます🖍️


3.幼少期の自分を思い出す💭

就職活動の時、「学生時代に力を入れて取り組んだことはなんですか?」という質問を絶対されますよね。所謂「ガクチカ」です。
その際大体の人は大学時代全体を思い出して、何かしら話すと思うんです。
ただ私はそれを考えている時にふと、「今までやってきたことって何だかんだ全部繋がってるな」と感じたんです。
そこで幼少期まで戻ってみると、私の行動のベースがどんなところにあって、どんな経験をした時に感情が大きく動くのか、そしてどんなことをしている時に夢中になっているか見えてくるんです。
高校時代や大学時代のことは割と考えやすいんですが、小中学生の頃の経験って普段なかなかな考えませんよね。
大きな出来事ならきっかけになったとわかりやすいかもしれませんが、案外日常生活の小さなこと、当たり前のように幼いことからやってたことに人となりが出るものです。
そういうところから、「あ、きっと私はこの頃から〇〇は得意、〇〇は苦手」とわかっていたのかもなとわかったりします。
私はこの方法で自己分析をした時、今まで自分がしてきたことに無意味なことって一つもないんだなと感じました。
失敗やニガい思い出も全て、今の自分をつくってくれた大切なピースなんだと気づきました。
このように考えることができると、就活などの面接の際にも役に立ちます。
この幼い頃からの今に至るまでの話は、面接官の方に非常に興味を持っていただき、
とても素敵な経験をしてきたんだね、よく自分をわかってるねと言ってもらえました。
これもまた頭だけで考えず、紙に書き出します。自分年表みたいにしてもいいし、思いついたことをバーっとメモしてもいい。これもあなたのその時の気分に従ってくださいね。

4.ネガティブワードをポジティブワードに変換してみる🗣️

「長所と短所は紙一重」って言いますよね。
例えば、「おせっかい」というネガティブワードは「人のために一生懸命になれる」とも言えます。
よく自分に対してネガティブな言葉をかけてしまいがちな方はそれを一回ポジティブワードに変換してみませんか?
例えば「考えてばかりで結局行動を起こせない、口だけだな私」なんて思っている方は「動く前にまずリスクを考え予想外のことが起きた場合の懸念点も考えて置くことができる慎重な計画タイプだな私」でいいんです。
「私はいつもすぐ疲れて休んでばっかり、結局何も頑張れてないじゃん」と思っている人は「私はきっと人よりセンサーが敏感だからこそ疲れも感じやすいんだな、でもそうやって人が気づかないことに気付いたり気を配ることができている時点で毎日私は頑張ってるよな」です。

私も適応障害になってから一日中動けない日があって、「今日私何もしてないじゃん。他の人はストレスを抱えながらも頑張っているのに何してんだろ私。」
と思う日もあります。
でもそうやって自分を責めると余計何もできなくなっちゃうんですよね。
だからそういうときは「でもこれまで私はいろんなことに振り回されてそのたびに全力投球してきた。あのとき休めなかった分今ちゃんと休んでいいんだ。この時間は私にとって必要だから体が動かないモードになってるんだ。休んだ自分偉い。」
と思うようにしてみました。
性格上、気質上、どうしても自分を責めてしまいがちだし、必要以上の責任感を背負いがちなあなた。
そういう人ほど自分にポジティブな言葉をかけてあげてください。
普段無意識に自分にネガティブなワードをかけてしまっていることが多いと思います。頑張っているからもがくし、頑張っているから疲れるし、もがいて苦しんで考えている時点で頑張ってますからね。

5.好きな香りに包まれる🫧

よくHSPさんは匂いに敏感だと言われていますよね。
私もどちらかというと敏感だと思います。
「いい女はみんなこの香水をつけている」「女優の〇〇が使っているのはこれ」
のように言われているブランドの香水はなかなか合いません。
香水というものに憧れるお年頃になってから何度かSNSでおすすめのブランドの香水を買ったりしたことがあります。
お店で試しに香ってみる分にはいい匂い!となったりするんですが、いざ購入して日常的に身に纏うと、なんだか違うな…となってしまうんです。
たまにつけていると気分が悪くなることもあったりします。
他の人がつけているのが香ってきたときはいい匂い!と思っても、自分が纏うとなるとかなり厳選しなければなりません。

