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「男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる」を読んでみて思ったこと

日本における男性の育休取得率は残念ながらかなり低い状況です。それは一人ひとりの考え方が原因と指摘されがちですが、実は社会全体の仕組みが、育休を取りにくくさせているというのが原因となっているようです。

自分が育休を取得した理由

自分は現在、育休を取得しています。本心を話すと育休を取得しようと考えたのは、自分自身の中で仕事よりも家族の優先順位が高かったためです。職場ではもちろんこんなことは言えませんが、家族がいるからこそ仕事も頑張れるので、育休を取得することは自分の中ではすごく自然なことでした。

とはいえ、社内で男性が育休を取得している人は大変少ない状況でした。少なくとも自分の周りには一人もいなかったです。社内報などで育休を取得した人のインタビュー記事などを目にする機会はありますが、実際に話を伺ったわけでも無いですし、育休取得は自分の中ですごく不安でハードルを感じるものでした。

「男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる」を読んでみて

そんな中で出会ったのが「男性の育休 家族・企業・経済はこう変わる」という本です(育休取得してから読みました)

この本を読んで自分はやはり間違っていなかったということを再確認しました。男性が育休を取得することは企業に対しても経済に対しても、そして家族に対してもメリットが多いことをこの本が大変わかりやすく、具体的に解説していました。かなり良い本だと思います。

男性の育休取得がもっと広まって欲しい

ちなみにこの本でも書かれていることですが、育休を取得することに対し多くの誤解があり、なかなか育休取得率が上がっていない現状があります。その最たるものとして、金銭的な問題があります。詳しくはぜひ本を読んでいただきたいのですが、少なくとも育休中に暮らしていく分のお金については全く問題ないことを現時点、育休を取得している自分自身の実体験からも共有したいです。(育児休業給付金や児童手当などそれなりのお金を給付してもらえますし、社会保険料については育休取得中は免除されます)

この本を読んでみて、以下のような方にはぜひオススメしたいと思いました。

・これから育休を取得しようと考えている人
・育休取得中で悩んでいる人
・育休について知りたい人
・企業の人事で育休について知りたい人
・経営者で自社の育休取得率を上げたい人

自分自身、育休についてより深く考えるきっかけとなりました。2020年、現時点の育休に関する最新の情報がこの本につまっていますので、興味があるかたはぜひ参考にしてみてください。

#読書の秋2020

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