そんな私ですが好みの匂いに出会うことができれば、それが私の癒しアイテムになります。
最近の私のお気に入り香りアイテムは下の3つです。

my favorite items🫶

①Aesop オロウスアロマティックルームスプレー
 さわやかなグリーンとシトラスがシダーとカルダモンにマッチしていて、清い森の中
 にレモンやオレンジなどの柑橘の木が植えてあり、そのさわやかな香りがスーッと
 漂ってくる そんな香りです。
 これは彼が癒しアイテムとしてプレゼントしてくれたもので、毎夜寝る前に2プッシ
 ュします。それが習慣付きこの香りを嗅ぐとリラックスできるようになりました。(→ https://amzn.to/3PjecDY )

②サンタールエボーテ 練り香水 ブラックティーの香り
 持ち運びに便利な練り香水。私の大好きなSHIROのホワイトティーの練り香水にも
 どこか似ていて嫌な残り香を感じない。紅茶の茶葉の深い香りの中に若干のスパイ
 シーさを感じる香り。練り香水はワセリンも含まれているので乾燥する季節にも役
 立つ。液体と違いあまり場所を選ばずにパーソナルスペースだけで香りを纏い直すこ
 とができて、お気に入りのアイテム。

(→ https://amzn.to/498cvQR )

③Afternoon tea ボディスプレー シャルドネダージリンの香り
 ふらっと立ち寄ったアフタヌーンティーで発見。紅茶の香りに目がない私は即手に
 取り香りを嗅いだ。これはマスカットを絞ったんか?というくらい。マスカットの
 フレッシュな香りにフルーツの甘さ、そこに微かに感じる茶葉の香り。
 上記二つと比べるとかなり甘い香りだが、バニラ系の甘さと違いさわやかな甘さな
 のであまり気にならない。また香水ではなくボディスプレーなので纏った時の香り
 そこまで強くないことと、持続力が弱いので、ちょっとしたお出かけにも最適。

シーン別にお気に入りの香りを変えるのも楽しい。
この香りを嗅ぐとやる気スイッチが入るとか、この香りは入眠に最適とか。
流行りや誰かの真似ではなく、自分が心地よいと思う香りの中で深く深呼吸をしてみてください。目の前に海が広がったり、まるで森の中にいる感覚になったり、お子さんが幼かった頃を思い出したり、静かなカフェで紅茶を飲みながら読書をしていたり、いろんな情景の中にタイムワープできますよ。おすすめです。

6.いつもなら断れないことを断ってみる🫸

よく断るのが苦手でなんでも引き受けてしまう方いますよね。(ここにもいます🖐️)
しかも引き受けたもんだから最後までちゃんとやらなきゃと思って妥協しない。
でも自分のキャパシティを超えていたり、やっぱりこなきゃ良かったと後悔したりして、必要以上に労力を使い疲れてしまうことありませんか。

素晴らしいんですよ、人から頼まれごとをして相手のことを思ったり、周りの状況をみて引き受けるのは。
でもそれがあまりにも自分の負担になるとわかっていたら、断ることが必要です。
断れないのにはいろんな理由があると思います。
断ったらどう思われるかなとか、断ったら次誘われなくなるかなとか、断ったら誰かに迷惑をかけてしまうかなとか。
でも案外頼む側はそこまで考えていなかったりします。
例えば飲み会。
いつもなんだかんだ毎回行くけれどすごく気を遣って疲れてしまうし、この時間があるなら家でゆっくりご飯食べながらドラマ見たい…と思ったことありませんか。
それなら何か理由をつけて断ってみましょう。
気が引けるかもしれないけれど嘘でもいいと思います。
「お誘いありがとう。でも今日ちょっと予定があって参加できないの。また今度参加させて!」といえば相手も別に悪い気持ちにはなりません。
予定があるというのも事実です。自分なりの予定があるんです。
今日は帰って資格の勉強をしたいと思ってたとか、ドラマをリアルタイムで観たいとか、帰って速攻寝たいとか。立派な予定ですからね。
私も最初は参加していたけれど、参加するたびにあまりいい気持ちにならない飲み会があって、ある時から何かと理由をつけてお断りしていました。
そうしたら心が楽になったんです。自分のペース、自分のリズムがあります。
それを大事にしてくださいね。

お仕事もそうです。私はまだそこまで頼まれるほどの経験をしていませんが
どう考えても手一杯だなと思ったとき一度このように上司に確認したことがあります。
「これはいつまでに仕上げればよろしいでしょうか。実は今〇〇と〇〇を抱えています。初めての業務ということもあり教えていただきながら進めていますが〇〇の納期が近いので、可能であればそれが完了してから取り掛かりたいのですが問題ありませんか?」
YESマンにはならないと社会人になるときに決めていたので、自分の意見はちゃんと言おうと意識していました。
もちろんその環境によって、相手によっては問答無用で引き受けなければいけないこともあると思います。
そんな時は周囲に助けを求めたり、助言を求める、自分の状況を伝えるなど、自分の中だけで閉じ込めないようにしてみてください。
あなたと同じように困っている人を少しでも助けたいと思っている人は、あなたのSOSに気づいてくれます。
私もまだ練習中ですが、断る経験をすると少しずつ断るということに抵抗がなくなってきます。自分の状況と頼まれごとをしっかり見定めて引き受ける・断る判断をすることを心がけてみてください!

7.今の自分を受け入れる🤲

今の状況を受け入れるって結構難しいですよね。
受け入れたくない状況もありますもん、たまに。
こんなはずじゃなかったのに、途中までは良かったのに、なんで私だけ。
でもこの事実は変わらないんですよね。
悔しいし、悲しいけれど変わらないんです。

だからまずはその気持ちを目一杯感じるんです。
悲しくて泣きたくなったら気が済むまで泣くんです。
悔しいって思ったら、悔しいよー!って声に出してみるんです。

そして気持ちが少しピークを過ぎたら振り返ってみるんです。
必ず原因があります。あなたが今のその感情になっている原因、きっかけ。
それを探して見つけたら、そりゃ悔しくて当然だとか、悲しくて当然だよと自分に教えてあげるんです。
今少し休まなきゃいけなかったら休んだっていいし、動きたい!とうずうずしているならできることからやってみましょ。
2にも少し似ています。気持ちを書き出して、気持ちを知る。少し客観的に自分をみてみる。そしてそんな自分も大切な自分の一面。この感情も大切な今しか味わえないかもしれない自分の感情。私ってこんな一面もあるんだとか、私この感情は初めてかもとか、案外私この事柄に力を入れてたんだなと気づく。
そんな自分を、なんてバカなんだとか、なんて鈍臭いんだとかネガティブな言葉で否定するのではなくて、なんか私らしいなとか、いつもの野心家な性格が今回は出過ぎちゃったとか、私結構頑張ったから少し休んで当たり前じゃんと認めてあげるんです。

私も以前、心を病んでしまったときに、自分の状態を受け入れるようになってから物事が少しずつ前に進み始めました。
引っかかっているもの全てを書き出して、その原因を探して、自分のいいところを褒めて、反省することも否定し過ぎずに「勉強になったね」といってあげる。
今こうやってしれたから次はきっと大丈夫だよ、これを知れたのは大収穫だねと。
自分で自分をハグする感覚です。

8.最後に

私が「自分を大切にできていないな」と感じるときは大体
断りたいのに断れない、自分の時間も欲しいのに他人に時間を割き過ぎている、
自分の気持ちにブレーキをかけ過ぎて何か我慢しているときです。
それに気づいたら上記で書いたようなことを意識します。

こんな感じで普段私どうしてるかな〜と考えながら書いてみましたが、無意識にやっていることがまだあるような気がしています💭
根本を見つめ直すものもあれば、一旦リフレッシュのためにという方法も。
ですが長くなってきたので今回はこの辺で。

自分と向き合うことは難しいです。ときには心に痛さを伴います。
でもその痛さを知った私たちはまた一つ大事なものを学んでいると思うんです。
そしてその痛さ、苦しさを知っている私たちだからこそ、周りの人に愛情を注げる。
そんなふうに思っています。
いつか今の苦しさが時を経て、喜びへと変わりますように。

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